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いい陽気になってきましたが、すでに各地で例年より気温が高くなっており、今年も猛暑となることが予測されています。さて、そんな時期ですが、ここのところ自転車関連のニュースが多くなっているので、今回もその中からいくつか取り上げてみたいと思います。
自転車「青切符」1か月で2147件、「一時不停止」「ながらスマホ」7割…7県では「1件も交付なし」
自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度を巡り、警察庁は14日、4月1日の導入から1か月間の交付件数が全国で2147件(暫定値)に上ったと発表した。
「一時不停止」と「ながらスマホ」が交付理由の7割を占めており、交通ルールの周知を進める。
青切符制度は16歳以上による113種類の違反が対象となっている。警察庁によると、違反別では、「一時不停止」が最も多く846件(40%)。
走行中にスマートフォンを使う「ながらスマホ」が713件(33%)で、「信号無視」298件(14%)、「遮断踏切への立ち入り」156件(7%)と続いた。
都道府県別では、東京が最多の501件で、大阪267件、愛知257件、埼玉223件、京都158件などとなった。交付理由は東京の5割、愛知の7割が一時不停止で、大阪は信号無視が4割を占めた。
秋田、山形、三重、徳島、長崎、熊本、沖縄の7県は4月中、青切符の交付が1件もなく、取り締まりには地域差もみられる。
警察官が自転車の違反を是正する「指導・警告」は4月中、全国で13万5855件に上り、前年同期から3割増えた。一方、酒酔い運転など重大な違反に交付される刑事手続きの「赤切符」を含めた自転車の摘発は計2980件で、前年同期の4割減だった。
警察官に指導・警告を受けた人の多くが違反行為を是正しているとみられ、制度導入により、自転車の悪質な交通違反が減少している可能性がある。
自転車の交通取り締まりは、警察署が指定する重点地区などで、朝の通勤・通学時間帯や日没前後を中心に行われている。同庁の担当者は「交通ルールを周知徹底し、適切に制度を運用することで事故防止に努める」としている。(2026/05/14 読売新聞)
青キップ制度が導入され、4月1か月間で、全国で2147件の摘発があったことが報じられています。東京が501件と多かった一方、7県ではゼロです。人口の違いもありますが、各都道府県警察ごとに取締りへの考え方、取り組みも違ったのでしょう。摘発まで至らない指導・警告は全国で13万5千件あまりとなっています。
摘発件数が最初からあまり多いと反発も広がりかねませんし、少なすぎれば、せっかく制度を導入してのに、やる気が疑われてしまいます。各警察もそのあたりの兼ね合いを考えたのかどうかわかりませんが、結果としては、この数です。全国で2千件、今後増えていくのでしょうか。
自転車「青切符」4月中に全国で2147件 一時不停止が全体の4割、次に“ながら運転” 「指導警告票」は前年度月平均上回る
2026年4月から始まった自転車の交通違反に反則金を科す、いわゆる「青切符」制度で、導入後1カ月間で、全国で2147件の青切符が交付されたことが警察庁のまとめでわかりました。
警察庁によりますと、2026年4月に導入された自転車への青切符制度で、4月中に交付された件数は全国で2147件でした。都道府県別では、東京都が501件で最も多く、次いで、大阪府が267件、愛知県が257件となっています。
違反別では、「一時不停止」が846件で全体の4割を占め、スマートフォンを使用しながら運転する「ながら運転」が713件、「信号無視」が298件となっています。また、4月中の「指導警告票」の交付件数は、13万5855件にのぼり、2025年度の月平均を上回りました。
一方、兵庫県などでは、「青切符」制度をかたる詐欺未遂事件なども発生していて、警察庁は、「反則金を現場で徴収することはなく、警察官を装った人物から現金を要求された場合は110番通報をしてください」と注意を呼びかけています。(2026年5月14日 FNN)
こちらは摘発理由も書かれています。地区によって何が多いのかは違うようですが、全体では一時不停止がトップでした。以下、ながらスマホ、信号無視です。どれも事故に直結しかねない違反ですから、取り締まられて不満な人もあると思いますが、事故に遭わないためにも気をつけるべきでしょう。
「怖くて乗れない」「インフラが追いついていない」自転車青切符で生活に影響、現場から不満噴出
今年4月、反則金制度(いわゆる青切符)の導入など、自転車に関する新しいルールが始まりました。
これを受けて、弁護士ドットコムニュースが情報提供を呼びかけたところ、「ルールが複雑すぎる」「インフラが整っていない」といった怒りや戸惑いの声が数多く寄せられました。
●そもそも「自転車レーン」が機能していない
特に目立ったのは、「原則車道」とされても、実際には走行環境が整っていないという指摘です。地方ならではの事情や道路整備への不満も浮き彫りになっています。
「自転車レーンなんて夢のまた夢。新潟市では冬季、除雪車が通過すると自転車レーンや路肩が雪で埋まり、そもそも道路を通行なんて不可能で危険です。ルール自体がおかしい。市民に指導する前に、標識や看板、除雪体制を整えて規制すべきではないでしょうか」(新潟県・70代男性)
