字の通り、一年で最も寒さが厳しくなる頃です。実際には先週厳しい冷え込みとなったぶん、今週は気温が上がるようです。さて、そんな時期ではありますが、今回は最近の自転車関連のニュースの中から、目についたものをいくつかピックアップしておこうと思います。
【独自】「心臓止まりそう」飛び出した車避け雪道で右へ左へ大きくスリップも衝突回避 高齢者乗る自転車信号無視で飛び出し急ブレーキで間一髪 あわや衝突の瞬間2連発
(中略)あわや衝突の危険な瞬間は、東京・豊島区でも。1月10日、帰宅途中のドライバーが青信号の交差点を通過しようとした、その時でした。画面右側から、突然自転車が飛び出してきたのです。ブレーキを踏み、間一髪で止まることができましたが、自転車との距離は数十cmにまで迫っていました。
ドライバー:心臓が止まりそうというか、もう、ほぼぶつかったかなと思ったくらいで。
自転車に乗った人物も驚くようにのけ反りますが、ぺこりと一礼して下がってから、走り去っていきました。
ドライバー:(運転手は)70代ぐらい。こちらを見て驚いた感じ。ぶつかって死んじゃったら大変。
見通しの悪い場所では、より一層安全運転を心がけましょう。(2025年1月14日 FNN)
あわや衝突という映像がニュースになっていました。前半の雪道で飛び出してくるクルマも怖いですが、後半の高齢者の乗る自転車の飛び出しも怖い状況です。これは東京の話なので雪で止まれなかったわけではありません。飛び出した理由はわかりませんが、自転車に乗るのに慣れていなかったのでしょうか。
もし日常的にこういう乗り方をされているのであれば、長生きは見込めないでしょう。私も似たような飛び出しに遭ったことがありますが、いつ起きてもおかしくないのが怖いところです。事故になれば、こちらが悪くなくても、ある程度責任が生じる可能性があります。もし死亡でもされたら目も当てられません。
高齢者であっても、無謀で傍若無人な走行をする人がいます。見ればクルマは警戒しますし、避けようとするでしょう。だからと言って、それが許されるわけではありません。高齢者に対しても、うっかりや少しの油断が事故に直結することを、もっと啓発する必要がある気がします。
初の運転免許の停止処分も…自転車の酒気帯び運転厳罰化後2か月間で14人を検挙、30代が7人で最多、北信で7人中信で6人
自転車に関する罰則が強化された2024年11月の道路交通法改正後、長野県内では12月末までの2か月間に14人が酒気帯び運転で検挙されたことがわかりました。
県警によりますと、検挙されたのは、20代から60代の男性14人で、年代別では30代が7人と最も多くなっています。
地域別では北信で7人、中信で6人などとなっていて、いずれも警戒中の警察官が職務質問をしたところ、酒気帯び運転が発覚したということです。2024年11月1日の道交法の改正により、酒気を帯びた状態で自転車を運転した場合、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されます。
また、12月には、自転車の酒気帯び運転で検挙された北信地方の30代の男性が、運転免許停止の行政処分を受けています。(2025年1月9日 信越放送)
相変わらず、自転車の酒気帯び運転の取締りが報じられています。それだけ各地の警察が重点的に取締りを強化しているのでしょう。ただ、突然増えたはずもなく、これまでも如何に多かったかが伺われる結果と言えるでしょう。自転車だからと日常的に違反していた人は想像以上に多かったようです。
酒飲んで自転車で道路脇に転落…死亡した50代男性を道路交通法違反の疑いで書類送検、自転車の酒気帯び運転厳罰化後県内初の死亡事故
長野県生坂村で2024年11月、自転車で道路わきに転落して死亡した男性が、14日、酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。酒気帯び運転などの疑いで書類送検されたのは生坂村の50代の男性です。
調べによりますと男性は、2024年11月1日の午後7時すぎ、生坂村北陸郷(きたりくごう)の村道で、自転車を運転していて、道路から80センチほど下の民家の生垣に転落し、その後、死亡が確認されました。
警察は男性が酒気を帯びた状態で自転車を運転し、前方の安全確認が不十分のまま進行したなどとして、容疑者死亡のまま14日午前、地検松本支部に書類を送りました。警察によりますと2024年11月の法改正以降、自転車の酒気帯び運転による死亡事故は県内初だということです。(2025年1月14日TBS)
