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間に挟まった平日を休めるかにもよりますが、早ければこの週末からゴールデンウイークという方もいるでしょう。さて、そんな時期ですが、最近は自転車関連のニュースが多くなっているので、その中から目についたものをいくつか取り上げてみたいと思います。
自転車の青切符「妥当」62% 年代で温度差 毎日新聞世論調査
自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を科す改正道路交通法が4月から始まった。毎日新聞の世論調査によると、この制度変更について「妥当だ」が62%を占め、「厳しすぎる」(20%)を大きく上回った。厳格化が「不十分だ」は8%にとどまった。「わからない」は10%。
自転車の青切符の対象は16歳以上。スマートフォンを使用しながらの運転や無灯火、信号無視などに3000〜1万2000円の反則金が科せられる。
調査では、全年代で「妥当だ」が「厳しすぎる」を上回った。18〜29歳では「妥当だ」が36%と「厳しすぎる」(33%)と僅差だったのに対し、30、40代は50%を、50代、60代は60%を超え、70歳以上では75%に上っており、年代によって温度差がある。また、職業別では、学生の6割が「厳しすぎる」と回答。通学等で自転車を利用する有権者の中には、不安を感じている人も多そうだ。
調査は18、19日にスマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」で実施した。NTTドコモのdポイントクラブ会員を対象としたアンケートサービスを使用し、全国の18歳以上約7700万人から調査対象者を無作為に抽出。1868人から有効回答を得た。(2026/4/21 毎日新聞)
前回、朝日新聞の世論調査で青キップ導入に肯定的な意見が67%という記事を載せましたが、毎日新聞の世論調査でも妥当とする人が62%と似たような数字になっています。おおよそ3分の2の人が支持していることがわかります。ただ、一方で反発や不満、怨嗟の声も多く上がっていることが多数報じられています。
【自転車青切符導入に不満の声が続々】「行政は先にやるべきことがあるだろう」自転車専用レーンを整備することなく取り締まり強化に舵を切る理不尽
「法律を守れば死ぬ」自転車の青切符(反則金)導入で車道はカオスに?ドライバーの悲鳴と警察の狙い
片側1車線道路「自転車を1m空けて追い越せず」→パトカー先頭に100m級渋滞 改正道路交通法に疑問の声「誰も幸せにならない」
〈青空〉自転車店主の戸惑い
【タクシー運転手が語る”怖い自転車”】逆走・ふらつき・突然の斜め横断…“自転車追い抜き”新ルール追加でドライバーのリアルな声を直撃『いきなり右に曲がる』『自転車が車両という意識が薄いのでは』
たくさんあるので、それぞれに興味のある方はリンク先で読んでいただきたいのですが、もっともな言い分も多く、不平や不満、怒りの声が多数上がっています。車道走行する自転車が増えたのと同時にクルマの追越しに対するルールも変更されたことから、余計に困惑している面もあるのでしょう。
松任谷由実 自転車�狎沈敝筬畧�度に困惑「私ライフラインなんですよぅ…」「うちの方とか怖いよ」
「自転車の法律変わりすぎて追いついていけない。さっきもあやうく…」鈴木おさむ氏が困惑
「普段自転車に乗らないような人たちが決めたルールで今後も続く厄介な問題に」倉田真由美氏私見
自転車の信号無視で“反則金”6000円。山口真由が指摘する「青切符導入」の是非と「自転車=邪魔者」という歪んだ交通史
歌手や漫画家、弁護士、放送作家など著名人からも不満の声が上がっています。自転車の問題で著名人がこのように声を上げるのは珍しいと思います。それだけ関心が高いのでしょう。身近な問題ということもありますが、今回の制度導入に対して不満も多いようです。
「実際に見かけたことがある」自転車乗る保護者への注意喚起に不安の声「心配になる」
【ヤフコメで話題】「自転車の交通違反に対する罰則運用」「取り締まりの周知や一貫性に課題」 - 罰則強化を巡る現場の混乱と意見
自転車に「小学1年生の子ども」を乗せて“スイミングに送迎”しています。青切符の対象で「罰金3000円」と聞きましたが、チャイルドシート有りでもダメなんですか? 現実的な選択肢とは
4月から「自転車が車道をゆっくり走行」してても“追い抜き厳禁”!? SNSでは「渋滞が増える」「法律考えたの誰?」と非難多数…普通車は“反則金9000円”ルール導入の背景とは
理不尽だ…手厚い歩道とビュンビュン車道のはざまで、自転車通行「命がけ」
