.
.
.
.
.
週末は4月並みの気温となったところも多かったようです。まだしばらく寒暖が繰り返されるとは思いますが、春が近づいてきていると実感させます。さて、そんな時期ですが、今回は最近の自転車関連のニュースの中から、目についたものをいくつかピックアップしてみたいと思います。
自転車「青切符」導入目前! 警察庁・国交省・有識者が弁護士会主催の辛口シンポジウム開催
福岡県警が高校教員ら対象に自転車交通講習 16歳以上対象の青切符制度など説明
今年4月から 113種類の違反対象 自転車運動 反則行為に「青切符」 鹿児島
自転車と歩行者の事故、過去20年で最多 4月から青切符の行為は?
<1分で解説>自転車と歩行者事故、過去20年で最多 4月から新制度
写真の自転車、うち2台が「交通違反」です。どれ?ポイントは「自転車専用レーン」。4月から青切符
自転車で反則金1万2000円は痛い……4月1日に始まる「青切符」の中身を3分でチェック!!!
自転車青切符制度周知へ啓発活動 三島署など
自転車の違反に「青切符」が導入されます!
4月1日施行 自転車の違反に「青切符」導入 16歳以上が対象 信号無視など113違反に反則金5千円?1万2千円
【記者解説】気を付けよう「自転車の事故」4月から青切符制度適用
4月から自転車にも青切符導入へ 「歩道通行」で罰金対象に? 「車道に出るなんて怖い…」知っておきたい“境界線”
自転車と歩行者の事故最多 「青切符」導入控え対策促進―警察庁
自転車の"悪質運転"で最大1万2000円の反則金 警察の目の前で傘差し運転をする人も…青切符制度の導入まもなく
自分たちも反則金の対象に 4月から自転車に青切符適用 高校生が啓発活動
【自転車も青切符】4月の改正道路交通法が施行で「厳罰化」へ 一時停止やヘルメット着用を徹底呼び掛け
自転車安全運転啓発 優秀校4高校表彰 函館中央署
自転車の交通違反にも「青切符」 4月導入を前に高校生に啓発活動 警察は「これをきっかけに安全運転を」
4月から自転車にも青切符適用 利用機会が多い高校生らが啓発活動
自転車安全に掛布さんPR
図の4台のうち2台が「違反」です。どの自転車?超基本の「走り方」、4月から青切符【クイズ】
【みんなで考えよう】4月から自転車に「青切符」が導入されることに あなたはどう思う?
新刊『自転車反則金時代到来! 最新法改正&安全ガイド』発売。自転車「青切符時代」に対処する新バイブル!! 2026年2月26日(木)発売開始!!
“ながらスマホ”は反則金1万2000円「自転車の交通違反も4月から青切符」高校で注意呼びかけ《長崎》
4月から自転車にも『青切符』導入でどう変わる?スマホ使用1万2000円・2人乗り6000円の反則金
自転車ルールをカレンダーに 伊達地区安協が製作、配布
オープンイヤー型イヤホンは違反になるか 自転車の厳罰化で注目集まる「グレーゾーン」、Shokzが語る「需要と安全啓発」
◇ ◇ ◇
県職員が飲食店で瓶ビール1本飲んで自転車運転、帰宅途中で警察官に呼び止められ…山口県が停職処分
「認識の甘さがあった」自転車を酒気帯び運転したとして静岡県立こども病院の職員を懲戒処分=静岡県立病院機構
自転車貸しただけでも・・・酒気帯び運転の恐れあると知っていたため罰金命令 盛岡簡裁
相変わらずの傾向ですが、いよいよ来月からスタートする自転車の青キップ制度導入を控えて、各地からの報道や、内容を解説する記事が増えています。同時に一時よりは減りましたが、自転車の飲酒運転で検挙される事例も散見されており、こちらも報道されています。
4月の自転車「青切符」導入目前 97%の保護者が「理解していない」と回答
子ども乗せ自転車の安全利用を啓発する、おやこじてんしゃプロジェクトby OGK(事務局:東京都港区)は、昨年10月に行ったアンケートの結果を受けて、自転車関連メーカー等の協賛・協力のもと、自転車送迎を行う保護者に向けた交通安全啓発キャンペーンを2026年2月19日(木)より実施しています。