こちらの記事では酒気帯び運転の容疑者が死亡したにもかかわらず、送検されたようです。酒のせいで自損事故を起こし亡くなったのでしょう。自業自得とは言え、わざわざ送検するのも死者にムチ打つようで容赦がない気がしますが、まず捕まるかの前に危険であることは、全ての常習者が教訓とすべきでしょう。
自転車で飲酒運転した男逮捕 基準値4倍のアルコールを検出
14日夜、那覇市で酒を飲んで自転車を運転し事故を起こしたとして、18歳の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。酒気帯び運転の容疑で逮捕されたのは、自称・専門学生で那覇市に住む18歳の男です。
警察によりますと男は14日午後10時ごろ、那覇市泊の県道29号線で酒を飲んだ状態で自転車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いが持たれています。この際、停車中の乗用車に追突する事故を起こしていて、男の呼気からは基準値のおよそ4倍のアルコールが検出され、その場で逮捕されました。
「酒は抜けていると思った」と容疑を否認しているということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。(2025年1月15日 琉球朝日放送)
基準値6倍超のアルコール 自転車運転で男逮捕 「お酒は飲んでいません」容疑否認
14日未明、福岡市南区で、酒を飲んで自転車を運転したとして、自称自営業の30歳の男が現行犯逮捕されました。
14日午前0時ごろ、南区高宮の通称「高宮通り」で、警察官が無灯火で走行する自転車を発見し、運転していた男に声をかけました。
男から酒の臭いがしたため呼気を調べたところ、基準値の6倍を超えるアルコールが検出されました。酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、自称自営業の花田実希登容疑者(30)です。警察の取り調べに対し、花田容疑者は「お酒は飲んでいません」と容疑を否認しています。(2025年1月14日 RKB毎日放送)
基準の4倍とか6倍のアルコールと、クルマでの違反と比べて高い数値が多い印象があります。それでも乗れてしまうという面もあるのでしょう。逮捕で、それなりの代償を払うことになりそうですが死亡しなかっただけ幸運かも知れません。飲みに行く時は、クルマはもちろん、自転車を置いて出かけることを徹底すべきでしょう。
【元警察官】が答える!「自転車の青切符でも点数つく?」まず何が違反なのかを知らないと! 累積点数は……
自転車の危険運転が大きな社会問題に発展するなか、2024年11月からはスマホなどの「ながら運転」の罰則が強化され、新たに「酒気帯び運転」が罰則の対象に加えられる道路交通法改正(2024年11月1日一部施行)がおこなわれました。
「知らなかった」では済まされない、自転車でも取り締まりを受ける違反や刑罰を確認していきましょう。
こんなにあるの!? 自転車でも適用される違反と刑罰
従来ならクルマやバイクだと取り締まりを受けるけど自転車なら許されていたという違反でも、法律が改正されて厳しい取り締まりを受けるようになりました。ここで挙げるのは、自転車でも適用される違反の代表例です。
飲酒運転については「クルマやバイクはダメだけど自転車ならOK」という風潮がありましたが、そもそも道路交通法はすべての「車両」について飲酒運転を禁じています。法律上、自転車は軽車両に含まれており、大きなくくりでいえば車両の仲間なので、お酒を飲んで自転車を運転すれば違反です。
これまで、自転車による飲酒運転では、酔いの程度が重たい「酒酔い運転」のみが処罰の対象でしたが、法改正によって呼気1リットルあたり0.15ミリグラム以上のアルコールを身体に保有する「酒気帯び運転」も罰せられるようになりました。
スマホを手に持って通話したり、画面を見ながらLINEするなどの操作をしたりといった「ながら運転」は、クルマだけでなく自転車でも違反です。これまでもスマホなどのながら運転は取り締まりの対象でしたが、法改正によって罰則が強化されています。
改正前の罰則は5万円以下の罰金でした。改正後は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金に引き上げられ、さらにながら運転が原因で事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。罰金で済まされていた違反が刑務所へと収容されるおそれも生じたと考えれば、この罰則強化がどれだけ厳しいものかわかるでしょう。(中略)
自転車で青切符を切られるとクルマの免許にも影響するのか?
