.
.
.
.
.
今年も気がつけば、あと半月ほどとなり、なにかと慌ただしい時期になってきました。気温も上下し体調を崩しやすくなっています。さて、そんな時期ですが最近は自転車関連のニュースが増えているので、今回もその中からいくつかピックアップしてみたいと思います。
「『覚えてろよ』などと暴言を言われた」車が自転車に幅寄せし衝突か、男は逃走 殺人未遂事件で捜査
14日夕方、大阪府堺市の路上で、男が運転する車が自転車に幅寄せし、衝突しました。男はそのまま逃走していて、警察が殺人未遂事件として捜査しています。
14日午後5時半ごろ、堺市北区百舌鳥本町の路上で、軽自動車が自転車に乗った女性に幅寄せし、衝突したということです。女性は転倒し、胸や足を打撲する軽傷でした。
警察によりますと、運転していたのは若い男で、衝突の前、女性としばらく並走したあと、助手席側の窓を開けて、罵声を浴びせていたということです。被害にあった女性が読売テレビの取材に応じ、「男とは面識がなく『覚えてろよ』などと暴言を言われた」と話していました。
軽自動車は白っぽいワゴンタイプで、衝突した後、そのまま逃走していて、警察が殺人未遂事件として行方を追っています。(2025/12/15 YTB)
各社が一斉に報じていますが、自転車に幅寄せしたクルマが殺人未遂で捜査されています。詳細はわかりませんが、面識のない男に幅寄せされて転倒させられています。何かトラブルがあったのかも知れませんが、クルマに幅寄せされたら、自転車側はどうすることもできません。
これは殺人未遂とされてもおかしくないでしょう。同様に幅寄せをされたことのある人もいると思いますが、単なる嫌がらせなどではすみません。転倒して打ち所が悪ければ死亡することもありえます。悪質な行為であることは間違いなく、警察は今後の抑止のためにも検挙してほしいものです。
自転車がいきなり転倒…車が事故をギリギリで回避。雨の日の危険を伝える「ドラレコ映像」、静岡県警が公開
静岡県警がYouTubeに「雨天時の運転に注意」と題する動画を公開。交通事故に注意するよう呼びかけています。
雨で滑りやすくなった道路。前方を走っていた自転車が突然バランスを崩して……!
静岡県警が公式YouTubeに「雨天時の運転に注意」と題する動画を公開し、雨の日の交通事故に注意するよう呼びかけています。動画は5月2日に公開されたもので、車に取り付けられたドライブレコーダーの映像(16秒)です。天候は雨。濡れた路面の上を車が直進していると、前方を同じ方向に走る自転車が見えてきます。
そのまま車が近づいていくと、自転車が突然バランスを崩して横転。車のドライバーはとっさにハンドルを切り、事故を回避しました。もしそのまま直進していたら、大きな事故につながっていた可能性が高く、まさに“危機一髪”の瞬間でした。
静岡県警は動画の概要欄に、「雨天時、自転車を運転する方は雨合羽を着用し路面状況を確認しながらの運転を心掛けましょう」と記載。車のドライバーについても、「自転車が転倒するかもしれないと危険を予測し、安全な速度で運転しましょう」と呼びかけていました。(2025年12月14日 ハフポスト日本版)
こちらは逆に転倒した自転車を見事に回避しています。何が原因で突然転倒したのかわかりませんが、雨でスリップしたのでしょうか。回避されてよかったですが、車道側へ転倒すれば重大な結果になる可能性があります。ドライバーも焦ったでしょうが、自転車での雨天時の走行には気を付けたいものです。
飲酒運転のダンプカーにはねられ自転車の男性死亡 32歳男を逮捕 「飲酒運転していたのは間違いない」 愛知
軽ワゴン車で自転車の小学生と接触も立ち去る ひき逃げ容疑、61歳会社員の男逮捕 伊丹
「逃げた車の左ミラーと衝突した」自転車に車で追突し逃走か、男(23)を逮捕?発見時は酒気帯び状態「電柱に当たったと思った」と容疑否認【高知】
そのほか事故のニュースも相次いでいます。飲酒運転のダンプに自転車の男性がはねられ死亡とは酷い話です。自転車の小学生と接触して逃げた会社員、酒気帯びで追突して逃げた男も悪質です。飲酒や脇見などで、クルマに接触や追突されれば防ぎようがありません。これらも厳罰に処してほしいと思います。
自転車事故は「ルール違反」が約75%! 教育の標準化が急務に… 警察庁が「新ガイドライン」公表! 幼児から高齢者まで「年代別」にやるべきコトとは
■「自転車はクルマの仲間」再徹底へ 警察庁が「新ガイドライン」公表!
