今年の梅雨入りは遅れているようです。
高齢自転車男が車道のセンターラインを爆走…対向車の前に“ひょっこり”飛び出し繰り返す 宮崎
宮崎・都城市で目撃されたのは、自転車でセンターラインを走り、車の前に飛び出し続ける男。動画が撮影されたのは、20日午前11時半ごろ。ストライプ柄のシャツを着た白髪の男が、前にかごがついたシルバーの自転車に乗っている。センターラインを走ったかと思えば、対向車線を横切り、一度右へ。
しかし、逆走したままバスの前に飛び出しひょっこり。バスは、衝突寸前でブレーキ。乗客が乗っているかもしれないバスに対して、あまりにも身勝手で危険な運転。しかし、これだけでは終わらない。対向車が来ているにもかかわらず、再びセンターラインへ。
そして、また前の車に飛び出すようなそぶり。さらに、その後ろの車にもひょっこり。たった40秒ほどの動画内だけでも、いくつもの危険な運転を繰り返すひょっこり男。意図的に車を挑発していたのだろうか。動画の撮影者は、恐怖を感じたという。
動画撮影者「急に飛び出してきたので、子どもたちも乗っていて、身の危険を感じ、慌てて撮影しました。わざとしているのであれば、危険なので本当にやめてほしいです」警察によると、今後付近の防犯カメラを調べるなど、道路交通法違反の疑いを視野に捜査していくということです。(2024年5月21日 FNN)
<続報>「よそ見していた」自転車の女性が車にはねられ死亡(宮城県大河原町)
事故があったのは宮城県大河原町金ケ瀬の町道。警察によると、25日午後7時頃、自転車に乗り走っていた大河原町の農業・庄司梅子さん(84)が後ろから走ってきた普通乗用車にはねられる事故があった。
庄司さんは頭の骨を折るなどして意識不明の状態で病院に搬送されたが、後に死亡が確認された。
また警察は車を運転していた大河原町の派遣社員・長山忠裕容疑者(52)を過失運転致傷の疑いでその場で逮捕。長山容疑者は「よそ見をしていたのは間違いない、別なことに気を取られていた」と容疑を認めているという。警察は長山容疑者が携帯電話を見ながら運転していた可能性も含めて、事故当時の状況を調べるとしている。(2024年5月26日 ミヤテレ)
歩道橋を自転車で走行していた30歳の男…自転車から降りて歩くよう注意され”逆ギレ” 50代男性の首を絞めて顔を殴り 傷害の現行犯で逮捕 北海道苫小牧市
北海道苫小牧市の歩道橋で、男性の首を締めて顔を殴るなどしケガを負わせたとして、市内に住む30歳のパート従業員の男が傷害の現行犯で逮捕されました。
男は5月30日午後4時15分ごろ、苫小牧市青葉町2丁目の歩道橋で、50代の男性の首を腕で締め、顔を数回殴りケガを負わせました。男性は顔面打撲の軽傷です。
警察によりますと、現場の歩道橋には、自転車を押して歩くよう呼び掛ける看板が設置されていて、男性が男に自転車を降りて通行するよう声をかけたところ、口論になったということです。調べに男は「顔を殴って首を絞めたことは間違いない」と話していて、警察は詳しい経緯などを調べています。(2024年6月1日 FNN)
傘を差した自転車をパトカーが呼び止めるもそのまま走行し転倒 首の骨を折る大けが
30日、三重県松阪市でパトカーが追跡していた自転車が転倒し、自転車に乗っていた男性が首の骨を折る大けがをしました。 警察によりますと、30日午後10時半すぎ、松阪市京町でパトロール中のパトカーが、傘を差しながら走行する自転車を見つけました。
警察は職務質問をするため、赤色灯を点灯し、マイクで停止を求めました。自転車を運転していた会社員の男性(52)は、これに応じずそのまま走行し、約330メートル進んだ先で、右折しようとしたところ転倒しました。男性はその際、歩道にあった車止めに頭をぶつけて、首の骨を折る大けがをしたということです。
松阪警察署の林伸一副署長は「けがをされた方の1日も早い回復をお祈りするとともに、今後、事故原因等について調査してまいります」とコメントしています。(2024/05/31 メ〜テレ)
都内で自転車の交通違反の一斉取締り 自転車事故増加傾向
