October 10, 2024

背景にあるものも重要な要素

ようやく秋らしい日が増えてきました。


10月というのに、つい最近まで真夏日があったりなど各地で記録的な暑さが続いてきましたが、気温も下がり、まだ暑い日もあるものの、秋の訪れを感じさせる日が出てきました。さて、そんな折りですが、最近の自転車関連のニュースの中から、目についたものを取り上げてみたいと思います。


【独自】事故多発の10車線巨大交差点で自転車と軽トラが衝突の瞬間 仙台



交通量の多い交差点で目撃されたのは、画面左から走ってきたトラックが自転車とぶつかる瞬間です。

通報した人:ドンって音がして気づいて、走って駆けつけて、状況を見てすぐ119番通報した。目は開いていたけど、返事はしていなかった。自転車に乗っていたのは30代の女性。トラックには生々しい傷跡が残っています。事故はどのように起きたのでしょうか。

現場は、10車線ずつの道路が交わる交差点。事故を目撃した人は、「日本一大きい交差点と言われているので、宮城県内でも事故が一番多い交差点として有名」と話します。警察によると、トラックと自転車は同じ方向に進んでいて、トラックが左折しようとしたところ、横断歩道を渡っていた自転車に接触したということです。

事故直後、自転車の女性は意識がもうろうとしていましたが、その後、会話が可能な状態に回復しています。(2024年10月1日 FNN)


怪我をされた方を批難するつもりはありませんが、動画を見る限りでは、自転車のほうが不注意だったのではないかと思える状況です。車道の端を走ってきて、いきなり横断歩道を渡るなんて無謀です。普通ならば、後続のクルマが来ないか確認するでしょう。ましてや巨大な交差点です。

警察の発表などは報道されていないので、詳細はわかりません。直進してきたのに、なぜ急に道路を横断しようとしたのかは不明です。想像ですが、例えばイヤホンをしていて注意散漫になり、後続車を確認するという当たり前の安全確認を失念したのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、辻褄が合うような気がします。単なる左折巻き込みなどではないですし、停止状態から横断しようとしたものでもなく、腑に落ちない事故です。警察は教訓とするため、事故原因などを公表してほしいですし、メディアはそれを報道してほしいものです。


「オレたちがこの道の王者だ」撮影者あ然…自転車4台が車道で危険運転 専門家「集団特有の“ある心理”働いたか」東京・板橋区

危険運転17日、東京・板橋区内の車道で合計4台もの自転車が車道を縦横無尽、我が物顔で危険運転する様子がカメラに捉えられた。専門家は、「集団行動特有の“ある心理”が働いた可能性がある」と指摘した。

「この道の王者だ」自転車4台が車道を縦横無尽に走行

「『オレたちがこの道の王者だ』みたいな、ちょっとおふざけには度がすぎるかなと…。小学生、中学生じゃないんだから」

撮影した人がこう話すのは、9月17日に東京・板橋区内の車道を縦横無尽、我が物顔で走っていた合計4台もの自転車についてだ。撮影した人が、交差点でドライバーが信号待ちをしていると、画面右側で右折する車の後ろを複数台の自転車が走ってきた。

撮影者:バイクと同じような状態ですよ。

信号の色が青に変わり、直進するドライバー。すると次の瞬間、驚きの光景を目の当たりにする。後方から車が来ているにも関わらずフラフラと蛇行運転する自転車。慌てて、クラクションを鳴らし事故にはならなかったが、思わず唖然(あぜん)とする光景。

危険運転撮影者:目を疑いました。ひいちゃう可能性もありますよね。「オレたちがこの道の王者だ」みたいな。みんなで楽しくワイワイ自転車で帰るような状態。

集団ならではの危険な“ある心理”

こうした危険な行為について、専門家は“ある心理”が働いた可能性があると指摘する。

明星大学心理学部・藤井靖教授:「グループシンク」と「リスキーシフト」の影響かなと思われます。

「グループシンク」とは、集団で意思決定する場合、個人より判断がゆがむことをいう。さらに、もう一つの「リスキーシフト」とは、物事を集団で考えた方がハイリスクな選択をしやすくなるという現象のことをいう。藤井教授は、これらの心理的要因が影響したのではないかと推測した。(2024年9月24日 FNN)


これは今まで聞いたことがありません。オートバイで集団暴走するならわかりますが、自転車です。集団意識があったのかも知れませんが、わずか4台です。自転車で道をふさぐような走行をするとは驚きます。例の「ひょっこり男」のような走行が増えているのもそうですが、意図的で無謀な走行が増えているのが気になります。


ペダル付き原付ついに「都内初の死亡事故です」発生7か月後に警視庁 “見た目も気分も自転車”がアダに?