警察庁は2025年12月11日、「自転車の交通安全教育ガイドライン」を公表しました。自転車事故の割合が増加傾向にある中、これまで曖昧だった「誰に、いつ、何を教えるべきか」が明確化されています。
2026年4月に迫る「青切符」導入を見据え、自転車利用者が知っておくべきポイントを解説します。
クルマの安全性能向上などにより、交通事故全体の件数は減少傾向にあります。しかし、その中で「自転車」が関わる事故の割合は増加傾向にあり、全交通事故の約23%(令和5年・6年)を占めるまでになっています。
さらに深刻なのは、自転車乗用中の死亡・重傷事故の約4分の3(75.4%)において、自転車側に何らかの法令違反が認められるという事実です。
こうした状況を受け、警察庁は2025年12月11日、自転車の交通安全教育を充実させるための指針となる「自転車の交通安全教育ガイドライン」を公表しました。
これまで自転車の乗り方指導といえば、学校や地域によってバラつきがありましたが、今回のガイドラインでは、幼児から高齢者までを7つの「ライフステージ」に分類。それぞれの心身の発達や利用実態に合わせ、習得すべき「技能」「知識」「行動・態度」が体系化されました。
■■年代別でここまで違う! ライフステージごとの「習得目標」
ガイドラインの最大の特徴は、年齢や立場に応じた「段階的な教育」です。例えば、未就学児や小学校低学年では、認知機能が未熟であるため「安全不確認」による事故が多い傾向にあります。そのため、理屈よりも「止まる・見る・確かめる」といった基本的な行動習慣を身につけることに重点が置かれています。
一方、自転車事故の死傷者数がピークに達する高校生では、自らの死傷や対歩行者事故に直結する違反(スマホながら運転など)の防止や、社会的責任の理解が求められます。各ライフステージにおける主な教育のねらいは以下の通りです。
ーーー
●未就学児(〜6歳)
・出会い頭の事故が最も多い
・保護者同伴で、歩行者としてのルールや「止まる」習慣を身につける
●小学生(低学年)
・安全不確認による事故が多い
・左側通行や、歩道は歩行者優先であることを理解する
●小学生(高学年)
・13歳からの「車道通行原則」に向けた準備期間
・道路に潜む危険を予測・理解する能力を養う
●中学生
・通学利用が増え、事故が急増
・スマホながら運転の危険性や、加害者となる責任を学ぶ
●高校生
・自転車事故死傷者数のピーク
・ヘルメット着用率が低い(約1割)ため、着用促進が重要
・免許取得を控え、社会的責任を自覚する
●成人
・飲酒運転や電動アシスト自転車の特性を理解する
・子供の模範となる運転を実践する
●高齢者
・死亡事故が最も多い層
・加齢による身体機能の変化を自覚し、ヘルメット着用を徹底する
ーーー
■■「ヘルメット」と「スマホ」が運命を分ける
今回のガイドラインで特に強調されているのが「ヘルメットの着用」と「ながらスマホの禁止」です。令和6年中のデータでは、自転車乗用中の死者の約5割が頭部に致命傷を負っています。ヘルメット非着用者の致死率は、着用者の約1.4倍にも上るというデータが出ています。
しかし、高校生のヘルメット着用率は約12.2%(令和6年)と、中学生の43.5%に比べて極端に低いのが現状です。髪型の崩れや見た目を気にする年頃ですが、ガイドラインでは「自らの命を守るため」に、繰り返し教育を行う必要性が説かれています。
また、中学生以降で急増するのが「携帯電話使用等」に起因する事故です。令和6年11月の法改正により、「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」には罰則が強化されました。自転車であっても、被害者に重傷を負わせれば、高額な賠償請求や刑事責任を問われる可能性があります。ガイドラインでは、こうした「加害者になるリスク」についても、中高生の段階からしっかりと教育することとしています。