2024年5月に道路交通法の改正が国会で可決されたので(2024年5月24日公布)、自転車での違反にも「青切符」を交付できるようになります。青切符についてはまだ施行前なので、いま違反をしても青切符を切られるわけではありませんが、公布後2年以内には施行される予定です。
青切符が導入されると、自転車での違反でも「反則金」を納付することで正式な刑事手続きが免除されることになりますが、ここで気になるのが「点数はどうなるのか?」という点でしょう。
クルマやバイクで交通違反を犯して青切符を切られると、違反ごとに決められた点数が加算され、累積点数が一定を超えると免許停止・取消しといった処分を受けます。すると、クルマやバイクの免許をもっている人が自転車で違反を犯して青切符を切られたとき、免許にも影響するのかという点は気になるところです。
結論をいうと、自転車で違反を犯して青切符を切られても、クルマやバイクの免許に点数が加算されることはありません。
そもそも点数制度とは、違反点数に応じて行政処分を科すことで、ルールを守れないドライバーを交通社会から排除しようという、思いのほか厳しい趣旨で設けられたものです。この趣旨に照らすと、自転車の運転には免許が不要であり行政処分を科すことができないので、青切符が導入されたとしても点数制度の対象外となります。
自転車で違反をしてもクルマやバイクの免許には影響がありませんが、反則金の納付を求められること、反則金を納付しない場合は事件として正式な刑事手続きに移行すること、有罪であれば罰金でも前科がついてしまうことには変わりはありません。自転車も活用しているドライバーやライダーの方は「自転車だから関係ない」と無視しないようにしましょう。(2025/1/12 モーサイ)
こちらはニュースではなく解説記事です。今後、青キップの制度が施行されると、反則金の納付が求められることになりますが、その場合、違反点数が加算されるのかが気になる人もあるでしょう。こちらの解説では、反則金の納付は求められても、違反点数制度は対象外と説明しています。
「自転車の酒気帯びで免停」に疑問の声も…識者「車と区別するのはナンセンス」と明言する納得の理由
自転車で道路交通法(道交法)に違反して、運転免許の停止処分―。先月末、北信越エリアで自転車の酒気帯び運転で検挙された男性が6か月未満の免許停止の行政処分となったと報じられた。
この事案に対し、ネット上では「自転車の違反で免停はおかしい」と疑問を呈する声も見受けられた。
報道によると男性は自転車乗車中に職務質問を受け、酒気帯び運転として検挙された。その後、車でも交通の危険を生じさせるおそれがあるとして、免停処分になったという。
ネット上では「お門違い」の声も
ネット上のコメントでは「やむなし」と理解を示すコメントが目立った一方、「自転車の飲酒運転で自動車を運転できなくなるのはお門違い」という意見や「免許を持っている人だけが行政処分を受けるのは不公平」といった疑問の声も少なくなかった。
こうした声に対し、「車輪のついた乗り物で違反を犯せば、資格を失ってもしかたありません。自転車と自動車で区別するのはナンセンスです」と喝破するのはNPO法人自転車活用推進研究会(自活研)理事長の小林成基氏。自転車青切符導入の検討会メンバーとして、道交法改正にも深く携わっている人物だ。
「運転免許は車という危険なものを扱うことを特に許可するもの。自動車に比べれば安全なはずの自転車で危険な運転をするような人には運転免許を持つ資格はありません。理屈は至ってシンプルです。お門違いとか不公平とかそういう問題ではありません」と小林氏は言う。
そのうえで小林氏は次のように補足する。
「自転車で違反し、その内容が著しく危険な場合に免許取消しというルールは以前からありました。たとえば酒酔い運転や交通事故ですね。その後、免許停止も新たに加わっています。酒気帯びのほか、スマホなどのながら運転でも、検挙時の状況によっては免停や免許取り消しになり得るということです」
酒気帯び運転とながら運転は昨年11月の道交法改正で新たに罰則付き違反(赤切符)となった。これにより、同違反が「車以外の道交法違反も免停や免許取り消しの対象」に該当することになり、冒頭の事案のように行政処分につながったとみられる。
どんな場合に自転車の酒気帯びで免停になる?