ペダル付き原付ペダル付き原付を、原付と思わず乗っているケースが後を絶ちません。警視庁は秋の交通安全期間中にペダル付き原付を対象とした取締りを重点的に行っています。そんな中で、今年2月に発生した交差点事故について鑑定を行い、初の死亡事故として発表しました。

自転車だと思い、逆走していた可能性も

東京都内で初めての「ペダル付き原付」の死亡事故は、都会のどこにでもありそうなビル街で発生しました。悼む人のいない交差点には「死亡事故発生現場」という注意看板だけが残されています。

2024年2月2日20時30分頃、文京区湯島2-20先の交差点付近で北から南へ走る59歳の男性が運転するタクシーと、西から東へと走るペダル付き原付が衝突。ペダル付き原付を運転していた20歳くらいの外国人らしき男性が死亡しました。男性は病院に運ばれましたが、翌日1時14分頃死亡が確認されました。

発生当初は死亡した男性の乗る車両が、ペダル付き原付か、原付以上のペダル付き自動二輪に該当するのか、あるいはアシスト自転車なのかが判然とせず「ペダル付き原付ようの車両」と発表されていました。警視庁はこの車両について鑑定を行い、その結果、ペダル付き原付であることを確認して、9月26日に初の死亡事故の発表として公表しました。

なお、警視庁は死亡した男性の免許所持の有無、ナンバープレートの取付け状況や自賠責保険の加入状況など詳細について言及していません。

現場の交差点は、信号がなく、3方向に横断歩道があります。タクシーが走っていた通称「サッカー通り」は、歩道と車道が分離された片側1車線のすっきりとした直線路です。死亡した男性が走っていた道路は、片側にだけ歩道のある中央線のない一方通行。オフィスビルとマンションが混在していますが、見通しは悪くなく、街路灯もあり、夜の視認性も悪くありません。 発表された走行状況からすると、男性は逆走していた可能性がありました。

自転車であれば、一方通行でも「自転車を除く」という補助標識がついていて、除外されることが多いですが、原付の基本的な交通ルールは四輪車と同じです。本来、市区町村に届出をしてナンバープレートを付けるべきペダル付き原付を自転車として乗ることは、歩道走行で歩行者に危険を感じさせることが社会問題化していますがいつのまにか運転者の自覚も自転車を運転するように変えてしまい被害者になる恐れがあります。

意識は自転車でも、走行性能は原付。事故発生の可能性を高める原因の一つです。(2024.09.30 乗り物ニュース)


最近問題となっているモペット、ペダル付き原付による死亡事故が起きてしまいました。逆走も問題ですが、自転車のように歩道走行するモペットも多く目撃されています。スピードも出ますし、この違法走行のモペットの蔓延を放置していては、自損事故でなく、歩行者を死傷させるような事故が起きかねないのが懸念されます。


自転車に歩行者はねられ大けが 自転車の男性「よそ見して歩行者の発見が遅れた」



10月3日の夜、千葉県習志野市の歩道で60代の男性が自転車にはねられる事故があり、頭の骨を折る大けがをしました。千葉県警や消防によりますと、3日午後6時半ごろ、習志野市茜浜で歩道を歩いていた60代の男性が、自転車に乗っていた10代後半の男性に正面からはねられました。

はねられた60代の男性は病院に搬送され、頭の骨を折る大けがということです。10代後半の男性は当時、スポーツタイプの自転車を運転していて、聞き取りに対して「よそ見をして歩行者の発見が遅れた」という趣旨の説明をしているということです。

県警は当時の状況を詳しく調べるとともに、「自転車は、車道が危険な場合などは歩道を通行できますが、歩行者優先を徹底してください」と注意を呼びかけています。(2024/10/04 チバテレ)


地図を見ると、習志野市茜浜は湾岸道路沿いの工場などが立ち並ぶ、歩行者の人通りは少ない歩道のようです。当事者は正直に言わないと思いますが、これはスマホを見ながらの走行の疑いが強いと思われます。事故が起きても、その使用が不明なのですから、スマホ走行の蔓延を実際に防げるのかが課題となりそうです。