子どもを自転車で送迎する保護者など、市民からも切実な声が上がっています。今回の青キップ制度導入は、広く市民の間に懸念や困惑を広げています。こうした声は各方面から上がっており、制度の導入の仕方や取締り方法、警察や政治・行政の姿勢へも不満が向かっているのは間違いなさそうです。
四輪ドライバーから大ブーイング!「車道のチャリをどうにかしてくれ!」
自転車「ノールック車道飛び出し」増加? 警察の注意喚起にクルマ勢が賛同「後方確認して!」
「避けてもらって当たり前」は通用しない? 自転車でついやってしまう“危ない癖”に潜むリスク 神奈川県警が教える回避策とは
今般の青キップ制度導入で、必ずしも歩道通行が即取り締まられるわけではない点には誤解もあると思います。ただ車道走行するようになった人も多いようで、ドライバーからも困惑する声があります。ノールックで車道に飛び出すなど、かえって危険な走行が見られ、事故の減少に逆行するのではとの懸念もあるようです。
「自転車厳罰化」の警察が言わない“ウラの狙い”とは?目的は「反則金」じゃなかった…〈弁護士が解説〉
「路駐を取締りして」「走れる整備を」 警察庁のSNS投稿に賛否アリ!? 「青切符大賛成」も…自転車罰則強化なぜ? クルマ免許に影響は? 元警察官の見解は
自転車で走ったら「詰む」 反則金取るなら走れる道を…品川の国道で感じた理不尽 「今後考えます」と国交省
自転車青切符、警察官はどう思っている? 「新たな鉱脈」疑惑の真実
今回の青キップ制度導入と、その経緯などについて、弁護士や元警察官などからもさまざまな意見、指摘が寄せられています。まだ開始3週間余りで混乱があるのは仕方ないとしても、今後国民の理解を得て制度が定着し、当初の目的が実現していくかについては、予断を許さないと言えそうです。、
青切符制度を悪用か 男が自転車の男子中学生に「1000円払え」と要求 仙台
警察によりますと19日午後1時頃、仙台市太白区内を自転車で走っていた男子中学生が軽乗用車の男に「最近自転車の青切符ができた」「車道を走るのは違反で1000円払って」などと金を渡すよう求められました。
男子中学生は、男の様子から警察官ではないと判断し、金を渡さず男はその場から立ち去ったということです。
青切符制度は、2026年4月に自転車にも導入された交通違反の摘発の制度で、16歳以上を対象に、警察官が自転車の交通違反に対して、違反内容に応じた反則金を求められるようになりました。
反則金は、警察官から渡される納付書を使って金融機関などで支払うことができ、支払えば、通常の書類送検などの刑事手続きに移行しません。
全国的にこの青切符制度を悪用し、警察官を装って自転車の違反と言い金銭を要求する手口の被害が増えています。
警察が子どもを狙った悪質な犯行として、「警察官が反則金としてその場で現金を受け取ることはない」と注意を呼びかけています。(2026年4月21日 tbc)
相変わらず、警察官を装って青キップの反則金を騙し取ろうとする詐欺が発生しており注意が必要です。今度は中学生です。青キップの対象は16歳以上であり中学生は対象外ですが、少年なら与しやすいと思ったのでしょうか。微妙な金額ならば、捕まるなどと脅されて支払ってしまう人もいるのでしょう。
シェアサイクル導入4倍 全国323自治体、10年で急拡大 国交省調査長崎・大村、新幹線駅に設置 来訪者の周遊性高める
シェアサイクルが全国で急速に拡大している。国土交通省の調査によると、2025年3月末時点で323の自治体でシェアサイクルが本格的に導入されている。
16年3月末の77自治体と比べると、約10年で4倍以上に拡大した。
25年11月に松江市が、同年12月には鳥取市が導入するなど、足元ではさらに導入地域が増えている。(以下略 2026年4月17日 日経新聞)
地味なニュースですが、日本でもようやくシェアサイクルの導入が広がってきているようです。導入する地区が増えているのは間違いないとしても、今後コストやマナー、自転車の偏りなどの使い勝手を含め、安定的に定着して利用が拡大していくかは見ていく必要があるでしょう。
“カサや買い物袋などの巻き込み”に注意 10代の自転車事故が多発 NITEが注意喚起
新年度の生活がスタートする中、10代で多発する自転車事故に注意喚起です。NITE(製品評価技術基盤機構)は、傘をハンドルにかけて自転車を運転していると、傘が車輪に巻き込まれて転倒してしまう映像を公開しました。
NITEによりますと、こうした自転車による事故は5年間で299件にのぼり、年代別では10代の事故が最も多くなっています。このほか、買い物袋を巻き込み、車輪がロックして転倒するケースなども多く発生していて、NITEは、荷物はハンドルにぶら下げず、かごに入れるよう注意を呼びかけています。(2026年4月23日 FNN)
