暑さ寒さも彼岸までと言います。
福山で自転車の70代はねられ死亡 全国交通安全運動初日
秋の全国交通安全運動の初日だった21日、福山市の信号機のない交差点で、自転車に乗っていた75歳の男性が軽貨物自動車にはねられて死亡しました。
21日午後6時40分ごろ、福山市沖野上町の片側1車線の市道の交差点で、道路を横断していた自転車が右側から走ってきた軽貨物自動車にはねられました。
警察によりますと、この事故で、自転車に乗っていた近くに住む中村安邦さん(75)が頭を強く打って病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡しました。
現場は信号機のない三差路の交差点で、警察は、車を運転していた60歳の男性から話を聞くとともに、自転車に乗っていた男性がヘルメットを着用していたかについても詳しく調べています。21日は、自転車に乗る際のヘルメットの着用などを重点目標に掲げた秋の全国交通安全運動の初日でした。(09月22日 NHK)
自転車同士が衝突 50代の女性が救急搬送も重体の模様 2人ともヘルメットを着用せず【岡山】
きょう(22日)午前、岡山市北区の市道で自転車同士が出合い頭に衝突し、女性が重体の模様です。
警察によりますと、きょう午前8時45分ごろ、岡山市北区津島福居一丁目の市道交差点で、50代の女性が運転する自転車と、20代の男性が運転する自転車が、出合い頭に衝突しました。
この事故で、50代の女性が病院に搬送されましたが、重体の模様です。2人ともヘルメットを着用していなかったということです。(RSK山陽放送)
ピクトグラムでヘルメット着用啓発 松本市が自転車通行帯に表示
松本市の市道の自転車通行帯に、ヘルメットを着用した人型デザインのピクトグラム(絵文字)が登場した。4月から自転車乗用時のヘルメット着用が努力義務化されたことを啓発するのが狙いで、全国的に珍しいとみられる。
松本城南側の外堀大通りに新設した自転車通行帯の起・終点などに、施工業者が路面表示した。ヘルメットはスポーツタイプを意識したデザインで、赤茶色にして目立たせた。
市は年に8キロずつ矢羽根の自転車通行帯を増やしており、今後は同様のピクトグラムに変更する。自転車推進課は、観光名所などを巡る3種類のサイクリングコースを念頭に、場所によってヘルメット部分の色を変えることも模索している。
市は、市内の高校に通う生徒や、高校生の市民にヘルメット購入補助金を出している。市の調査によると、高校生の登校時間帯の深志2交差点での着用率は約4割だが、全市的には2割程度とみられる。同課は「自転車の死亡事故をなくすため、地道な活動を続けていきたい」としている。(2023/09/20 市民タイムス)
自転車のヘルメット着用促進に「ヘルメットをかぶっても崩れにくいおしゃれな髪型」大学生らが発表【岡山】
きょう(21日)から秋の交通安全運動が始まりました。自転車のヘルメット着用率向上に繋げたいと、ヘルメットをかぶっても崩れにくくおしゃれな髪型を研究してきた大学生らが、考案した髪型を発表しました。
(ノートルダム清心女子大学2年 三宅心愛さん)「これで完成です。前を向いても、おでこの部分までちゃんと被ることができます」
ノートルダム清心女子大学の学生4人とJAF岡山支部などは、今年4月からヘルメットをかぶっても崩れにくい髪型を研究してきました。美容室のアドバイスも受け、髪の長さや手軽さなども考慮された髪型が完成しました。こちらは5分以内ででき、ヘルメットを脱いでもボリューム感がでるように工夫された髪型です。
(ノートルダム清心女子大学2年 三宅心愛さん)「髪型とヘルメットというのは、誰でもある悩みなのかなと。できれば実践していただいて、ヘルメットをみなさん被ってほしいなと」
ヘルメットの着用率は岡山県で7・4%、香川県で7・1%にとどまっています。学生らが考案した6種類の髪型は、今後カタログやJAFの講習会などで発信される予定で、ヘルメットの着用促進に繋げたいとしています。(2023年9月21日 TBS)
自転車ヘルメット「努力義務は非着用許可でない」