【何が】「ヤバイヤバイ」炎上自転車が何度も爆発 持ち主は自転車投げ捨て立ち去る バッテリーによる火災? 東京・大井町駅



東京・大井町駅前で、燃えさかる自転車を押しながら走る人物が目撃されました。この直後、自転車は爆発。6日のお昼過ぎに起きた自転車の炎上。イット!は自転車に火がついた直後の新たな動画を入手。3つの映像から、当時の状況が見えてきました。

別の映像を見ると、パンパンと音を立てながら燃え上がる物体に消火器を持った2人が駆け付け消火活動。一体、何が燃えていたのでしょうか。より近くで撮られた映像には、歩道の上で燃え続ける自転車が捉えられ、火が消えた現場には、焦げた筒のようなものが落ちていました。

警視庁などは、電動自転車のバッテリーによる火災かどうか調べています。一方、不可解なのが、自転車の人物の行方です。

目撃者:燃えてる姿を見た後、おそらく少しずつ一歩ずつ離れていくような形で逃げて行ったというか。おそらく外国籍の方だと思う。

自転車を放り投げるように手を放した後、現場からいなくなったといいます。警視庁によると、けが人はなし。現場から立ち去った人物を探しているということです。(2024年10月7日 FNN)


これも推測でしかありませんが、自分の自転車なら消火しようとし、その場から逃げないと思います。逃げた外国籍と思われる人は窃盗犯だった可能性があります。自転車が爆発して炎上するという事態もさることながら、外国人の窃盗団の自転車盗の増加が報道されています。この対策も急務に思えます。


凶悪犯を追え カギは“自転車”!? 知られざる捜査手法とは

自転車モンタージュ防犯カメラに写っているのは、都内で発生した強盗傷害事件の容疑者だ。警視庁が注目したのは、容疑者が乗っていた自転車だった。

わずかな手がかりをもとに5000万台もの膨大な中から1台を見つけだす自転車の画像解析=「自転車モンタージュ」。1人の刑事が生み出したその捜査技術と知られざる開発秘話に迫る。

その事件は去年9月に起きた。容疑者は屋外で女性の首を後ろから絞めて気を失わせ、バッグを奪い現場から逃走。警視庁が周辺の複数の防犯カメラを調べたところ、容疑者は事件の前後に自転車に乗っていたことが確認された。
それがこれらの画像だ。

このとき防犯カメラに写った映像の分析を行ったのが、警視庁捜査支援分析センター。通称SSBCと呼ばれる専門の部署だ。捜査部門から年間およそ250件の依頼を受けていて、そのうち6割以上の自転車が発見に至っているという。

5000万台の中から1台を捜せ

「この自転車を特定できれば、容疑者が誰なのかわかるのではないか」捜査に携わった三浦達也警部補(52)は、そう考えたという。さっそく自身が開発した自転車画像解析=「自転車モンタージュ」の作業を始めた。軽快車、いわゆるママチャリは基本的に12の部品からできている。

自転車モンタージュ「車種」特定 ヒントは“パーツ”

まず注目したのがハンドルだ。防犯カメラをコマ送りにしながら解析すると、ハンドルはまっすぐではなく「セミアップ」と呼ばれる手前に曲がった形、色はシルバーだとわかる。次に目を向けたのは、別のカメラに写ったカゴの形状。

この自転車はハンドルの前にカゴ=フロントバスケットが付いている車種だが、フロントバスケットだけでも主に5つのタイプがあるという。それぞれ材質なども異なるが、上の画像で左から2つ目の「ワイヤーバスケット」だと確認できた。

ここからさらに1つ1つのパーツを特定していく。チェーンカバーの部分を解析したところ、カバー越しに路面が一部写っていることがわかった。つまりカバーに欠けている部分があるタイプで、三浦警部補は長年の経験から「H型」と分類したチェーンカバーと推測した。

それぞれの部品の分析が終わると、独自に作った自転車データベースに入力していく。

データベースには自転車のデータ2万件以上が登録されていて、▼ハンドルは「セミアップ」▼カゴは「ワイヤーバスケット」▼チェーンカバーは「H型」などと入力していくと、それに合致する車種を検索で絞りこむことができるのだ。

自転車モンタージュ固有の特徴を分析〜“傷”や“カスタム加工”を見逃すな!