■■2026年4月「青切符」導入へ! 大人の責任も重大に
今回のガイドライン策定の背景には、制度の大きな転換点があります。それが、2026年(令和8年)4月1日から導入される「交通反則通告制度(いわゆる青切符)」です。これまで自転車の違反は、注意で済むか、あるいは重い刑事手続き(赤切符)かの二極化していました。しかし、新制度では16歳以上の違反者に対し、自動車と同様に反則金が科されるようになります。
信号無視や一時不停止、右側通行(逆走)などが対象となる見込みで、これに向け、学校だけでなく、家庭や職場、自転車販売店など、社会全体で「正しいルール」を再確認する必要が出てきています。クルマを運転するドライバーにとっても、自転車の動きは予測しづらいものです。自転車利用者がルールを正しく理解し、遵守することは、クルマ側の安全運転にも直結します。
「たかが自転車」という意識を捨て、免許を持つドライバーこそが、まずは「自転車も車両である」という認識を持ち、模範となる運転を心がけることが、悲惨な事故を減らす第一歩となるでしょう。(2025.12.11 くるまのニュース)
前回も取り上げましたが、警察庁が発表した「新ガイドライン」についての解説が載っていました。年代別に重点項目を定めています。重点以外にも安全のために必要な点はあるとは思いますが、あまり詰め込んでも覚えきれず効果が薄れるのも確かでしょう。年代ごとに繰り返し指導が行われるならば、良いと思います。
自転車ルール順守へ「指導要領」、警察庁が初策定 学校・民間向け
「自転車の交通安全教育ガイドライン」の策定について
「どこで学べば」を解消 自転車の交通安全教育、警察庁が事業者公表
自転車の教育ガイドライン公表 年代別に注意点 青切符導入に向け
自転車の安全教育ガイドラインを公表…「ながらスマホ」「飲酒運転」など各世代のポイントまとめる
そのほかにも警察庁のガイドラインについての解説記事はいろいろ出ています。警察も来春に向けてメディアを通じて市民への啓発や関心を高めようとしているのでしょう。ガイドラインの内容だけでなく、どのような主体がどのような形でどんな頻度で行うかなど、実際に実効性を高める仕組みづくりも進めてほしいと思います。
懲戒処分…自転車を横領した1等陸士 「移動が不便で」と語った20歳 駐屯地内にあった同僚の自転車が消え、別の場所で発見…当時19歳だった1等陸士を書類送検、家庭裁判所が審判不開始を決定
陸上自衛隊朝霞駐屯地は9日、同駐屯地の駐輪場で同僚隊員の自転車を横領したとして、東部方面後方支援隊に所属する1等陸士(20)を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。
同広報班によると、1等陸士=当時(19)=は今年3月10日、同僚隊員が駐輪していた無施錠の自転車を横領。自転車がなくなっていることに気付いた同僚隊員が同月12日、警務隊に報告。自転車は同駐屯地内の別の場所で見つかり、その後の捜査で1等陸士の犯行と分かった。
警務隊は占有離脱物横領容疑で1等陸士を書類送検。検察庁から送致された家庭裁判所は審判不開始を決定した。1等陸士は「移動が不便だったのでやった」と供述しているという。(2025/12/11 埼玉新聞)
自衛隊員が自転車盗で送検され懲戒処分を受けています。若いとは言え犯罪ですし、バレたら懲戒処分と思わなかったのでしょうか。「移動が不便だったのでやった」とは身勝手です。軽い気持ちだったのでしょうが、自衛隊の信用も落とす行為であり、自衛隊内部での指導・教育が疎かになっていないか問われるところです。
外国人向け自転車交通安全講習会を開催します