では、自転車の酒気帯び運転もしくはながら運転で免停になってしまうのはどのような場合か。小林氏は「赤切符を切られてしまえばかなりの確率で免停になると思います。酒気帯びやながら運転時に警察に注意されて逃げたり、抵抗したりすると厳しいでしょうね」と指摘する。
自転車については道交法改正で、2026年5月までに反則金制度(青切符)の適用も決まっている。自転車に対する規制が着々と原付や自動車に近づいている格好だが、小林氏はその背景を次のように解説する。
「警察が強い危機感を持っています。事故自体の数は落ち着いてきていますが、全事故に占める自転車事故の構成比は2017年以降、年々増加しているんです。われわれとしては自転車の規制が増えるのはいいことではありませんが、この状況にどこかで歯止めをかける必要があるというのは同じ思いです」
自活研が2016年から毎年12月に発表している「自転車10大ニュース」の2024年版でも自転車の規制に関するニュースが多くを占めた。「いっそのこと自転車も免許制にすればいいという意見も聞かれますが、短絡的だと思います。それで事故が減るなら、なぜ自動車事故は減らないのでしょうか。大事なことは各自の意識であり教育です。
自転車と運転免許の関係はまだ試行錯誤が続くでしょう。判例を積み重ねる作業に注目したいと思います。
ただ、それ以前に免許の有無ではなく、車輪がついた乗り物に乗る場合には十分にそのリスクを認識し、交通ルールを守る。それが徹底されていれば、車歩道の安全は保たれるはずです」(2025年01月17日 弁護士JPニュース)
一方、こちらの解説記事では、自転車の違反でクルマの免許停止になった事例を紹介し、自転車でも点数制度の対象となると説明しています。その前の記事とは正反対なので戸惑うところではあります。反則金を課せられる時点で行政処分なわけですから、点数が引かれる可能性は十分あります。
まだ自転車の青キップは施行されていないので、このあたりの扱いは警察の施行令などでも、まだ明示されていないのかも知れません。施行後、点数が1点、2点と加算されていくことになるのかはわかりませんが、これまで免許の停止にならなかった人にも、自転車の違反で点数が課せられていたのかも知れません。
今回の議論が起きる前、かなり前ですが、自転車の危険な行為により重大な事故が引き起こされた事例や、歩行者に重傷を負わせたにもかかわらず立ち去った事例などに、クルマの運転免許停止処分が下されたことがあります。このブログの過去記事から検索するといろいろ出てきます。

その時どきの自転車関連のニュースを記録しているおかげで調べられて便利だと思っているのですが、それはともかく、多い数ではありませんが、全国でも何件かは免許停止処分が下されています。ですから、少なくとも一発で免許停止や免許取り消しなどになる可能性が、今後もあるのは間違いないでしょう。
ただ、1点、2点と加算されていった結果、累積で免許停止になったというニュースは見当たりません。これまではそのような運用はされていなかった可能性はあります。ただ今後、自転車の青キップ制度が施行されれば、点数の加算制度が導入されることもあり得ると思われます。
運転免許を持っていなければ免許停止にならないのは不公平だろう、との議論が以前も起きた記憶があります。たしかに不公平であり、自転車の違反によってクルマの免許を持っている人だけ取り消されたりするのは理不尽だという意見も理解は出来ます。
しかし、道路交通法を理解してクルマの運転免許を取得している以上、軽車両であっても運転者に責任が問われるような違反をしたことについては認めざるを得ないと思います。法律の考え方から言えば、不公平は生じたとしても、点数の行政処分が下されても仕方ないということになるのではないでしょうか。
今後の運用はわかりませんが、これまでの事例を見る限り、反則金はなくても、免停処分の根拠としての違反点数の考え方はあったものと思われます。今後、1点ずつ加算されていくような運用となるかは不明ですが、反則金だけでなく、違反点数も課せられると考えておいたほうがよさそうです。
「売って生活費の足しにしていた」電動アシスト自転車盗んだ疑いで38歳の男逮捕…同様被害は約40件 東京・板橋
電動アシスト自転車を盗んだ疑いで38歳の男が逮捕されました。
中村恵悟容疑者(38)は2024年11月、東京・板橋区で電動アシスト自転車を盗んだ疑いが持たれていて、「売って生活費の足しにしていた」と容疑を認めています。
他にもバッテリーや電動アシスト自転車を盗んだと話し、周辺では同様の窃盗被害が40件ほど確認されています。(2025年1月10日 FNN)