これは、2026年4月1日から、自転車の交通違反に対して交通反則通告制度(通称:青切符)が導入されることを受けて、保育園や幼稚園への送迎で日常的に自転車を利用する保護者が、制度の理解不足によって思わぬ違反を起こさぬよう防止につなげる取組みです。
■背景と課題:自転車の青切符、保護者の97%が「理解できていない」
2025年10月に当プロジェクトで実施したアンケート調査(有効回答181件)において、4月から導入される自転車の青切符制度について「どのくらい理解しているか」という問いに対し、「なんとなく(36.3%)」「聞いたことはある(32.4%)」「全く分からない(28.4%)」と、しっかりと理解できていない保護者が97%に上ることが判明しました。
保育園や幼稚園への送迎で日々自転車を利用する保護者にとって、朝夕は時間に追われやすく、「右側通行」や「一時不停止」といった無意識の違反が、4月以降はペナルティの対象となる可能性があります。「知らなかった」では済まされないルール変更が、すぐそこまで迫っています。(以下略 2026年2月25日 OGK)
自転車の『青切符』4月スタート ながらスマホで1万2千円反則金 16歳以上は高校生も対象「今日初めて聞いた…」
これだけ報道や解説記事は増えていますが、はたして周知されているのかと言えば、心許なく思わせる記事もあります。私は注目しているのぶん、多く報道されているように感じますが、世間一般の関心ということで言えば、ほかにも重要なニュースがたくさんある中、必ずしも注目度は高くないようです。
自転車「青切符」導入を前に昨年は歩行者との衝突事故が3200件超と最多…死亡・重傷事故は356件
自転車と歩行者が衝突する交通事故が昨年1年間に全国で3269件(前年比226件増)あり、統計が残る2006年以降で最多だったことが26日、警察庁のまとめでわかった。
歩道や横断歩道での事故が5割超で、自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度が始まるのを前に、交通ルールの周知徹底が課題となっている。
同庁によると、昨年の自転車と歩行者の事故のうち、軽傷事故は2913件(同221件増)で9割に上り、死亡・重傷事故は356件(同5件増)だった。
歩道や横断歩道での事故は1851件で全体の56%に上った。自転車は車道通行が原則で、歩行者が優先の歩道を走る場合は車道寄りを徐行する必要がある。
交通ルールの軽視が事故につながっており、自転車が絡む死亡事故では、「一時不停止」や「通行区分違反」などの法令違反が約8割で確認された。死亡・重傷事故では、「飲酒運転中」が87件(同11件減)、スマートフォンを注視するなどの「ながら運転中」が22件(同6件減)あった。
青切符の制度では16歳以上の運転者が、運転中のながらスマホや交差点での信号無視など悪質な交通違反をした場合、反則金が科される。違反行為によって歩行者を立ち止まらせた時や、警察官の警告に従わない場合も対象になる。
同庁は青切符導入を見据えて昨年秋に自転車のルールブックを作成。各地の警察は講習会を開くなどして運転者へのルールの浸透を図っている。(2026/02/26 読売新聞)
25年の自転車事故、6万7千件 7割が法令違反、対歩行者増加
自転車と歩行者の事故、25年に最多3200件 99%は自転車側に違反
歩行者と衝突、違反の99.9%は自転車 厳罰化の飲酒・ながら減少
自転車と歩行者の事故3269件
青キップ導入が近づく中、自転車と歩行者の事故が最多となっていることが報じられていました。対歩行者では、その99%が自転車のほうに違反があるとなっています。歩行者に対しては交通強者であり、加害責任があるのは間違いないでしょう。青キップ導入で自転車利用者だけでなく歩行者の安全も向上させなくてはなりません。
自動車等が自転車等の右側を通過する場合の新ルールについて
