.
.
.
.
.
祝日ですが、残念ながら天気は下り坂となっており、低気圧が通過して全国的にまとまった雨が降っています。さて、そんな折りですが、最近は自転車関連のニュースが多くなっているので、今回も最近の記事の中から、気になったものをいくつかピックアップしてみたいと思います。
自転車がスクランブル交差点の横断歩道で歩行者はねる 自称・会社員の男逮捕 女性は意識不明の重体=静岡市
2月8日夜、静岡市葵区で自転車が横断歩道を横断していた歩行者の女性をはねる事故がありました。女性は意識不明の重体で、警察は自転車を運転していた自称・会社員の男を現行犯逮捕しました。
2月8日午後6時半頃、静岡市葵区七間町の信号機のあるスクランブル交差点で横断歩道を歩いて渡っていた女性が自転車にはねられました。この事故で、女性は頭などを打ち、意識不明の重体で病院に運ばれました。
警察は、重過失傷害の疑いで、住所、職業、氏名いずれも自称の静岡市葵区建穂に住む会社員の男(45)を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、男は「自転車でぶつけたことは間違いありません」などと容疑を認めているということです。警察によりますと、男は赤信号で交差点に進入したとみられるということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。(2026年2月8日 CBS)
横断歩道やスクランブル交差点での事故はしばしば起きています。歩行者が横断しているところを平気で横切る人は珍しくありません。車道を走行していても赤信号で停止するのではなく、歩行者の感覚でそのまま横断したり突っ切っています。歩車道の区別なく歩行者感覚で走行する日本ならではの事故と言えるかも知れません。
自転車は「交通弱者」じゃない! 26年4月の自転車“青切符”導入で変わる、自転車とドライバーの関係【交通事故鑑定人が解説】
「自転車は交通弱者だから、事故が起きても守られる」??そういった印象を持って、自転車を利用している方もいるのではないだろうか。
しかし、自転車はれっきとした軽車両として、違反の際には道路交通法が適用される。2026年4月からは、さらに改正道路交通法の施行により、16歳以上の自転車利用者に対して「青切符(交通反則通告制度)」が適用されることが決定。一時停止無視や信号無視、右側通行(逆走)など、これまで見逃されがちだった違反が、反則金の対象となる。
なぜ今、こういった措置が必要なのか。その背景には、自転車側の交通ルールの軽視や、そもそも交通ルールを知らないことによる悲劇が後を絶たない現実がある。交通事故鑑定人・熊谷宗徳氏の解説とともに、2026年からの「自転車新時代」を生き抜くための心得を紐解く。
「止まれ」を無視した70歳女性の悲劇 なぜ彼女は確認せずに飛び出したのか?
1999年10月7日の朝8時50分頃、佐賀県佐賀市の市道三差路で、自転車に乗っていた70歳の女性が乗用車にはねられ、頭を打って約2時間半後に死亡するという事故があった。
現場は信号機のない三差路で、自転車が進入してきた道路側には一時停止の標識と道路標示があった。しかし70歳の自転車の女性は、一時停止や安全確認をすることなく飛び出したという。一見すると「被害者」とみられる亡くなった女性。しかし、警察の捜査は意外な方向へ進んだという。
ドライバーを襲う「自転車の飛び出し」という悪夢 自転車側が「被疑者」となった理由とは
「この事故の内容を精査すれば、クルマ側の過失が小さいことがわかります」と、交通事故鑑定人の熊谷氏は解説する。「人身事故でケガをするのは大抵自転車側ですが、たとえ自転車に乗っていた人が死亡していても、原因が自転車側の一時停止無視であれば、警察は自転車側を『道路交通法違反の被疑者』として捜査します」
信号のない交差点で、一時停止を無視して飛び出してきた自転車がクルマと衝突。自転車に乗っていた70歳の女性が死亡したものの、事故の原因の大半が自転車側にあるケースと言えるだろう。
一方で、自動車側は過失が小さくても「自動車運転死傷行為処罰法」の被疑者となるおそれがあるという。自転車側のたった一度の「確認不足」が、過失割合が低いドライバーの人生をも暗転させてしまうというのだ。
運転免許を持たない層の「交通法規への無知」 止まらないのは“悪意”ではなく“知らない”から?
