December 04, 2025

問題を認識し要因を解明する

一段と寒さが厳しくなってきました。


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今年一番という強い寒気が流れ込み、日本海側では大雪になっているところもあります。全国的に気温も大幅ダウンとなっています。さて、そんな折りですが、今回は最近の自転車関連のニュースの中から、いくつか気になったものをピックアップしてみたいと思います。


女子大学生乗る自転車にひかれた93歳男性死亡確認 電動アシスト付き自転車の事故10年で約4.5倍…専門家「思ったより加速してしまう」



女子大学生が乗る電動アシスト付き自転車に93歳の高齢男性がはねられた事故。事故から約2週間が経過した1日、男性の死亡が確認されました。一体なぜここまでの被害につながったのでしょうか。

近年、普及が進むにつれ増えているという電動アシスト自転車による事故。事故が起きた現場は自転車も走行できる歩道です。ここに問題はなかったのでしょうか。

今回、ギモン解決班は現場を独自に検証。そこで見えてきたのは、全国の他の場所でも同様の事故が起こりかねない、自転車の「歩道走行」を巡る課題でした。(2025年12月2日 FNN)


先日も取り上げた事故ですが、その後被害者が亡くなったそうです。現場で検証する記事が載っていました。いろいろな論点はありますが、やはり歩道走行が問題と指摘する声は多いようです。管理する熊本市も当該箇所の危険性には懸念していたようで、対策を検討するとしています。

当該箇所は自転車の歩道通行可の場所だったようですが、それを指定する基準は曖昧なようです。加えて、もし歩道通行を不可としても、通行する人がいちいち可か不可かを確認して通るとは到底思えません。この場所に特別な構造物を設置するなどの方法も考えられますが、それでは根本的な解決にはならないでしょう。

やはり、歩道通行可というのを変えていくしかありません。現状で歩道走行が当たり前になっているからこそ、このような歩行者が死傷する事故が起きるわけで、危険が予想される場所だけではなく、全面的な車道走行に移行すべく、整備を行っていくべきだと思います。


「電動アシスト自転車」が死亡事故の加害者に… 便利さの裏にひそむ危険とは

死亡事故電動アシスト自転車による痛ましい事故の報道が相次いでいます。11月19日の夕方、熊本市で女子大学生(18歳)が運転する電動アシスト自転車が歩道のバス停にいた93歳の男性と衝突。

意識不明だった男性が約2週間後に亡くなりました。また、10月には静岡で、50代の男性が運転する電動アシスト自転車が80代の女性に衝突し、女性が死亡しています。

大変便利な電動アシスト自転車ですが、その重量やスピードといった特性が被害を大きくするという現実があります。軽い気持ちで乗らず、しっかり危険を認識する必要があるでしょう。

近年、普及が進むにつれ増えているという電動アシスト自転車による事故。事故が起きた現場は自転車も走行できる歩道です。
出典:FNNプライムオンライン(フジテレビ系) 2025/12/2(火)

電動アシスト自転車による事故件数は(略)20年は2642件に倍増。自転車全体の事故が減少傾向にある中、増え続けている
出典:共同通信 2024/12/15(日)

電動アシスト自転車は、普通の自転車と比べて、車体が重く(略)バランスを崩しやすい(略)転倒時や衝突時の衝撃が大きくなり
出典:小平市

電動自転車に乗り、歩行者に衝突して死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元大学生(略)禁錮2年、執行猶予4年
出典:カナロコ by 神奈川新聞 2018/8/27(月)

エキスパートの補足・見解

電動アシスト自転車が世界で初めて日本で誕生したのは1993年11月。あれから32年、この便利な乗り物は私たちの暮らしにすっかり定着し、通勤・通学、こどもの送迎や買物など、便利な日常の「足」として活用している方も多いことでしょう。しかし、電動アシスト自転車はモーターを搭載しているため重量が重くなり、その分、万一の際は衝撃も大きくなります。

実際に一般的な自転車と比べて事故の際は重大な結果を招いています。警察庁によると、電動アシスト自転車による事故件数は2014年に1319件でしたが、2020年は2642件に倍増し、自転車全体の事故が減少傾向にある中、増え続けているというのです。

ちなみに、2023年の事故件数を都道府県別で見ると、大阪が1位の1813件で、2019年(326件)の約5.6倍に。次いで東京847件、神奈川822件、千葉526件、兵庫438件となっています。首都圏は歩行者と交差することが多いため、特に注意してください。