令和8年4月1日から道路交通法の改正により、自転車等の安全を確保するための規定が創設されます。
【自動車等(自動車 + 一般原動機付自転車)】
自動車等は、車道を同一方向に進行している自転車等の右側を通過する際、自転車等との間に十分な間隔がないときは、その間隔に応じた安全な速度で進行しなければなりません。
違反した場合、3ヶ月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金、反則金(普通車7,000円)、違反点数2点が課されます。
ただし、道路標識等により追い越しのため右側部分にはみ出して通行することが禁止されている場所では、右側部分にはみ出しての追い越しはできません。
【自転車等(特定小型原動機付自転車 + 軽車両)】
自転車等は、できる限り道路の左側端に寄って通行しなければなりません。違反した場合、被側方通過車義務違反として、5万円以下の罰金、反則金(5,000円)の対象となります。(以下略 2026年2月19日 我孫子市)
一方で、クルマが自転車を追い越すときのルールも同じ4月から改定されることは、これまでにも取り上げてきましたが、こちらはほとんど報道されていません。先日は、その実効性も疑問だと指摘しましたが、認知度が相当に低いことも間違いなく、安全性の向上は、すぐには期待できないと思わざるを得ません。
「取り締まりの根幹揺らぐ」 自転車「青切符」控え、警察庁に危機感
神奈川県警による交通違反の不正な取り締まりを巡り、警察庁は20日、再発防止策を示した通達を都道府県警に出した。
現場を巡回する指導チームの新設といった踏み込んだ内容で、身近な乗り物の自転車の違反取り締まり制度が4月に大きく変わるのを控え、適正な取り締まりの実施に向けた危機感がにじむ。
県警の担当者は今回の問題を「取り締まり制度の根幹が揺らぐ事案」とする。警察庁は、取り締まりは件数を稼ぐことではなく、事故の抑止が目的だという理解が現場で欠けていたと指摘。基本意識や捜査書類の作成方法を徹底する「巡回指導官チーム」を警察庁と各警察本部に設置し、管理の目を行き届かせる。
また問題の小隊は人間関係が閉鎖的で、「無理な取り締まりが嫌で仕方なかったが、言いづらかった」と話す警察官もいた。そこで、現場から疑問や意見が集まりやすいように各警察本部に相談窓口を新設する。
4月には、自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を納付させる新ルールが始まる。これを議論した有識者検討会からは「国民から疑念を抱かれるような取り締まり」をしないようくぎを刺されていた。
取り締まりの適正さを確保するため、運転手が否認する事案ではパトカーのドライブレコーダー(ドラレコ)の映像を保存して活用することや、違反車両の速度を計測する機器の研究・開発も進める。神奈川県警では抜き打ちでのドラレコ映像の確認も実施する。(2026/2/20 毎日新聞)
自転車の青キップ制度導入という、警察にとっても大きな変化を迎える中で、関係者も憂慮する事態が明らかになりました。神奈川県警による交通違反の不正な取り締まりです。とんでもない話で、関係者が「取り締まり制度の根幹が揺らぐ事案」と言うのも当然でしょう。
交通取り締まりについては、一部に昔から反感がありました。例えば「ネズミ捕り」と呼ぶスピード違反の取り締まりです。あえて違反を誘発するような形であったり、ドライバーをネズミに見立てて、検挙件数を成果として、それを達成するための取締りとなっていることが指摘されてきました。
取り締まって反則金を計上すること自体が目的になっており、果たしてそれが交通安全につながるか疑問とされるような取締りもあることが問題視されていました。こうした不正な取締りが横行する中で、実際に取り締まられた人が疑問を感じたり、不満に思うのでは当然であり、制度そのものの信頼性が揺らぎます。