なぜ自転車に乗っていた女性は、無謀な飛び出しをしたのか。熊谷氏は「交通安全教育の断絶」に注目する。「自転車に乗っていた女性は、運転免許を持っていなかった可能性があります。免許がない人は、交通ルールを体系的に学ぶ機会がほとんどありません。『止まれ』の標識がどれほどの重みを持つのか、止まらないことがどれほど恐ろしい行為なのか。それを知識として知らないまま自転車に乗っているのです」と熊谷氏は指摘する。
自転車は、道路交通法上は軽車両にあたり、ルールの多くが自動車と同等に適用される。しかし「日本の現状では、自転車を歩行者の延長として『自身はクルマより優先されるべき交通弱者である』と考えている人も多く存在します」(熊谷氏)
自転車は「免許なしで乗れる車両」であるからこそ、一般的な交通強者であるドライバーとの間に大きな「常識の乖離」が生まれているという。
法改正で、自転車の車道飛び出しが増加? 自転車ユーザーへの道路交通法周知を
この状況を打破すべく、2025年12月には警察庁が、未就学児童から高齢者までの自転車安全教育に関する初のガイドライン を発表。「運転免許を持たずに自転車に乗る人にも道路交通法を周知させる必要があります」と熊谷氏は説明する。(以下略 2026.02.09 JAF Mate)
JAF Mateですからクルマのドライバー向けの解説記事ですが、なぜ自転車に乗った人が安全確認をせずに飛び出すのかについて述べています。止まれの標識があっても「止まらないのは“悪意”ではなく“知らない”から」だと指摘しています。
たしかに、止まるどころか、安全確認もせずにノールックで交差点に進入する人を見ることは日常茶飯事です。私は怖くて出来ません。無謀だと感じます。勢いがついているので止まりたくない気持ちはわからないではないですが、安全確認もしないのは、あまりに危険ですし理解できません。
記事にあるように、知らないからというのは一つの可能性でしょう。ただ、知らなかったとしても、「飛び出すな、クルマは急に止まれない」の標語ではありませんが、クルマが来れば危険なことは、子どもの頃から教わってきたはずです。考えればわかることでしょう。それでも飛び出してしまうのは何故なのでしょうか。
注意すべき標識や事故に遭わないための道交法の重要性を学ぶことが必要なのは、その通りでしょう。ただ、止まれの標識がなくても止まるのが当たり前、死にたくなければ当然です。でも、それを怠るから死傷しているという事実をもっと周知徹底させるべきなのかも知れません。
スポーツ自転車、ブーム去り値下げ 愛好家は新興にも熱視線
スポーツ自転車の値下げが相次いでいる。新型コロナウイルス禍での需要急増に伴い大幅な値上げが続いてきたが、ブーム収束で供給過多になった。
物価高に悩む消費者の間では中国などの新興ブランドが手がける安価な製品に注目が高まり、販売店やレースチームによる独自の商品開発の動きも活発になってきている。
米国の自転車大手トレックは2025年、ロードバイクの一部主力モデルについて日本国内での定価を10?14%値下...(以下略 2026年2月4日 日経新聞)
日本電動自転車市場規模は2034年までに米ドル4,770.4百万に達すると予想される | 年平均成長率: 4.85%
日本の電動アシスト自転車市場は、2025年に31億1,620万米ドルに達しました。IMARCグループの予測によると、この市場は2034年までに47億7,040万米ドルに達し、2026年から2034年にかけて年平均成長率(CAGR)4.85%で成長する見込みです。
日本の電動自転車市場規模と成長概要(2026-2034年)
2025年の市場規模:31億1,620万米ドル
2034年の市場予測:47億7,040万米ドル
市場成長率2026-2034年: 4.85%
IMARCグループの最新レポートによると、日本の電動自転車市場は31億1620万米ドルに達した2025年には市場が47億7040万米ドルに達する2034年までにCAGRで成長4.85%2026年から2034年まで。(以下略 2026-02-03 IMARC Group)
自転車の販売市場についての記事が、たまたま相次いでいました。スポーツバイクは値下げが進んでいるようです。一方で電動アシスト自転車の売り上げは伸びているとあります。そもそもユーザー層や人数、市場規模が違うと思うので、単純な比較の意味はないと思いますが、販売動向は変化しているようです。