買い物袋をハンドルにぶら下げていると青キップか?などという議論もありましたが、それとは別に袋や傘などがタイヤやチェーンに巻き込まれて事故が多発しており危険だと、NITEが注意喚起しています。巻き込むとイメージできない人も多いのでしょう。違反や摘発以前に危険なので止めるべきです。
職人歴78年、92歳の現役自転車店店主 現役職人が守る創業97年の「あまん自転車店」が地域に愛される理由
「押してきた自転車をスイスイと乗って帰っていく。それがいい」宮崎市の街角に、創業から間もなく一世紀を迎えようとする老舗がある。92歳の店主・阿萬木久夫さんが営む「あまん自転車店」だ。職人歴78年のレジェンドが店の前の椅子に腰掛ければ、近所の住民が次々と声をかける。地域の止まり木のような阿萬さんの日常を追った。
自転車屋さんは天職
宮崎市清水にある「あまん自転車店」は、昭和4年に開業し、創業97年を迎える。店を営んでいる阿萬木久夫さんは、中学生の時に家業の自転車店を手伝い始め、それ以来78年に渡って自転車の修理や販売を行っている。
阿萬木久夫さん:元気なうちはね、ずっとしようとは思っている。天職、他には考えられない。
手際よく修理をする阿萬さん。「磨いてノリをつけて貼りつけて…今までに1万台、2万台とパンクの修理をしている」と話す。今も現役で店に立ち続ける阿萬さんは、仕事を長く続けるため、毎朝、体の調子を整えている。
中村ハリ灸整骨院 中村文則院長:自転車屋さんはまだやるんでしょ?
阿萬木久夫さん:力があんまり入らない。なんとかならないかなと思って。ねじったり力を入れるから、やっぱり体には無理がくるだろうね。
あまん自転車店は全盛期には3店舗を構え、年間700台ほどの自転車を販売していた。しかし、外国製の安価な自転車や大型店の進出で規模が縮小。同業者の多くは廃業に追い込まれた。そんな中でも、阿萬さんは地元のお客さんのためにと店を続けてきた。
阿萬さんは「お客さんの満足のため、いい加減なことはできない。押してきた自転車をスイスイと乗って帰っていく。それがいい」と話す。また、阿萬さんは、作業時に決して軍手を使用しない。手袋をすると、触ったときの感覚がわからないという。
長年、自転車を固定し、力を込め続けてきた阿萬さんの親指は、普通の人よりも一回り大きく発達している。この指こそが、職人として歩んできた歳月の証しだ。
地域住民の交流が原動力に
自転車の修理に情熱を注ぐ阿萬さんの楽しみは、店の前にある椅子に座って外を眺めることだ。
近所に住む男性:見かけたら「おい」って言う。いろんな修理もするし、すごいよ。いまは自転車店が少ないから、近くにないと困る。
近所に住む女性:みんなここらへんの人はよく来る。おじちゃんがいるから欠かせないと思う。
阿萬木久夫さん:自転車の修理に来る人もいるけど、ただしゃべりにくる人もいる。この人はただしゃべるだけの相手。
近所の人との会話で励みをもらい、それが仕事を続ける原動力となっている。
阿萬さんは「“あんたがおらにゃ寂しい”とか言われると、これはやめるわけにいかんな、と思う。開業から100年はシャッターを上げて営業したいと思っている」と話す。
創業100年という大きな節目まで、あと3年。今日も宮崎の街角で、阿萬さんは温かな交流を力に変え、愛着ある自転車に新たな命を吹き込み続けている。(2026年4月18日 FNN)
ニュースではありませんが、自転車屋さんについての記事が載っていました。92歳で現役とはすごいですが、最近はこのような自転車店が減少しているのは確かです。販売以外にも修理やメンテナンスで市民の自転車利用を支える存在であるわけで、残念なことであると同時に懸念される事態です。
「自転車は車と同じ」留学生が自転車に乗る際のルールなどを学ぶ 来日したばかりの新入生 母国と異なる点も=静岡
浜松市の日本語学校では来日したばかりの新入生を対象に、交通ルールなどを学ぶ警察による講習が行われました。こちらの日本語学校では毎年、来日したばかりの新入生を対象に、日本で暮らしていく上で知っておきたいさまざまなルールを学ぶ機会を作っています。17日は、この日入学式を終えたばかりのインドネシアやベトナムなど出身の留学生20人が参加しました。
「自転車は車と同じ」母国との違いを学ぶ
<浜松西警察署 交通課員>「自転車の取り締まりが強化された。基本的には自転車は車と同じだと思ってほしい。日本人でも(自転車は)車と違い、人(歩行者)と交通ルール近いと思っている人がいたりはする」
留学生たちは、4月から改正された自転車に乗る際のルールをはじめ、ヘルメットの着用など母国と異なる点について、通訳を介して、ひとつひとつ学んでいきました。
<ミャンマー出身の留学生>
Q:勉強になりましたか?