上記、「小平市」のサイトには、電動アシスト自転車の危険性がわかりやすくまとめられています。「たかが自転車」と甘く見ず、その危険性を親子でしっかりと認識しておくことが必要です。(12/3 #エキスパートトピ)


こちらも、あらためて熊本の事故を取り上げる記事です。ここでは電動アシスト自転車の事故だったことにフォーカスしています。たしかにスピードが出たり、車体が重くなることで危険性は大きくなるでしょう。ただ当該箇所は坂道であり、電動アシスト自転車でなくても事故は起きたものと思われます。

電動アシスト自転車に危険があるとの指摘はその通りだと思いますが、普通の自転車ならいいという問題ではないでしょう。電動アシストでなくてもスピードは出ますし、重い自転車もあります。今回の事故の原因や問題点は、そこではないと思います。


自転車の安全な走行空間確保を!超党派の自転車議員連盟総会が開催、金子国交相が決意表明

自転車議員連盟 12月1日、超党派の国会議員で構成する自転車活用推進議員連盟(自転車議連)が年末総会を開き、令和7年度予算の重点項目と第3次自転車活用推進計画(案)の骨子をめぐって議論を深めた。

注目は来年4月から本格導入される“青切符制度”で、あらためて安全教育と走行環境の整備は間に合っているのか?といった質問や提案が議員から行われた。

国土交通大臣に就任した自転車議連の金子恭之幹事長が決意表明

自転車議連は1999年に設立された超党派議員連盟だ。議員立法による自転車活用推進法の成立をはじめ、車道通行空間の整備やサイクルツーリズムの拡大など、国の自転車政策の背骨を支えてきた存在でもある。

総会は自転車議連の橋本聖子会長に続き、この秋に国土交通大臣となった自転車議連金子恭之幹事長が挨拶をした。金子恭之幹事長は「これまで皆さん方と一緒にこの自転車活用推進をやってきた人間が、この法律に基づいた自転車活用推進本部の本部長になったということで、非常に重責を担う、非常にプレッシャーがあるところでございます。しっかりと責任を持ってお受けさせていただく」とし、その決意を表明した。

自転車活用推進本部事務局が示した第3次計画の“5つの目標”

総会の中心となったのは、国土交通省道路局長で自転車活用推進本部事務局長を務める沓掛敏夫局長による第3次自転車活用推進計画(案)の説明だ。沓掛局長は、現行の第2次計画では「目標1」としていた「良好な自転車利用環境の形成」が多くを包含し、走行環境・駐輪環境・利用促進といった論点が一体化していたと説明。そこで第3次では、施策を整理し直し、下記5つの目標に再構成する方針を明らかにした。

目標1:安全で快適な良好な自転車利用環境の実現 自転車ネットワーク整備を軸に、子ども乗せや大型車など多様化する駐輪ニーズへの対応を含めて進める。

目標2:自転車事故のない安全・安心な社会の実現 自転車利用者・自動車運転者双方への安全教育を強化し、事故を減らす走行環境づくりを一体で推進する。ここで沓掛局長は「来年4月1日から青切符制度が本格導入されることも踏まえ、安全環境をさらに強化する」と述べ、制度開始を見据えた“教育と環境の同時強化”を強調した。

目標3:自転車交通の役割拡大による地域の良好な移動環境の形成 地域公共交通計画との連携も含め、自転車を“地域の足”として位置づけ直す。

自転車議員連盟 目標4:自転車利用促進による活力ある脱炭素・健康長寿社会の実現 自転車利用を通じてCO?削減と健康づくりの両面で社会に貢献する狙いだ。

目標5:サイクルツーリズム等の推進による観光・地域活性化の推進 サイクルツーリズムの拡大やVelo-city関連の情報発信など、地域の魅力を走りながら体験する文化の定着を図る。

今回は具体的なロードマップが示され、有識者会議は今年3月から進めており、現在は骨子案をまとめた段階にあるという。今後、この総会での自転車議連の意見を踏まえ、12月中に第4回有識者会議を開催して文章化を進め、その後パブリックコメントを実施。そして年度内には計画策定し、来年度早期の閣議決定を目指すという。

(以下、項目のみ文章省略)

議員からの発言では青切符対策のほか、山道の利用、サイクルトレインなどが注目を集めた

愛媛開催の国際会議Velo-city2027では参加者2000人規模を目指す

自転車走行環境やヘルメットの普及率向上が課題

「自転車はどこを走ればよいのか?」を法律をよりわかりやすくしてほしい(2025年12月02日 Bicycle Club)