高校生自転車事故最多の群馬、半減に挑む 車両データで危険箇所分析
高校生の自転車事故が11年連続で全国最多の群馬県が、データを活用した事故防止対策に取り組んでいる。
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(東京・文京)と協力し、車との接触事故などの事例を分析している。今秋には高校生向けにアプリを公開し、自転車の走行データなども取得する。
自転車専門家らでつくる「自転車の安全利用促進委員会」と一般社団法人自転車協会(東京・港)が発表した調査によると、群馬県で2024年...(以下略 2026年2月3日 日経新聞)
群馬県で事故が多いのは以前から報じられていましたが、その防止のためにデータ分析に取り組んでいます。たしかに、なぜ他県と比べて群馬で事故が多いのか、理由があるはずです。関係者は関心があると思いますし、判明したら是非その理由や背景などを公開して、他県を含めた事故防止に役立ててほしいものです。
「運転中にスマホ操作→反則金1万2000円」「傘差し運転→反則金5000円」4月から自転車の交通違反にも’’青切符’’ 高校生が交通ルールの順守を誓う
《自転車事故にブレーキを》交通安全の啓発企画や報道で群馬県警から感謝状 上毛新聞社
自転車「青切符」周知徹底へ、4月から導入…ながらスマホの反則金1万2000円
【再来月4月より開始】自転車にも「青切符制度」が導入!113種類の違反行為。年間の検挙件数5万件超!とくに多い違反は?
自転車への「青切符」導入控え、広島県警が2月に指導を強化 ヘルメット着用も
自転車に「青切符」!? いよいよ2026年4月から!! ながらスマホ、イヤホン、ヘルメット、歩道走行……何が違反になるの?
自転車青切符"順番違う"の声
静岡県東部「自転車街頭指導・広報啓発強化期間」 4月開始「青切符制度」周知へ 沼津署など、安全意識向上図る
自転車の交通違反に「青切符(交通反則通告制度)」が導入されます
交差点事故を防ごう 高松市の自転車店が交通ルール学ぶカードゲーム開発
自転車に「青切符」!? いよいよ2026年4月から!! ながらスマホ、イヤホン、ヘルメット、歩道走行……何が違反になるの?
自転車で「横断歩道」に乗り入れると“反則金5000円”!? 安全を考慮し子どもには「横断歩道」を走らせていたのですが、4月以降は車道を走らせなければなりませんか…?
自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入
自転車のルール・マナーについて
自転車を盗んで飲酒運転の疑い 海上自衛官の男を逮捕
山口大、自転車で酒気帯び運転の40代職員を停職14日
他人の自転車で酒気帯び運転、釜石市職員に罰金命令 釜石簡裁、道交法違反
これでも一部ではありますが、青キップ導入にあわせて自転車のルールや違反行為を啓発したり、解説する記事が多くなっています。直接呼びかける自治体もあります。自転車の飲酒運転で検挙される事例も相変わらず報道されており、取締りの強化は続いているようです。
「自転車ネットワーク検討に関するデータ活用の手引き」を策定!〜地域課題に対応する自転車ネットワークの整備を推進〜
国土交通省では、自転車の利用状況や地域課題を踏まえた自転車ネットワークの整備を推進しています。今般、地方公共団体が、自転車プローブデータ等を活用して自転車ネットワークの検討ができるよう、「自転車ネットワーク検討に関するデータ活用の手引き Ver1.0」を策定しました。(国土交通省 広報)
自転車よりもよい国へ?「GOOD CYCLE JAPAN」の取組
日本における自転車文化の発展と価値
国も自転車道の「ネットワーク」ということを言い出しました。そのほかにも「自転車を活用してよりよい国へ」「日本における自転車文化の発展と価値」といった発信を始めています。これまでにあまり見られなかった取り組みであり、以前の姿勢を知る者としては、隔世の感があります。
Googleマップの「Geminiナビ」が徒歩・自転車にも対応
Googleマップに「このあたりでおすすめの飲食店は?」と聞くことで、リアルタイムの情報を取得できる
Googleが地図アプリ「Googleマップ」に統合しているAIアシスタント「Gemini」のナビゲーション機能について、これまで自動車ナビゲーション限定だった対応が拡大し、徒歩および自転車での移動中にも利用可能になったと公式発表した。