自転車の車種を絞り込めても、同じ車種は世の中に大量に出回っている。そこで次のステップとして行うのが、容疑者が乗っていた自転車固有の特徴の分析だ。

部品の損傷やカスタム加工なども1台の自転車を絞り込むための重要な情報になる。容疑者が写った別の画像。前輪と後輪に光っている箇所があるのがわかるだろうか。

これは「サイドリフレクター(反射板)」と呼ばれ、車のライトなどに反射してドライバーに自転車の位置を知らせるための部品だ。サイドリフレクターは何かの弾みで落ちてしまうことも多く、「前輪と後輪にサイドリフレクターが付いている」というのも1つの特徴になる。

さらに自転車のハンドル付近にも気になる点があると指摘した。「ハンドルの近くに輝いている光が見える。通常この部分がここまで明るく映像に写ることはないので、反射材のシールを貼っている可能性がある」

「手配書」から自転車を捜せ

自転車モンタージュ車種に加え、こうした固有の特徴を入力し、容疑者が乗っていた自転車をグラフィックで再現したのが下の「手配書」だ。

この手配書をもとに捜査員が付近を捜索したところ、現場から1.2キロほど離れた場所で特徴が一致する自転車を発見。これが容疑者逮捕のきっかけとなった。(※のちに起訴され、有罪判決が確定)

左側が手配書、右側が発見された自転車だ。車種だけでなく、ハンドルの下の部分に貼られた反射材のシールや前後輪のサイドリフレクターなど、特徴もほぼ一致していることがわかる。自転車モンタージュを活用して容疑者が検挙されたことについて、三浦警部補はこう話した。

三浦達也警部補 「自転車は車やオートバイに比べると1つ1つが小さい部品で作られているので部品の表面積が非常に小さい。しかも防犯カメラの映像は動いていてぶれるので解析はより難しくなります。ただ全く同じ自転車は基本的にないので特徴を明らかにさえできれば見つけられると考えています」(以下略 2024年10月1日 NHK)


凶悪事件の犯人逮捕のため、逃走した容疑者の乗っていた自転車から身元を割り出す、「自転車モンタージュ」という手法の記事が載っていました。初めて聞きましたが、そんなことが出来ることに驚きます。似たようなママチャリが氾濫していて、大きな駐輪場などだと、自分のものを探すのに苦労する人もいるくらいなのに、です。

最近は防犯カメラやドライブレコーダーなどが増えており、ひったくりから窃盗まで自転車を使って逃げる犯人に対して、これは有効な捜査手法になりそうです。こういう記事が注目されると、盗んだ自転車を使ったりする犯人が増えそうですが、自転車だけでなく、いろいろなモンタージュがあるのかも知れません。


使わなくなった自転車、自治体が無料で回収し海外輸出 売却益と効果は?

海外輸出京都府宇治市が集合住宅に住む市民を対象に、使わなくなった自転車を無料で引き取り、「リユース(再利用)品」として海外へ輸出する再資源化事業が好調だ。自治体の取り組みとしては珍しいといい、昨年度に集めた自転車は500台を超えた。ごみの減量や市民の環境意識を高める効果が出ているという。

自転車の海外輸出は、特別に予算枠を設けた職員提案の事業で、2021年度に始めた。通常、市民が捨てた自転車は燃えないごみとして収集し、埋め立て処分する。こうした廃棄自転車を減らそうと、事業ではマンションやアパートといった集合住宅から集めた自転車を専門業者に託し、タイやフィリピン、ミャンマーなど東南アジアの国々に届けて再利用してもらっている。

輸出した自転車は21年度254台、22年度296台。23年度は小型家電とともに自転車を引き取る個人宅への戸別収集も実施したため、515台と大きく伸びた。本年度は7月末時点で153台と、300台に乗るペースという。

1台当たり約400円の売却益があり、同約950円かかる処分費用の削減にもつながっているという。品質が良い日本製の中古品は海外で重宝されることから、駐輪したままの自転車を悪徳業者が盗み取る事案が全国で多発。こうした被害の防止にも役立っていると市はみている。

現状では、職員体制を踏まえ個人宅への戸別収集は難しいといい、対象を集合住宅に限定し、管理者や管理組合を通じて一度に3台以上を引き取っている。破損した自転車のほか、電動自転車も受け付けている。所有者が分からない放置自転車は、警察への照会と撤去告知などの手続きを求めている。