「はい」
Q:どんなところを気を付けたいですか
「人(歩行者)を気を付けて(自転車に)乗りたい」
また、地震や津波など災害に見舞われた場合の対処の仕方や、詐欺被害に遭わないための対策なども覚えました。(2026年4月17日 TBS)
外国人も自転車安全に コース実走してルールを周知 栗原署
自転車利用、ルール守って安全に 三輪小児童が自動車学校で確認
こちらも地味なニュースですが、青キップで摘発される可能性があるのは外国人も変わりありません。各地で自転車ルールを周知する取り組みが行われています。座学ではなく実走して学ぶのは理解に有効ですが、秋田の自転車学校を利用して学ばせるというのはいいアイディアだと思います。
淡路島と島外、自転車で行き来できます 東の航路は25日から運航
兵庫県の淡路島と島外は自転車で行き来できます――。船による北と東の2ルートに加え、南あわじ市と徳島県鳴門市を結ぶ西の大鳴門橋では2027年度中の開通をめざして自転車道の工事が進んでいる。自転車ツーリングの利便性が増しそうだ。
兵庫県洲本市の洲本港と大阪府岬町の深日(ふけ)港を結ぶ「深日洲本ライナー」は25日から今年の運航を始める。11月8日までの土日祝日とお盆の8月10〜14日に1日4往復する。この航路は、淡路市の岩屋港と明石市の明石港を結ぶ高速船「淡路ジェノバライン」とともに、淡路島と島外を自転車で行き来するルートとしても貴重な存在だ。
昨年から、より大型の船にグレードアップ。新しい船はスポーツサイクル専用のラック18台分を備える。ラックがいっぱいの場合でも分解して輪行袋に収納すれば持ち込むことができる。片道料金は大人(中学生以上)1800円、小学生600円、小学生未満は無料。自転車を持ち込む際は1台300円。
乗船はインターネット(https://fuke-sumotoliner.com/別ウインドウで開きます)などでの予約が原則。洲本港ポートターミナルビル内の発券所(0799・24・1525)は運航日に限り、午前8時半から午後7時15分まで営業する。徒歩の場合は、深日港から数分のところに南海電鉄多奈川線深日港駅があり、堺市、大阪市の方面や和歌山市にアクセスできる。
大鳴門橋自転車道の開通も見越し、洲本市の担当者は「淡路島と島外が北、東、西の3方向で自転車で行き来できるようになれば、周遊性がさらに増す。より多くの人たちに島内でのサイクルツーリングを楽しんでもらえれば」と話している。(2026年4月16日 朝日新聞)
最近はアワイチとして淡路島一周が人気だと聞きますが、淡路島へ行く新たなルートとして、「深日洲本ライナー」が就航するようです。それだけ利用者のニーズが拡大しているのでしょう。あとは淡路島と四国をつなぐ大鳴門橋の自転車道の開通が待たれるところです。
◇ 日々の雑感 ◇
冬眠明けのクマの出没が増えています。山でなく市街地でも遭遇しかねないとGWの行楽客にも影響しそうです。
Posted by cycleroad at 13:00│
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