道路交通法の改正により、2026年4月から交通反則通告制度の適用(青切符)が開始され、一定の違反行為をした場合、処罰の対象となりますが、反則金を支払うことで刑事罰が免除されることとなります。
こうした制度改正を踏まえ、交通安全教育強化の必要性が高まる中、地域の交通安全の向上のため、市内に勤務またはお住まいの外国人の方を対象に、自転車交通安全講習会を開催します。
日常生活に欠かせいない自転車の交通ルールや安全に利用するための基礎知識について学び、交通安全意識を高めましょう。(笠間市)
以前にも似た記事がありました。たしか宮崎のほうだったと思いますが、農業や酪農、漁業などで外国人実習生の手が必須で、外国人の居住人口が増えている地域は多いといいます。貴重な人員が事故に遭っても困るわけで、見逃されがちな外国人への交通教育は、今後も増えていくのかも知れません。
「腹いせにやった」自転車をパンクさせた疑い 高校生の少年2人を逮捕
過去にパンクさせられ、腹いせにやったと話しています。福岡市東区の駐輪場で10月、自転車1台のタイヤをパンクさせたとして、高校生の少年2人が逮捕されました。周辺では約100台の自転車のパンクが確認されています。
警察によりますと、福岡市東区千早にある商業施設の駐輪場で10月30日午後8時ごろ、「自転車が10台以上パンクさせられている」と被害にあった女性から110番通報がありました。警察が現場に駆け付けたところ、周辺で約100台の自転車がパンクさせられていたということです。
警察は周辺の防犯カメラなどの捜査を行い、共謀して自転車1台の後輪タイヤを千枚通しのようなもので突き刺しパンクさせたとして、10日までに、市内に住む16歳と15歳の高校生の少年2人を器物損壊の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し2人は容疑を認めていて、16歳の少年は、「過去に自転車をパンクさせられたことがある」などと話し、「腹いせにやりました」と供述しているいうことです。この少年の家からは、複数の千枚通しが押収されていて、警察は余罪もあるとみて、詳しく調べる方針です。(12/10 KBC)
高校生のいたずらとしても100台もパンクさせたとしたら悪質です。昨今はあらゆる場所に防犯カメラがあり、犯罪捜査に使われています。高校生にもなって、そのあたりの分別が働かないとは情けない話です。腹いせなどで逮捕され、自身の経歴に汚点を残さないようにしてほしいものです。
レインボーブリッジなどを自転車で…約6000人参加
「レインボーブリッジ」や「東京ゲートブリッジ」などを自転車で走り抜けるイベントが開かれました。
「レインボーライド」は、環境にやさしく健康にも良い自転車をさらに身近なものにしようと開催されたイベントで、今年で4回目です。およそ6000人が参加し、「レインボーブリッジ」などを自転車で走り抜けました。
コースは距離の異なる3つが用意され、最も長い37キロのコースの参加者は、海底トンネルや東京ゲートブリッジなどを走行しました。参加者は、潮風を感じながら、普段は自転車では走れないコースを進み、景色を堪能していました。(2025年12月7日 日テレニュース)
すっかり定着して人気となっているイベントです。レインボーブリッジなどは、ふだん自転車で走行できない場所で、話のタネとしても走ってみたい人は多いに違いありません。なかなかクルマを通行止めにするのは難しいのでしょうけど、ふだん走れない道路を使うライドは、全国各地でも取り入れる価値がありそうです。
◇ 日々の雑感 ◇
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の期間が終了しました。ひとまずよかったですが、今後も油断は禁物です。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(0)