警察庁のまとめによると、4月に努力義務化された自転車乗車時のヘルメット着用率(7月調査時点)は、全国平均で13・5%にとどまっている。本県は平均を大きく下回る2・5%と、全国ワースト2位。最下位の新潟と0・1ポイントしか違わず、最下位と言っていいレベルだ。ヘルメットの着用意識を高めることは、安全意識を高めることでもある。運転免許がいらず、気軽でエコな乗り物である自転車は、一方で事故に遭うと加害者にも被害者にもなり得る。自転車利用者はそのことも十分に考えてほしい。
都道府県別の着用率上位は(1)愛媛59・9%(2)大分46・3%(3)群馬43・8%(4)鳥取30・9%(5)三重26・5%。愛媛は4月の努力義務化前から関連条例を施行するなどの取り組みを進めてきたといい、その成果が数字に表れたようだ。ただ、上位であっても2位以下は2人に1人未満しか着用していない。
一方、下位は新潟、本県に続き、秋田3・5%、大阪4・2%、福島4・3%―と、トップ3の1割に満たない。ワースト5は大阪を除き東北、北陸が占める。降雪、地形などにより、普段から自転車を活用しているかどうかも影響したとみられるという。
県警が発表した5月の自転車全国一斉取り締まり結果(本県関係分)によると、指導警告票交付数は265件で、前年を62件上回った。内訳を見ると併進、一時不停止、歩道通行の増加が押し上げた格好。どれも事故の要因になり得るものだ。自転車は気軽な移動手段という利点がある半面、歩行者を死傷させる恐れのある凶器でもある。
ヘルメット着用率下位について、雪や地形などで普段から自転車を利用しているかどうかも結果に影響したとされた。確かに積雪期ならそうかもしれないが、複数の大学や公的機関、商業施設などがコンパクトに集積されている弘前市などは、自転車が便利で、春以降の朝夕は通学・通勤の自転車が多数行き交う。
第1種原動機付き自転車(50シーシー以下のバイク)も、40年ほど前までヘルメット着用義務はなかった。もっとも自転車は運転免許が必要なバイクと異なるため、すぐに義務化とはならないだろうが、着用率が高まらない中で重大事故も多発するようであれば、議論も必要になるだろう。
今年7月には特定小型原動機付き自転車(電動キックボードなど)の交通方法などが規定され、ヘルメットは自転車と同様に努力義務となった。電動キックボードは条件を満たせば「自転車通行可の歩道」も走行できる。同じレーンを走る双方とも、交通ルールの順守は当然だが、それで事故のリスクがなくなるわけではない。自身の命を守るためにどうすべきかを真剣に考えてほしい。努力義務は非着用を正当化する抜け道ではない。(2023/9/16 陸奥新報)
自転車用ヘルメット着用率 宮城は10.8% 全国平均下回る
自転車ヘルメット啓発強化 秋の交通安全運動、県警が出動式
「秋の交通安全運動」岡山市で出発式 自転車のヘルメット着用などを呼びかけちなみに岡山県の着用率は7.4%(全国平均13.5%)
自転車ヘルメット着用率は? 群馬 茨城 栃木 東京 神奈川 千葉 埼玉では
自転車ヘルメットや事故防止など呼びかけ 秋の全国交通安全運動、島根県でも始まる
自転車ヘルメット着用率 徳島県は18.4% 全国平均上回る
自転車用ヘルメットの着用率 大分県は46.3%で全国2位
自転車ヘルメット着用率、全国最下位の新潟 知事「どうして」と困惑
自転車ヘルメット着用率 秋田県は3.5% 全国3番目に低い
トップ愛媛の59.9%に対し新潟は2.4% 自転車ヘルメット着用率に地域差 警察庁は効果を呼びかけへ
札幌の小学校で自転車用ヘルメット贈呈 “努力義務”北海道の着用率6.4% 全国39位
21日から秋の全国交通安全運動 ”自転車ヘルメット着用を”
秋の全国交通安全運動始まる 県庁で出発式
自転車ヘルメットの県内着用率6・1% 秋の交通安全運動で着用訴え
県内の自転車用ヘルメット着用率 11%余 全国平均下回る
自転車ヘルメット 関東1都6県 着用率に地域差
「自転車ヘルメット 重要」 卓球・静岡ジェード選手が呼びかけ 静岡市葵区
自転車用ヘルメットの着用率 栃木県は全国平均をやや下回る
自転車ヘルメット「着用」1割 東京都がネットで調査 努力義務化「知ってる」は9割