自転車議員連盟の総会の記事が出ていました。このような議員連盟の活動を否定するつもりはありません。議員立法による政策は基本なのかも知れませんが、具体的な問題解決は遅々として進んでいるようには見えません。関心を持つ議員がいることは心強いですが、総花的で、実態を理解している議員は多くないように見えます。

基本法の制定や活用推進の旗振りは必要だとしても、具体的な問題解決の方策は、すでにかなり以前から議論され、ある程度のコンセンサスも出来ていると思います。議員は基本法だけでなく、国土交通省や警察庁に働きかけ、具体的な施策を実行させること、もっとスピードを上げることを考えてほしいものです。


飲酒運転「我が子がいない」飲酒状態で自転車で探しに…父親を処分

自転車の酒気帯び運転で免停 広島県警、50代男性に県内初の行政処分

甘くみてはいけない自転車の飲酒運転…酒気帯び・酒酔い、法改正1年で65件摘発 鹿児島県警「命奪いかねない。絶対やめて」

酒を飲み”自転車”を運転 酒気帯びの男を逮捕(山形)

自転車の男性がはねられ死亡 酒気帯び運転の男逮捕「昼間に家で飲んでいた」

飲酒運転取り締まりへ自転車の検問・職質強化 12月、愛媛県警

自転車酒気帯び、罰則化1年で摘発114人 茨城県警、スマホ運転も

「自転車」の男が”飲酒運転”で逮捕…忘新年会シーズン、酔っぱらって自転車に乗るとトンデモないことに!? 自転車に絡む法改正についておさらいしよう(山形)


忘年会シーズンですから、十分予想されたことですが、相変わらず飲酒・酒気帯びの摘発の記事が多くなっています。実際に歩行者を死傷させる事例も起きています。飲んでしまえば酔って乗ってしまうので、飲むなら乗るなを徹底させるべく、乗るとどうなるかを周知していくしかないのでしょう。


ルール違反【自転車】「歩行者信号が青」なので進もうとしたら、友人に「それ信号無視だよ」と言われた!“交通ルール”は守ってるはずなのにナゼ? 意外と知らない走り方とは

自転車で車道通行するのは怖いので、歩道を通行しています。2026年4月から自転車の交通違反について反則金が発生すると聞きましたが、歩道の通行も違反になりますか?

“自転車の飲酒運転”で免許停止処分に! その理由は? ネット上では「当然の措置」「乱暴では」などの声も

青切符「結局どこを走ればいいんですか?自転車は」 26年度から「青切符」導入でどう変わる? 「自覚を」と弁護士

自転車の交通反則通告制度(青切符)一覧、2026年4月に導入へ

この写真の中で“ルール違反”の「自転車」はどれ?読者の反響が大きかった「自転車クイズ」3選



こちらも相変わらず、自転車の青キップ制度導入関連のニュースや、自転車のルールの解説記事が多くなっています。ただ、こうした知識がどれほど浸透しているのかについては、心許ない気もします。そのあたりが実際に表れていると思うのが次の記事です。


「知らなかった自転車ルール」ランキング、努力義務のヘルメットを抑えた"原則禁止"事項は【総合順位】

自転車ルール人々の生活に欠かせない自転車だが、何気ない油断が重大事故につながるケースもある。2026年4月からは道路交通法が改正され、交通違反をした際に反則金を納付する「青切符」が車やバイクと同様、自転車にも導入されることになった。

自転車ルールがより厳格化されるのだが、一方で自転車に関するルールをいまいち理解していないという人もいるようだ。そこで今回は20〜30代の男女100人に「知らなかった自転車ルール」についてリサーチ。「自転車交通ルール厳格化についてどう思うか?」についても聞いてみた。(自社リサーチ)(中略)

■「知らなかった自転車ルール」ランキング
1位 一時停止標識での一時停止
2位 並走禁止
3位 歩道を通行時徐行
4位 イヤホン使用運転の規定
4位 運転者以外の乗車禁止
6位 ヘルメット着用の努力義務
7位 傘差し運転禁止
8位 車道は左側通行
9位 夜間ライト点灯
9位 運転時携帯電話使用禁止
(2025/12/01 ピンスパ)


一時停止標識での一時停止が一位です。こんなことは常識と思っていましたが、自転車では一時停止しなくていいと思っているようです。道理で停止しない人が多いわけです。自転車の特性からして、一時停止したくない気持ちはわかりますが、停止どころか、安全確認で左右を見もしないで曲がる人も少なくありません。

ルールを知らずに死傷するのは本人ですから、自業自得と言えなくもないですが、巻き込まれるクルマのドライバーや他の自転車利用者、歩行者が気の毒です。やはり自転車のルールを徹底的に周知させることが必要なのでしょう。そしてその実効性をもたせるため、青キップが導入されるのも不可避だったと言えそうです。


パナソニックが「フル電動自転車」を発表!若者向け…ではなく、真のターゲットは高齢者だった!?