自転車が関係する事故が増加傾向にある中、東京都内で自転車の交通違反の取締りが行われました。
警視庁によりますと去年、都内で起きた交通事故のうち自転車が関係する事故の割合は46.3%と年々増加していて、重大な事故につながる違反を減らすことが課題になっています。
29日は東京 台東区で警視庁による取締りが行われ、警察官が赤信号を無視したり一時停止をしなかったりした自転車を呼び止めて警告をしたほか、悪質な違反には刑事罰の対象となる「赤切符」を交付していました。
28日、都内117か所で行われた一斉取締りでは
▽信号無視と一時不停止で合わせて72人に「赤切符」が交付されたほか
▽傘差し運転やイヤホンの使用などで410人に指導・警告が行われたということです。
自転車の交通違反をめぐっては、反則金を納付させる、いわゆる「青切符」による取締りが2年以内に導入されることになっていて、警視庁は取締りの強化とともに交通ルールの啓発も進めることにしています。(2024年5月29日 NHK)
「自転車通勤率」全国1位の大阪と2位の京都で、事故率が驚くほど違う…京都の「自転車政策」のすごい効果
自転車事故を減らすにはどうすればいいか。自転車評論家でジャーナリストの疋田智さんは「右側通行する逆走自転車を減らすことだ。京都市では、自転車ピクトグラムが描かれたエリアを広げることで自転車の左側通行を徹底し、事故を減らすことに成功した」という――。
観光客と同じくらい多い自転車ピクトグラム
昨今の京都に行くと、これはもう誰もが気づく通り、外国人観光客だらけだ。京都駅に降り立ったときから、もう外国人密度がスゴい。清水寺に行くまでのあの小道なんて英語や中国語にかき消されて日本語が聞こえない。
とまあ、観光客が多いのは、もう誰もが知っている。で、ご存じだろうか、もうひとつ多いものがある。京都を知る人であればあるほど知っているのが、路面に描かれた自転車ピクトグラムだ。
そして、駐輪場。さらに言うなら、バスの中吊り広告などの政策アピール「自転車みえる化計画by京都市」の手合い。この街は、昨今、なんだか自転車プレゼンスがやたらに目立つのである。
道路1本、2本ではなく「面」で広める
京都市の「自転車総合計画」は今からもう14年前、2010年に始まった。最初に策定したポリシーが「自転車の通行空間を示すこと」。要するに自転車の左側通行を徹底させることだった。これはまあどこの自治体でもやっている。
ただ京都の違うところは「自転車はエリア単位で考えなくては」という考え方だった。道路1本、道路2本という単位でやっても仕方がない。生活者目線では、自転車で行く範囲は、常に「面」だ。
だから最初の自転車ピクトグラムと、矢羽根(方向を示す矢印のようなマーク)は、京都市役所前の1ブロック、2ブロック、という単位で描かれていった。それを「今年はどこエリア、来年はどこエリア、再来年は……」と続けていったわけだ。
つまり該当エリアなら、縦通りにも横通りにも自転車マーク。京都中心部の細街路には、これでもかとばかり縦横に敷かれ、今ではどんなに狭い通りでもピクトグラムを見ないところがないくらいだ。
クルマの「ドケドケ運転」にも効果あり
その結果、自転車が左側通行を守るようになった。これまでは左右デタラメに走っていたのが、矢羽根通りに左側通行。これで出会い頭の事故が減った。右側通行する逆走自転車が事故の原因であることは前回記事で解説した通りだ。
もうひとつ画期的だったのが、これら路面のピクトグラムを整備したら、クルマの平均スピードが落ちたことだ。これは歩行者にも非常に評判がよく、これまで「ドケドケ運転」をしていたクルマがおとなしくなったという(京都市の担当者の話)。
その結果、どうなったか。今回の記事の主旨はここにある。目に見える結果が出たのである。(以下略 2024/05/22 PRESIDENT )
パリ五輪代表の自転車は1985万円!東レ開発の“非常識マシン”が採用した「左側チェーン」の革命度
東レが開発したパリ五輪日本代表の最先端マシンの正体とは?
