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家の近所だけでなく、ロングツーリングをしたり、近県への旅行ならば自転車で行きたいという自転車好き、自転車マニアの人もいます。仕事でも勤務先からの周辺移動に自転車を使ったり、出張する時は飛行機や列車で移動した先でレンタサイクルやシェアサイクルを使って移動したい人もいるでしょう。
単に自転車が趣味だとか自転車好きという理由ばかりではありません。都市での移動は自転車のほうが速くて便利だと知っているからです。クルマだと渋滞に悩まされたり、空いている駐車場を探すのに苦労したり、レンタカーはコストも大きくなります。自転車ならば、そのあたりの面倒がなく、コストも小さく、小回りも効きます。


そこで可能であれば自転車を使いたいと考えるのは自然です。特に海外では自転車の広範な利用が広がっています。ただ、自転車にすると不利な面があるのも否めません。荷物です。自転車で運べる荷物は限られますので、どうしても携行品の運搬には不利になるでしょう。
もちろんバックパックなどを使う手もありますが、いつもバックパックで済むわけではありません。例えば出張などで宿泊を伴う場合には、持ち物も増えます。着替えや身の回り品、場合によっては資料とかラップトップなども運ばなくてはなりません。


そんな時に便利なのは、やはりキャスターのついたスーツケースということになるでしょう。空港や鉄道駅構内での移動もキャスターがついていれば便利ですし、カギもかかるので荷物を預ける時にも安心です。仕事に限らず、例えばコミケに行く場合など、スーツケースが重宝する人は多いはずです。
しかし、スーツケースだと自転車に載せるのが困難という欠点があります。海外であっても、レンタルやシェアのカーゴバイクがあるとは限りません。運よく荷台がついた自転車だったとしても、固定し安定して運ぶのには難しい面があるでしょう。スーツケースも良し悪しということになります。



そこで、自転車や電動スクーターで移動したい人のために、スーツケースをバックパックのように変身させるハーネスを考えた人がいます。これならぱ、自転車に乗るときにこれを取り付ければ、キャスター付きのハードスーツケースであっても、簡単に背負うことが可能になります。
駅前でタクシー待ちをしている人を横目に見て、颯爽と自転車で走り去ることも可能になります。海外の空港では、市街地までのアクセスが混雑したり、渋滞が酷いため、自転車専用道を設けているところもあります。荷物の問題さえクリアできれば、大幅な時間短縮になるでしょう。

もちろん出張や旅行の時だけでなく、ふだんこれを使って通勤や移動したりすることも可能です。一般的なスーツケースであれば、特に改造などは不要でハーネスを取り付けるだけで背負えるようになります。装着には、わずか10秒しかかかりません。取り外したら、小さくまとめてスーツケースに入れられます。
なるほど、言われてみれば便利そうです。ありそうでなかったアイテムと言えるかも知れません。イタリアのラヴェンナを拠点とするスタートアップ企業、“
BellBoy”が開発した、“
Travelmate”です。例によって、クラウドファンディングサイトで資金調達、販売を行っています。


ところで、どこでも自転車に乗りたい人の中には、旅行先でも自分の愛車に乗りたい人がいます。宅配便で荷物として送ることも出来ますが、一般的には輪行ということになるでしょう。輪行袋に入れるなどして、自転車を自分で運んで交通機関に乗るスタイルです。愛好者は一定程度います。
ただ、これが飛行機を使う場合には、利用する航空会社によっては輪行袋が使えない場合もあります。ケースに入れる必要があります。そこで専用のハードケースなどに入れることになります。ただ、あまり一般的な製品ではないため、自転車を買った時などの梱包用の段ボールなどに入れて運ぶ人も多いはずです。


段ボール製の自転車箱は、箱自体は軽く、使わない時には畳めて便利ですが、空港内を移動したりする時には持ち上げるか、引きずって運ぶしかなかったりします。よくある手押しカートだと運びにくいことも多いと思いますし、台車で運ぼうにも、長さがあるため簡単ではありません。
そこで、この段ボール箱にキャスターがついていればと思った人がいます。普通の段ボール箱に、後付けのキャスターを取り付ける方法を考え出しました。名付けて“
RollPack system”、普通の自転車用の段ボール箱にキャスターを付けて、スムーズに運ぶことが出来ます。
段ボール箱に直接貼り付けるだけでは強度に不安があります。そこで内側と外側の部品を分け、段ボールを挟む形でキャスターを取り付けることにしました。3輪にすることも、4輪取り付けることも可能です。もちろん、自転車の入っていた段ボール箱でなくても使えます。
これも言われてみれば当たり前の仕組みですが、自転車を運ぶ道具としては、ありそうでなかったのではないでしょうか。少なくとも普通に売られているようなアイテムではないと思います。ただ、果たしてどれだけのニーズがあるかと言われれば、ニッチなアイテムであることは否定できません。
こちらもクラウドファンディングサイトで資金調達を目指していますが、今のところ目標金額に届くのは難しそうです。ただ、ちょっとした工夫ではありますが、あれば便利ですし、これは重宝するという人も、少ないながらいるのではないでしょうか。
自転車のほうが便利だったり効率的だったり、環境負荷が低かったりと理由はいろいろですが、どこであっても自転車が使えればと考える人は世界中にいます。そのために自転車『で』運んだり、自転車『を』運んだりする、ちょっとした工夫は、今後もいろいろ出てくるに違いありません。
◇ 日々の雑感 ◇
ホルムズ海峡の安全確保を巡る発言が二転三転のトランプ大統領、会談する高市首相の対応が注目されます。
Posted by cycleroad at 13:00│
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