特定小型原付2023年7月の改正道路交通法施行で導入された、道路を走る新しいカテゴリーである特定小型原付(原動機付自転車)。電動キックボードのための規格であると思っている人がいるようだが、実際はそうではない。

特定小型原付には、全長および全幅、原動機(電動に限る)の定格出力、最高速度についての規定はあるものの、車輪の数については定められていないのだ。つまり、3輪や4輪でもいいことになる。

これを受けて、本田技研工業発のスタートアップ、ストリーモが販売する立ち乗り3輪パーソナルモビリティ「Striemo(ストリーモ) S01JTA」は、国土交通省告示の性能等確認制度に適合した。

また、今年のジャパンモビリティショー(JMS)で参考出品されたトヨタ自動車「LAND HOPPER」、スズキ「SUZU-RIDE 2」も、特定小型原付を想定した寸法や性能を備えている。

電動キックボードへの誤解

一方、全国で自転車シェアリングサービスを展開するソフトバンク・グループのOpenStreetでは、和歌山市のglafitが開発した自転車タイプの特定小型原付を導入。NTTドコモの子会社、ドコモ・バイクシェアでも自転車タイプの特定小型原付の採用を検討し、実証実験を行った。

電動キックボードは若いユーザーが多いので、特定小型原付自体がそういう位置づけだと思っている人もいるようだが、自転車タイプや3輪、4輪の車種を見ると、むしろ運転免許返納後の高齢者をターゲットにしているような感じがする。

特定小型原付しかも、そこには自動車メーカーも関わろうとしており、「電動キックボード事業者による政治家へのロビー活動だけで実現した」という一部の人の主張は、誤りだと考えるほうが自然であろう。

そんな中、国内の電動アシスト自転車でトップシェアを誇るパナソニックサイクルテックが、このカテゴリーに参入することを発表。9月25日に「MU(エムユー)」を発表し、東京都内で発表会と試乗会を行った。発売は12月上旬予定だという。(中略)

今回、ひさびさのフル電動自転車であるMUの発売にあたっては、路線バスの減便や廃止が続く中で、日常の移動手段に不安を抱く人が多くなっていることを挙げた。もちろんパナソニックだから、ビジネスのことはしっかり視野に入っていて、電動マイクロモビリティ市場が今後10年間で2倍になることも紹介された。

電動アシスト自転車に「限りなく近い」意味

こうした背景から生まれたMUは、特定小型原付でありながら、電動アシスト自転車に限りなく近い成り立ちを持つ。車輪、チェーン、ブレーキ、サドルなど自転車との共用部分を増やすことで、修理しやすくするためだ。満充電で約40kmの距離を走れる16Ahのリチウムイオンバッテリーも電動アシスト自転車と共用で、当然ながら取り外して自宅などで充電できる。80%までの急速充電に対応するのも、同様だ。

MUという名前は、モビリティ(Mobility)とユーティリティ(Utility)の頭文字を組み合わせたもの。特定小型原付の制定以前から計画進んでいたそうで、安全啓発活動体制が整ったことで発売したという。特定小型原付のうち、時速6kmを超える速度を出すことができず、そのときに最高速度表示灯を点滅させることができるものは、特例特定小型原付(名称が紛らわしいが)として、自転車の通行が可能な歩道の通行ができる。

特定小型原付一部の特定小型原付は、スイッチ切り替えによりこの特例(歩道モード)を可能としており、MUにも切り替えスイッチがついている。ただし、電源を入れたときは歩道モードになることが特徴だ。ちなみに歩道モードと車道モードの切り替えは、停止しないとできない。

これは法律で定められたものだが、実際は一度止まって切り替えをするのは面倒であり、東京都内で走行するシェアリングの電動キックボードは、ほとんどが歩道モードに切り替えないで歩道を通行しているのが実情だ。

個人的には、そこまでして歩道を走らせる必要はないと考えており、自転車についても海外がそうであるように、歩道の通行は原則禁止すべきだと思っている。しかし、そのためには安全快適な自転車通行空間の整備が必須である。

パナソニックは、こうした道路環境を知ったうえでMUを送り出したはずであり、電動アシスト自転車のトップメーカーとして、走行環境向上を政府や自治体に働きかけていってほしいと思う。