今年4月から、自転車に乗る時のヘルメット着用が全ての年齢で努力義務となった。その状況について、東京都がインターネットでアンケートをしたところ「着用している」人はわずか1割にとどまった。一方で、9割以上は努力義務化を知っていると答えた。
ヘルメット着用状況の質問に対し、「常に着用している」と答えたのは7%、「時々着用している」は3・7%だった。ヘルメットを持っているのに「着用していない」は5・8%。
着用しない理由を、複数回答可で尋ねると「義務ではなく努力義務だから」が43・9%で最多。「置き場がなく荷物になる」「頭が蒸れたり熱がこもったりする」と続いた。「髪形が崩れる」「見た目が気になる」を選んだ人もいた。自転車を利用した時に衝突や転倒などでけがをした経験がある人は3割を超えた。
ヘルメットを持っていない人のこれからの対応は分かれた。「今後入手し、着用するつもり」は32・2%だったが、「今後着用するつもりもない」は26%だった。また25・4%は自転車を利用しないと回答した。
改正道路交通法の施行で、4月からすべての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化されたことについて、95・5%が「知っていた」と答えた。
都の担当者は「結果を踏まえ、着用率のさらなる向上に向けた取り組みを検討していきたい」としている。調査は、「インターネット都政モニター」500人を対象に7月19〜27日に実施。485人が回答した。(2023年9月16日 東京新聞)
都筑区内自転車事故 73件で昨年同月比+12件
9月21日から30日までは秋の全国交通安全運動。神奈川県内では、全交通事故の発生件数に対し、自転車が関係する事故の占める割合は増加傾向で推移している。県警は今年度、自転車交通事故防止対策を最重点課題と位置づけ、対策に力を入れる。
都筑区でも2023年8月末現在で73件と昨年同月末比12件増と増加傾向にある。都筑警察署は自転車関連事故の発生が多い、茅ケ崎中央地区(センター南駅周辺)、中川中央地区(センター北駅周辺)、池辺町地区(ららぽーと横浜周辺)を自転車指導啓発重点地区として、取り締まりを強化している。
同署担当者は「自転車は免許がなくても乗ることができる便利な乗り物である一方で、交通ルールが軽視されがちになっている」と話す。
反則金賛成9割
全国的な自転車関連事故の増加を受け、警察庁は8月、軽微な交通違反で「青切符」を交付し反則金を納付させる「交通反則通告制度」の対象に、自転車を新たに加えることを検討すると発表した。(以下略 2023年9月21日 タウンニュース)
自転車事故、昨年比3割減 平塚署 AI活用し巡回奏功
平塚警察署管内で今年発生した交通事故件数が、前年同期比で2割近く減少したことが同署への取材で分かった。
中でも、昨年県内ワーストだった自転車事故は73件減って158件となり、同署は「AIを活用した夕方・夜間の巡回などにより、事故に歯止めがかけられているのでは」と話す。
今年9月14日現在の事故発生件数は505件で、前年同期比で110件減った。自転車事故は231件から158件と3割以上減少、高齢者関係の事故も230件から175件に減った。
今年に入ってからの死者数は1人(前年同期比マイナス2人)だった。同署管内では昨年1年間で、大和署管内に次ぎワースト2位となる878件の交通事故が発生。自転車事故は308件で県内ワーストだった。
今年に入り自転車、高齢者関係の事故が大幅に減少したことについて、交通課ではAIによる事故発生予測マップを用いた警戒活動や、警察官がスポーツタイプの自転車に乗って街中を巡回する「湘南平塚サイクルポリス」の存在などが事故減少につながっているとみる。
事故発生予測マップは、朝方と並んで事故が多い午後6時から9時の事故データをAIが分析。注意エリアが色分けされた地図を参考に、赤色灯を付けた警察車両などで巡回にあたっているという。 同署では「交通ルールやマナーを守り、加害者にも被害者にもならないよう心掛けてほしい」と呼び掛けている。(2023年9月21日 タウンニュース)