市まち美化推進課は「使える自転車をただ捨てるのはもったいない。ごみ削減の第一歩として活用してほしい」としている。問い合わせは同課0774(20)8692(2024年9月2日 京都新聞)


駅前などの放置自転車の中には、捨てる代わりに放置する人もいると言われています。つまり廃棄の代わりに放置しておけば、勝手に回収してくれるというわけです。引き取り手がなければ、やはり処分するわけで、こうした自転車も撤去移送して保管するよりは、無料で粗大ゴミとして回収して売却したほうが手間が減ります。

売却益が処分費用の半分もないのが残念なところですが、撤去移送費用は節約できそうです。資源としてのリサイクルにもつながります。本当は品質の良い自転車を長く使ったほうがいいと思いますが、次善としてのリサイクルは、埋め立て処分を減らす点でもいいのではないでしょうか。


自転車トライアルの本格コース誕生 茅野

トライアル自転車競技の一つで、岩や人工物などの障害物が並ぶコース(セクション)を足をつかず、制限時間内に乗り越える技術を競う「トライアル」の本格的なコースが、長野県茅野市豊平の八ケ岳エコーライン沿いに誕生した。

メディカルモールの開業支援を行う企業経営者の岩村比呂彦さん(60)が都内から茅野市に移住し、自宅敷地内に世界レベルのセクションを整備した。トライアルの競技人口の拡大を目指す。

■自宅敷地内に「世界レベル」

岩村さんの2人の息子は国内トップレベルの選手で海外遠征の経験もある。トライアルはスペイン発祥で欧州では人気競技の一つ。遠征などで海外勢との実力の差を感じた親子は、より良い練習環境を求めて茅野市に移住した。約5000平方メートルの広大な土地を購入し、約2300平方メートルの敷地に5種類のセクションとウオーミングアップエリアを整備した。

■国内シリーズ第3戦会場に

各セクションは長方形で幅7メートル、奥行き25メートル。セクションごとに岩のみ、コンクリートと廃材、タイヤや丸太など、丸太のみなどでレイアウトした。「世界レベルのトライアルパークを目指した」といい、早くも同競技の全国大会の会場に決まった。13日に国内シリーズの第3戦が行われる。

■競技広めつつ自転車王国に

岩村さんは2人の息子の練習環境を整えただけでなく、諏訪地域に同競技を広めたい考え。今月中に約6600平方メートルの土地を買い足して、レストランやキャンプエリア、林の中を走り抜けるサイクリングコース、宿泊エリアを順次整備し、トライアルパークを含めた敷地全体をスポーツとレジャーの複合施設「八ケ岳蓼科ロックビレッジ」として整備する構想を進めている。

「八ケ岳西麓はロードからオフロードまで多くの自転車愛好者が集まる場所。トライアルを加えたさまざまな自転車が楽しめる自転車王国のような場所にしたい」と語る。

トライアルだけにとどまらない構想の裏には「自転車を極めた選手たちがセカンドキャリアを自転車に関わりながら生きていける環境をつくりたい」という思いもある。

レストランなどの各種施設の整備が整うまではセクション利用料は無料にする。岩村さんは「トライアルに打ち込むと、知らず知らずのうちに体幹が鍛えられる。別のスポーツに打ち込んでいる子どもたちが、練習の一環で楽しみながらトレーニングをするのもいい」と来訪を歓迎し、自転車も貸し出す。

 13日の競技会は午前9時ごろ開始予定で、自由に観覧可能。問い合わせは電子メール(tateshinatrialparkjpn@gmail.com)で。(10/3 長野民報)


個人の自宅敷地内に世界レベルのセクションという点が驚きます。サイクリングロード、MTBのダウンヒルやトレイルのコースなどはありますが、トライアルのコースというのは日本には少ないと思うので、競技人口の拡大にも資するでしょう。せっかくですから、自治体などももっと広報などに協力したらと思います。


デル株式会社

◇ 日々の雑感 ◇

石破首相は12人を非公認にしましたが、国民は不十分と感じ、党内は反発です。非公認がいかに辛い処分かと言っていましたがそれと人数は無関係でしょう。いかにも中途半端、やるなら裏金議員全員非公認だったのでは。

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