新たに音声によるハンズフリー操作や周辺情報の問い合わせが可能になり、AndroidとiOSの両方で順次提供が開始される。
Googleは公式ブログを通じ、「Gemini in navigation」として提供する AIナビゲーション機能を、自動車での利用に加えて徒歩および自転車でのナビゲーションにも拡大したと発表した。この機能は、Geminiの提供地域においてAndroidおよびiOSのGoogleマップアプリ内で順次有効化される。従来は自動車の運転中のみ利用可能だったが、最新のアップデートで歩行やサイクリング中でも音声で呼び出し、AIによる情報取得や操作が可能になった。(以下略 2026/02/05 ビジネス+IT)
自転車用のナビも進化しているようです。音声で操作できるのは便利そうです。まだ使ったことがないのでわかりませんが、AIであってもデータが正確でなければ間違えます。自転車が通れない場所を案内したり、高速道路に進入させたりという話も聞きます。その辺りが改善されているのかも気になるところです。
日本人有志が自転車で台湾一周へ 東日本大震災時の支援に感謝伝える
(台北中央社)交通部(交通省)観光署(観光庁)は5日、記者会見を開き、来月日本人有志らが自転車で台湾を一周し、15年前の東日本大震災発生時に日本へ寄せられた台湾からの支援に感謝を伝えると発表した。
イベントは俳優・作家・歯科医の一青妙さんやジャーナリストの野嶋剛さんらが中心となって企画した。日本人有志約30人が参加する予定。
3月7日に台北市の総統府を出発し、15日まで台湾を時計回りに一周しながら、地元の人たちと交流を図る。
一青さんは、感謝を伝えるシールを作り、道中で出会った台湾の人々に渡すと語った。野嶋さんは、言葉だけでなく、実際の行動で謝意を示すと話した。観光署によると、南部・高雄到着時には交流イベントが開催されるという。
観光署の陳玉秀(ちんぎょくしゅう)署長は、自転車台湾一周を通じてより多くの日本人に台湾の美しさと人情味を知ってもらい、魅力を体験してほしいと語った。また昨年延べ約148万人だった年間訪台日本人旅行者数については、今年は延べ170万人を目指したいと語った。
中部や南部、離島へのツアーをPRしたいとし、より多くの日本人に台湾の北部以外の場所に訪れてもらいたいと話した。(2026/02/05 フォーカス台湾)
私は台湾一周をしたことはありませんが、人気が上がっているのは聞きます。単にサイクリングではなく、東日本大震災の時の支援の感謝を伝え、15年経っても感謝を忘れていないとの気持ちを表明するというのは意義深いと思います。お互いの国のサイクリストの民間交流としても有効でしょう。
白神山地を自転車で一周!青森県とモンベルが環境保全で連携協定
青森県と、アウトドア用品などを取り扱うモンベルは、環境保全意識を高めることなどを目的に、包括連携協定を結びました。
協定の締結式は、きのう、青森市で行われ、青森県の小谷副知事と、モンベルの辰野代表取締役会長が、協定書に署名しました。モンベルとしては、16府県目の協定締結です。
協定によって、県とモンベルは、環境保全意識を培うアウトドア体験や、災害対応力向上のための訓練などを行っていくということです。9月には、白神山地を自転車で一周するなどのイベント「SEA TO SUMMIT」が予定されています。
モンベル 辰野勇 代表取締役会長 「特に白神の自然遺産のエリアに関しては、もう少し利活用、いかにわれわれがうまく自然環境を維持しながら、白神山地を人間たちにとっても楽しめる環境になれば良い」
きのうとおとといの二日間は、青森市のマエダアリーナで、飲食店などおよそ50のブースが出店するモンベルフレンドフェアが開かれ、家族連れなどでにぎわっていました。(2026年2月2日 日テレニュース)
世界遺産の白神山地を自転車で一周できるとは知りませんでした。東アジア最大級の広大なブナ原生林を保護するためにも、入山は禁止されていますが、遠巻きに一周するのであれば貴重な森林資源の保護と観光資源としての白神山地の利用を両立させる、いい方法になるかも知れません。
◇ 日々の雑感 ◇
ミラノ・コルティナ五輪スキージャンプ混合団体銅メダル獲得、高梨沙羅選手も雪辱を果たせてよかったですね。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(0)