この自転車ならパリ五輪メダルの色が銀や銅から金に変わるかもしれない。東レが日本代表のために開発した最先端自転車は、1985万円(税別)で市販もされるという。
さらに、通常では自転車の右側につくはずのチェーンとギヤを左側につけた。世にも珍しい非常識的なフォルムをした超高額マシンの実力は?
そもそも自転車はなぜ右側にチェーンがあるのか? 「左側チェーン」の開発秘話から自転車にまつわる素朴な疑問まで、自転車専門記者が取材した。(以下略 2024.5.23 ダイヤモンド)
「“水素燃料”アシスト自転車」爆誕! なぜ水素? それは小さな小さな進歩
水素燃料アシスト自転車、なぜつくった?
公益社団法人 自動車技術会主催の「人とくるまのテクノロジー展2024」(パシフィコ横浜、5月22-24日)にて、水素を燃料にする「アシスト自転車」が展示されました。
この「FCアシスト自転車」を展示したのは、トヨタグループで自動車の内装品などを手掛けるトヨタ紡織。酸素と水素を「燃料電池(fuel cell)」に取り込んで発電し、その電気でモーターを回して走るトヨタ「ミライ」などの仕組みをアシスト自転車に応用したのです。
自転車のフレームには、水筒ほどのサイズの水素タンクが取り付けられており、フル充填で30-50kmほどのアシスト走行が可能だそう。バッテリーを搭載した電動アシスト自転車と変わらない使い勝手だそうです。
とはいえ、全体の重さは電動アシスト自転車よりも重いうえ、なにより水素の充填自体が、一般家庭では到底できません。電動アシスト自転車の利便性には遠く及ばないものの、今回は技術のアピールで制作したのだとか。
「搭載されている燃料電池はこれです」と、説明員が見せてくれたのは、片手に収まるほど小さな四角い箱でした。この小型燃料電池を活用した乗りものとして、アシスト自転車に応用したのだそうです。
小型化のカギになったのは、熱の循環だといいます。タンクと燃料電池のあいだに水を循環させることで、燃料電池の発電時の排熱を水素タンクの保温に、水素タンクの冷温を燃料電池の冷却に活用したことで、システム全体の小型化を実現したとのこと。
他方、「人とくるまのテクノロジー展2024」では、太陽誘電が航続距離1000kmという電動アシスト自転車を出展。こちらは下り坂を走る運動エネルギーを回生ブレーキで電池に戻して再利用するという、いわば電車のような電気の循環によって航続距離を延ばしています。(2024.05.25 乗りものニュース)
ついにJRの大幹線で「自転車そのまま持ち込み」通年化 サイクリスト熱望 “自転車の聖地”へ
上野から霞ヶ浦へ毎週末運行
JR東日本水戸支社は2024年5月17日、昨年の茨城デスティネーションキャンペーン期間中に特別実施した「常磐線サイクルトレイン」サービスを今年6月1日から通年で実施すると発表しました。
専用WEBサイトでの事前登録により、上野駅〜土浦駅間の対象列車に自転車をそのまま持ち込んで移動できるようになります。
同サービスは、昨年10〜12月に実施し、多くのサイクリストから通年実施の要望を受けたといいます。上野駅で、自転車を折りたたんで専用の袋に収納することなく、対象列車の車内にそのまま持ち込んで土浦駅まで移動し「つくば霞ヶ浦りんりんロード」でのサイクリングを楽しむことができます。(以下略 2024.05.22 乗りものニュース)