自転車盗のニュースも相変わらず報道されています。最近よく聞く闇バイトによる強盗をしても、いくらにもならない場合があるようですから、より簡単な犯行と言える自転車盗が増えても不思議ではありません。民家に侵入しての強盗と比べれば、はるかにハードルが低いはずです。
道端や駐輪場などから盗むのは相対的に容易ですし、傷害など他の罪状が加算されることもなく、捕まったとしても重罪のリスクは低いことになります。電動アシストは相対的に価格は高いですから、それなりに生活費の足しになるのでしょう。銅線の窃盗もそうですが、増えてしまうような経済環境にあると言えるのでしょう。
「高く売れる」“スポーツ自転車”約300台盗んだか 59歳男を逮捕…盗まれた自転車を駐車場で見つけた所有者が通報 東京・目黒区
スポーツタイプの自転車など、1年間で約300台を盗んだとみられる59歳の男が逮捕された。自称・廃品回収業の竹林博文容疑者は去年10月、東京・目黒区の路上でスポーツタイプの自転車1台=5万円相当を盗んだ疑いがもたれている。
竹林容疑者は盗んだ自転車を軽トラックの荷台に積んで逃走し、中野区内の駐車場に駐車していたところ、自転車の所有者に見つかり通報されていた。
竹林容疑者は「1年間で約300台盗んだ。スポーツタイプの自転車は高く売れる」などと容疑を認めていて、警視庁はほかにも自転車を盗み売りさばいていたとみて余罪を追及している。(2025年1月10日 FNN)
こちらはスポーツバイクです。廃品回収業を装っていれば荷台に自転車を複数積んでいてもおかしくはありません。これも比較的容易な犯罪ということになりそうです。この被害者はよく見つけたものですが、盗まれる被害者としては、たまったものではありません。
警察の取締りの強化も望みたいですが、簡単ではないでしょう。一方で、スポーツバイクであっても、あまり厳重に施錠しない人も少なくないようです。やはり我々所有者としては、少しでも盗むのに時間がかかるよう、ロックを複数にするとか、盗まれにくくする工夫を強化していくしかないでしょう。
「モペット」で衝突…自転車の男性に大ケガさせたか 大学生の男2人逮捕 警視庁
ペダル付き原付バイク「モペット」で自転車に乗った男性に衝突して、大ケガをさせたなどとして、大学生の男らを警視庁が逮捕していたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、大学生の藤井愛斗容疑者は去年10月、東京・世田谷区の路上で無免許で「モペット」を運転して、法定速度の30キロを超える速度で、一方通行を逆走して、自転車で走行中の50代の男性に衝突しケガをさせたなどの疑いがもたれています。
男性は、頭に全治不明の大ケガをしました。
藤井容疑者は2人乗りの状態で事故を起こしていて、同乗していた知人の男子大学生も藤井容疑者の身代わりになろうとした、犯人隠避の疑いで逮捕されましたが、その後釈放され、現在は任意の捜査が続けられています。
捜査関係者によりますと「モペット」を巡る事故で、「危険運転」を適用して逮捕するのは都内では初めての事例とみられ、警視庁は経緯を詳しく調べています。(2025年1月17日 日テレニュース)
危惧されているモペットの事故もニュースになっています。身代わりにしたのは、自分が無免許であり、その場合は罪が重くなることを十分承知していたようです。よくある、自転車だと思っていたとか、そのような言い訳が出来る状況ではありません。一方通行の逆走も意識していたのでしょう。
危険運転が適用されるほど悪質と判断されているわけで、重い処分は当然です。これが原付バイクとして乗っていたなら、そこまでの違反をしたか不明ですが、モペットだからと軽く考え、順法意識も低かったに違いありません。このような事故が起きるからこそモペットの取締りを求める声が高かったわけで、残念です。
成人男性が自転車に乗っていると異常性を疑われるのが『田舎』なんですよ「これで通報された」「歩いているだけでジロジロ見られる」
わかる〜!まじでこれ。不審者扱いだよね。 x.com/a3nhy/status/1…
笑えないけどおもろい 大人でチャリ乗ってる人居ないよねー x.com/a3nhy/status/1…
分かる〜 自転車乗ってるの実習生の外国人か子供しかいないよな?? x.com/a3nhy/status/1…
旦那の地元がそれだわ。帰省した時に家の周りを散歩してたら、車で通りすぎる人から何ごとかと微妙に心配された。大人で徒歩や自転車の人がいない地域だからだね。 x.com/a3nhy/status/1…
わかる。成人男性が自転車に乗る光景はものすごく珍しい。制服着た中学生の通学以外は全然いない。高校生は原付。私服の小中学生でもほぼ見かけないほど自転車が流通してない。自転車屋もないし、パンク修理も困難。自分でやるか大きい車で街まで運ぶか。