神奈川県警については、以前から不祥事が相次いでおり、県民に聞くと不信感を持つ人がとりわけ多いようですが、これは神奈川県警に限った問題ではないでしょう。警察官はある種の特権を持つわけですが、だからといって市民を見下し、反感や不信感を抱かれるような取締りを平気で行っているとしたら問題です。
他の都道府県警察も含め、交通取り締まりに対する市民の不信感が相変わらず存在していることを謙虚に捉えるべきです。実際にこのような取締りが存在しており、氷山の一角だと目されるのも確かです。本当に交通安全に資するような取締り、反則金の徴収を行っていくことを改めて徹底してほしいものです。
それ道交法違反です!! ドライバー目線で見る「怖すぎる」自転車危険走行
クルマを運転していると、「あ! それ危ない!」と思える自転車走行を見ることがある。もちろん自転車目線から危ないクルマだっているだろうが、今回はそこから事故につなげないための対策や自身も自転車に乗る場合に気をつけたいこと、危険走行に出会った時の対処法について。
歩道からいきなり車道へ「ノールック合流」
これ、ゆっくり走るママチャリよりも、歩道を快走しているクロスバイクや若者の乗るママチャリで見たことのある危険走行。
こちらが車道を走行中、左側の歩道を走るのはクロスバイク。同一方向に進んでいる状態からいきなり車道へ!……肝を冷やした人もいるだろう。クロスバイクが車道に出てきたのは、歩道前方に歩行者がいたために自身の進路を確保するためだった。(中略)
ある時は軽車両、ある時は歩行者…なカメレオンスポーツバイク
湘南エリアを走る国道1号には「ト」の字(T字)の交差点が何カ所かあり、後方から車道を走ってきたスポーツバイクが、前方の赤信号を無視して進み、まるで何もなかったかのように走り去っていくシーンを何度か見かけたことがある。
こういった交差点は街中に多くあり、信号無視が非常に多い。歩道側には信号がなく、歩行者は歩道を通行しているために車道を走る自転車も進んで問題ないと「勘違いしている人もなかにはいる」というが……。(以下略 2026年2月20日 ベストカー)
こちらの記事では、自転車の危険な走行を問題にしています。私も何度も書いていますが、実際に「ノールック合流」する人を見るのは日常茶飯事です。ドライバーにとっても危険ですし、自転車同士でも危険な場合もあります。自転車同士の出会い頭の事故も起きています。
【自転車の危険運転】"青切符"導入の背景に止まない違反行為 重大事故の可能性も 静岡 NNNセレクション
ルールを守らないことによって起きる自転車の事故が後をたちません。こうした事故をなくすためにも、自転車の基本的なルールを再度確認することが大切です。(2026/02/20 日テレニュース)
こちらの動画で収録されている危険な行為、「ノールック合流」のような一時不停止という違反行為が問題なのは間違いありません。ただ、膨大な数に上る一時不停止をいちいち取り締まるのは不可能です。一時停止という規則を遵守させようとするだけでは問題は解決しないように思います。
法令遵守の前に、自らの安全を守るという意識が不足しています。ノールックで交差点を飛び出せば、事故になりかねないのは明らかです。今までは大丈夫だったのでしょうが、運がよかっただけです。まず自身の安全のために、交差点では安全確認をするという当たり前のこと、その必要性を認識させる必要があると思います。
トラックは戦々恐々…? 自転車“青切符”導入で懸念される事故とは? 死角に突っ込むチャリ ドライバーは「目視と勘」
東海クラリオンは、青切符導入に先立ち自転車とトラックの事故について調査したところ、4割以上が自転車利用中に「左折事故・巻き込み事故」の危険を感じたと回答しました。
自転車の運転中4割が「危険」と感じたことアリ
2026年4月1日から自転車の交通違反にいわゆる「青切符」が導入され、歩道通行の原則禁止などが厳格化されます。これに際し、ある“懸念”を、車載器専門商社の東海クラリオンがアンケート調査を通じて明らかにしました。