パナソニックだからこその安心感

安全性については、「販売ネットワークを持つ強みを生かす」とのことで、ナンバー取得や自賠責保険への加入を販売店に指導していくとのこと。さらにフレーム疲労やブレーキ性能、塩水噴霧など、保安基準にはない独自の規定をパスしている。

特定小型原付50ccがなくなり、車両の大型化が懸念される一般原付き取り扱いバイク店からの引き合いもあるとのこと。一方でシェアリングサービスへの供給については、「今後、提案していきたい」と話していた。試乗は海沿いの平坦な舗装路面で行われた。見た目は自転車に近いが、ペダルの代わりにモーターサイクルのようなステップがあり、前後に緑色に点灯する最高速度表示灯が追加されていることが目につく。

前述したとおり、まずは歩道モードでスタートする。電動アシスト自転車のそれに似たスイッチボックスの電源を入れ、右グリップの内側にあるスロットルを捻る。スロットルの可動範囲が小さめなのは、高齢者が苦労せず扱えることを目指したためだ。

歩道モードでは加速もゆっくりに設定されているので不安感は少ないが、車体が24kgとフル電動としては軽いこともあって、横風を受けるとふらつくこともあった。一度停止して、車道モードに切り替えて走り始める。スロットルに対する反応はおっとりしていて、不特定多数のユーザーが安心して乗れることを想定しているようだが、最高速度の時速20kmは、けっこう速いと思った。

そこで思い浮かんだのは「水を得た魚」というフレーズだ。こちらが本来の姿であることはすぐに伝わってきた。電動アシスト自転車の実績が豊富なこともあって、加速時の違和感はまったくない。ブレーキやフレームはしっかりしていて、乗り心地は快適。さすが大手の自転車メーカーが作っただけあると実感した。

特定小型原付当日は平坦路のみだったが、上り坂では制御を工夫することでウイリーを防止するなど、きめ細かい安全対策を施しているという。

若者よりも高齢者に適した乗り物

長年、自転車を愛用してきた人でも、高齢になって足腰が衰えてくると、坂道が多い地域での移動は、電動アシスト自転車でもつらいと感じるようになるだろう。MUは、そんな人たちに向けた商品だと感じた。電動キックボードのような独特のテクニックは不要で、慣れ親しんだ自転車に近い感覚で乗れることもありがたい。特定小型原付という新たなカテゴリーの真意も、ここにあるような気がした。

たしかにインフラについてはまだ不満が残るが、国の動きが遅いなら、誰かが後押しすることも必要だ。パナソニックには車両の展開とともに、そんな動きも期待していきたい。 (2025/11/28 東洋経済)


特定小型原付についての記事が載っていました。メーカーとしては、市場が生まれ、収益が期待できるとなれば参入するのは当然です。その意味で、最近問題とされる事例も、やはり道交法の改正がもたらした事象と言えるでしょう。また、メーカーに問題解決のため自治体への働きかけを期待するのも筋違いな気がします。

原付バイクの廃止や高齢化に伴う移動ニーズがあることはわかります。ただ、歩行者が危険にさらされているなどの問題があると判明したのならば、歩道走行させないように法改正すべきではないでしょうか。官僚にありがちな無謬性に陥ることなく、間違いを改めることを躊躇わないでほしいと思います。

福島市で自転車に乗っていた男性がけが「クマのようなものに襲われ」【更新:警察「クマでない可能性も」】

クマ12月2日、福島県福島市野田町6丁目で男性がクマのようなものに襲われた。

消防と警察によると、午後6時すぎ、男性から「荒川桜づつみ公園を自転車で走っていたところクマのようなものに襲われた」などと119番通報があった。男性は意識があり会話が可能な状態だという。

現場はJR福島駅から西に1km程度の場所。警察などが付近の警戒を行っている。

警察は付近の状況や男性のけがの状態などから「クマではない可能性もある」としている。男性が自転車を運転中に転倒したものとして、転倒の原因を調べている。(2025年12月02日 福テレ)


今年はクマの被害が異常に多くなっており、この時期になっても目撃や被害が後を絶ちません。逃げると追うと言いますし、自転車に乗っていて気づかないでいて、逃げたと思われ、後方から追いかけられて襲われることもあると思われます。スピードも自転車に勝ります。くれぐれも気を付けていただきたいものです。





◇ 日々の雑感 ◇

鈴木農林大臣の打ち出すお米券は米価を高く維持したまま税金で安くしたように見せるだけの悪質な愚策です。

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