これは都会にしか住んだことない人からしたら何言ってるのかわからんと思うだろうけどマジでその通り。大阪中心部→岐阜の山間部に転勤して同じノリでチャリ乗ってたらジロジロ見られてびっくりした。ちなみに引越し後1週間で車買いに行きました。 x.com/a3nhy/status/1…
沖縄に引っ越して「自転車を買う」と言ったら「大人が乗るの?バカにされるよ」と言われましたね。
近所の大手スーパーには売っておらず、長い長い坂を下ったホームセンターでやっと電動自転車を購入するもパンクするとその坂を越えないと修理する店もない。詰んだ。 x.com/a3nhy/status/1…
陰口を叩かれる
あるある。原付でも学生じゃない年齢の人で爺さん婆さん以外なら後ろ指差しまくり x.com/a3nhy/status/1…
「◯◯地区の△△さんが自転車で走っていた」と噂されてるのを子供の頃に聞いたことがある x.com/a3nhy/status/1…
これわかるw 作業服着てママチャリ乗ってるとヤバイ奴認定される。自分はロードバイク通勤でできるだけ小綺麗な服装を心がけてるけどカゲで何を言われてるかわからん?? x.com/a3nhy/status/1…
なんなら男性でも女性でも、田舎でいい歳して自転車乗ってたら飲酒運転(とそれによる免許剥奪)を疑われる。
向かいの家の同級生はそれで噂になってる x.com/a3nhy/status/1…
うちの田舎の話してるわ…??ただ「異常性」という言葉はやや強すぎる感がある。異常な人というか、知的障害とかてんかんなどなんらかの疾患があるとか、精神的な問題で働けない事情があるとか、そういう判断をされる。
同級生に見られたら広まって心配される。歩いている方がまだマシ。 x.com/a3nhy/status/1…
マジでこれな。100万のスポーツ自転車だろうがなんだろうがいい歳の男が自転車に乗ってるのが近所で噂になる千葉の田舎だったよ!!ふうがわりぃとか噂になるから辞めろとかね!これが日本の田舎なんよ!
ちなみに成人男性がトイレットペーパーを買うのもみっともないしくて意味がわからないよね? x.com/a3nhy/status/1…
それだけで職質されることも
そう、職務質問される。 x.com/a3nhy/status/1…
上司が真っ昼間にチャリ漕いでて職質されたの思い出した退職した人の親が所有者だったみたいで名前答えられんくて後でもし職質されたら、って名前共有されたな…… x.com/a3nhy/status/1…
南房総に住んでる知人が国道で自転車乗ってたら自転車に乗ってるなんて不審だって理由で職質されたって言ってたな… x.com/a3nhy/status/1…
私の住んでた地域山の方で坂だらけだから自転車乗ってるのは学生以外いなかったし大人一人に対して車1台ある
成人男性が自転車乗ってたら本当に通報されるかも少し下の地域に行けば道が平らで多少は走りやすいけど、それでも車向けの道路で自転車が走りにくい地域だからそっちでもかなりヤバいかも… x.com/a3nhy/status/1…
コレなぁ 病気で30位で免許返納して自転車生活にしたら結構な頻度で警察に停められて職質されて困った
普通の所謂ママチャリとかMTBに乗ってた時はホント月一レベルだったし ファットバイク乗り始めたら無くなったから、明らかに趣味で乗ってるような変わったの乗ると平気っぽい x.com/a3nhy/status/1…
免許がないと驚かれる
大体18歳になったらみんな即免許取りに行くってイメージある。 x.com/a3nhy/status/1…(以下略 2025年1月15日 Togetter)
こちらもニュースではありませんが、「成人男性が自転車に乗っていると異常性を疑われるのが『田舎』なんですよ」というSNSの投稿と、それに対する共感の声が載っていました。たしかに日本では、地方へ行くと誰もがクルマを使っていて、自転車に乗る大人は少ないというのは確かでしょう。
地域の中心都市ならば、自転車に乗る人も少なくないと思いますが、郊外へ行くと距離もありますし、自転車では不便というのはわかります。日本は山地が7割を占め、山が平野に迫っている山がちな地形ということもありそうです。この意見に異論はありませんが、田舎でも自転車が異常と見られなくなっていくことを期待します。
◇ 日々の雑感 ◇
トランプ次期米大統領の就任式が行われます。既にいろいろ物議を醸していますが今後の動向が気になります。
Posted by cycleroad at 13:00│
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