青切符の導入以降、これまで歩道を走行していた自転車が、車道へ移行するケースが増えることが予想されます。そこで懸念されるのが、巻き込み事故の増加です。
2025年5月に東海クラリオンが実施したアンケートでは、自転車利用中にトラックや大型車との「左折事故・巻き込み事故」の危険を身近に感じたことがある人が、4割以上にのぼることが分かりました。
大型車の左折時は内輪差を考慮する必要があるため、すぐに曲がるのではなく、いったん直進してから方向を変える動きをすることがあります。自転車利用者がこの特性を理解していない場合、「トラックが直進する」と誤認してしまう恐れがあるといいます。
また左折する大型車両の左後方から直進する自転車が接近し、車両の死角に入り込むことで、双方の危険認識が遅れ、重大事故に発展する可能性もあるといいます。しかし、大型車両は車体の大きさや高さの影響で死角が広く、ドライバーから左側方の状況を確認しづらいのです。
現に、事業用トラックが第1当事者となる交差点における死亡事故・重傷事故では、左折事故の9割近くが“対自転車”だというデータもあります。
東海クラリオンによると、車両総重量が8トンを超える貨物自動車の新車に対しては、側方衝突警報装置の備え付けが義務付けられ、後付けの装置の普及なども進んでいます。しかし、すべての車両への搭載には時間を要し、左折時の安全確認は「ドライバーの目視と勘に頼らざるを得ない状況」が、しばらく続くとしています。(2026.02.20 乗り物ニュース)
青キップが導入されることで、自転車が車道走行するようになり、左折巻き込み事故が増加するのではないかと懸念されています。歩道から交差点に飛び出してくるほうが、左折巻き込みになりやすいとの指摘もありますので、必ずしも増加するかどうかはわかりません。
ドライバーの懸念は理解できます。しかし、その根底にあるのは、自転車は歩道走行という日本独自の慣習です。そもそも自転車は車道走行が原則なのですから、車道走行が増えたとしても、そのために事故が増えるという事態は避けなければなりません。その一つが下の記事にあります。
自転車レーンはいつもクルマだらけ(アーカイブ特別編・2026年)
4月1日から自転車の交通違反にも「青切符」が適用されます。自転車走行スペースの基本は車道左端、自転車レーンがあるところは自転車レーン。でもその実情はどうなってるでしょう。
自転車は自転車レーン(車道左端)とはいうけれど
自転車の規則が厳しくなります。自転車にも青切符制度が導入され、自転車は「車道が原則・歩道は例外(自転車安全五則)」が徹底されるわけですが、肝心の自転車レーンがこの状態です。全国どこに行っても(特に首都圏と近畿圏)自転車レーンは「体のいい駐車場」になっているのが実情です。
上の写真は国道246号・青山通りですが、朝昼晩いつ行ってもこの状態です。自転車はここを通れと言われても、いったい誰が通れるのでしょう。
反則金が5,000円
道路交通法にはこう定められています。
普通自転車で車道を通行する場合で、普通自転車専用通行帯(自転車レーン)が設けられているときは、その普通自転車専用帯を通行しなければなりません。(道交法20条第2項)
これに違反すると、4月からは、通行帯違反(反則行為)として、反則金5,000円の対象となります。現実にはおそらく「指導・警告」で済まされるとはいうものの、原則はそうです。
かえって危ない自転車レーン
しかし、現実として、そんなことはできません。それどころか、自転車レーン上の駐車違反をパスするために、自転車は右に膨らんで走らざるを得ず、かえって危険であることが往々にしてあるのです。
写真の「川の手通り(足立区)」については、トラックがずらりと並ぶことが多く、警察もパイロン(ソフトコーン)を並べて対処しましたが、パイロン区間が過ぎると、ふたたび「駐車場」になってしまっています。「自転車レーン」との表示を付けてもまったく効果がありません。
諸悪の根源はここに?
実は諸悪の根源は次の部分にもあったりします。こうした自転車専用通行帯が路面に描いてある道路は、往々にして「駐車禁止」であって「駐停車禁止」ではないのです。
だから「停車」はOK。5分以内の荷物の積み下ろしや、運転手が乗っていてすぐに移動できる停車は取り締まりができないのです。このことが「自転車レーンは無料の駐車場」とでもいうべき誤った意識を醸成してしまいました。
「反則金」の前に、危険駐車・迷惑駐車の一掃を
2026年4月1日から自転車青切符制度がスタートします。新制度で、ながらスマホや逆走、信号無視、飲酒運転など、無法自転車が一掃されるならば、事故も大いに減るでしょう。しかし、青切符だ、反則金だと言う前に、ドライバー側の意識の改善、インフラの整備など、やるべきことも確かにあるのです。(2026年2月24日 TBS)

安全に車道走行が出来ない状況があるのは間違いないでしょう。この点は以前から指摘されてきました。取締りの前に整備をと感じる人が多いのも確かです。自転車走行空間の整備には時間がかかりますが、せめて現状で自転車レーンがある場所くらいは、それが有効に使えるようにしていくことを強く望みます。
逆に言うと、このような状況が放置されていることが、ドライバーの意識が変わらない背景にあります。自転車は車道走行が原則であり、その通行を妨げれば事故の発生にもつながります。無謀で傍若無人な自転車の走行に腹を立てるのは十分に理解できますが、傍若無人な駐車が迷惑とされている事実も認識すべきでしょう。
ロードバイクなど自転車3台を盗んだ疑い 18歳と20歳の男を逮捕 防犯カメラの解析で容疑者を特定、余罪も捜査中 富山
富山市内の駐輪場からロードバイクなど自転車3台を盗んだとして、18歳と20歳の男が26日、窃盗の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、富山市に住むアルバイト従業員の男(18)と会社員の男(20)です。
富山中央警察署によりますと、2人は共謀して、去年10月22日から11月30日にかけて、富山市内の駐輪場で、20代から40代の男女3人がそれぞれ所有するロードバイクを含む自転車3台など(時価合計17万4,000円相当)を盗んだ疑いがもたれています。
一緒に自転車を盗んだことに間違いない…
被害者からの届け出により事件が発覚し、警察が防犯カメラを解析するなどして容疑者を特定、事情を聞くなどして逮捕に至りました。男らは「一緒に自転車を盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。富山中央警察署では引き続き詳しい動機や余罪について調べています。(2026年2月27日 チューリップテレビ)
自転車を盗まれて被害届を出しても、捜査すらされていないのではとの疑問も聞きます。自転車盗の発生件数は膨大な数であり、対応しきれないのも確かでしょう。しかし、防犯カメラの解析から逮捕につながるケースがあるというニュースです。状況にもよるでしょうが、犯罪抑止のためにも検挙に取り組んでほしいものです。
◇ 日々の雑感 ◇
米軍とイスラエル軍の攻撃でイランの最高指導者ハメネイ師が死亡、中東全体への紛争拡大が懸念されます。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(2)
なんだかんだ言っても、まずは、自転車を歩道から追放することが、一番の早道に思います(歩道の乗車中の自転車の速度は、早歩きで押す状態よりも遅いことにも留意)。歩道へ自転車を上げたことにより、自転車の交通マナーが劣化してきたように思います。自転車の交通ルールも、増築に増築を重ねることにより複雑になり、交差点を法規どうりに通行するためには、車以上に道路交通法の知識を持たなければ、容易に違反をしてしまう状態になっています(例:従うべき信号機)。
いくら自動車が増えたとはいえ、半世紀前までは、それなりにうまく車道上で住み分けていたのですから、もとに戻せば、車道上の自転車通行部分の分離も含め、1世紀後くらいには、正常に近づくのではと思います。歩道の自転車は、小学校低学年まで。このくらいのことをショック療法的におこなわなければならないと考えます。