「車道をジグザグに走らされるような構造だったり、途中から青いラインが消えたりする。狭い道に無理やり作るから車にはねられないかヒヤヒヤします」(大阪府大東市・50代男性)
「自転車通行可能な歩道の車道側を走っていたら、向こうからきた自転車に『向き間違えてる!』と怒鳴られた。こうした歩道はどちら向きでも可能なはずなので、怒鳴られるのは納得いかない。
専用レーンがあっても駐車している車が多く、車道を走らざるを得ない。青切符を導入するくらいなら、車道と分けて自転車専用レーンを整備してほしかった」(埼玉県・年代・性別不明)
●ルールがわからず萎縮…「徒歩での送迎」に切り替える親も
十分な周知がないまま厳罰化ばかりが注目され、日常的に自転車を利用してきた人たちの間では「萎縮効果」が生まれています。
「保育園の保護者仲間は、これまで自転車で送迎していましたが、4月からは徒歩に切り替えたそうです。『もし朝の忙しい時間に警察に止められたら、仕事に遅刻してしまう。そのリスクが怖くて自転車に乗れない』と話していました。
これまで自転車の走行ルールが形骸化していた面はあり、『何でもあり』な状態だったため、一定の規制は必要だと感じています。しかし、今回の法改正と青切符の導入は、あまりに急すぎるのではないでしょうか」(愛知県・40代男性)
「自転車は車なのか歩行者なのか、場面によって変わるのでわかりにくい。歩車分離信号でも、タイミングによっては歩行者と同じ信号に従う…おかしなことですよね。もっと明確にしてほしい点がたくさんあります」(年代・性別・地域不明)
「この年齢になると片手乗りは難しい。左右折、停止信号。それならばウインカーをつけたほうが楽だと思うし、車側もそのほうが安心すると思う。子どもからは『落ち着くまでは極力自転車にも乗るな』と釘を刺される始末だ。遠出の機会が減ってしまう」(奈良県・60代女性)
●自転車の乗り方「誰も教えてくれない」
規制の前に「教育」が必要だという声も多く寄せられました。
「小学生の頃、学校のグラウンドに白線を引き、自転車の運転技術向上のための練習をしていました。ちゃんと走行できたら、紙の『免許証』がもらえたという記憶があります」(北海道・60代男性)
「自転車の乗り方は50年以上も前に小学校で行いました。はじめに学科試験をして合格したら実技試験をして、合格証の免許証のようなものをいただきました。手信号も習いました」(神奈川県・60代女性)
「通勤で毎日自転車を使っています。低速は軽くリアブレーキをかけながらバランスをとると余裕のある運転ができます。これはバイクの教習所で教わりますが、自転車は誰も教えてくれません。誰でも乗れるものだからこそ、規制だけでなく技術や知識の教育が必要だと思います」(埼玉県・50代男性)
「ルールがなかなか浸透していないし、僕も詳しく知る機会がない」(北海道・50代男性)
こうした指摘からは、新しいルールの定着には、取り締まりだけでなく、乗り方やマナーを学ぶ機会が必要なのかもしれません。(2026年05月13日 弁護士ドットコムニュース)
青キップ開始一か月あまり、一部では懸念や不満も高まっているようです。自転車レーンがあっても違法駐車などで機能していないことへの不満は当然でしょう。警察や国交省は、せっかく原則車道走行を打ち出し、通行の秩序を確立しようとしているのですから、少しでも不満の解消のため努力するべきです。
自転車の乗り方というより法律の知識ですが、警察や自治体なども啓発に努めており、ネットなどで参照すればわかるはずです。法律は誰も教えてくれなくても違反は違反であり、自己責任です。113個の違反などと言うので不安も広がりますが、基本的なルールさえ順守すれば問題ないことを、もう少し周知すべきでしょう。
自転車の青切符、「歩道走行」での摘発は全国で5件のみ…悪質なケースに限って交付か
4月に始まった自転車の交通違反に反則金を科す「青切符」制度で、導入後1か月間に歩道を走行したことで「通行区分違反」として摘発されたケースが全国で5件(暫定値)にとどまったことが、警察庁のまとめでわかった。
自転車は車道走行が原則だが、歩道走行への青切符の交付は悪質な運転に限って運用されている実態が浮かぶ。
警察庁によると、4月中の全国の青切符交付件数は、暫定値で計2147件だった。違反の種別では「一時不停止」と走行中にスマートフォンを使う「ながらスマホ」が7割を占めた。
一方、自転車で歩道を走行したとして「通行区分違反」を適用した摘発は5件で、全体のわずか0・2%だった。歩行者と衝突する危険があったり、警察官による指導・警告を無視したりしたためで、子どもを乗せて歩道を走り摘発された例はなかったという。
同庁によると、自転車は車道の左側通行が原則だが、道路標識や標示で走行を認めている歩道のほか、13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者らは規制の対象外となっている。さらに、車道に工事現場や駐車車両がある時や、交通量が多い、道幅が狭いなどの場合でも歩道を走れる。
歩道走行に通行区分違反を適用した取り締まりは、歩行者を立ち止まらせるなどの悪質なケースを想定しているという。(2026/05/14 読売新聞)
懸念する声の多かった歩道走行については、かなり抑制的な取り締まりだったようです。全国で5件、相当に悪質な事例に限られたのでしょう。子供を乗せての摘発も無しとあります。だからと言って歩道でスピードを出すなど傍若無人な走行が認められるわけではありませんが、摘発への過剰な心配は無用でしょう。
自転車で危険な運転繰り返した男性に「運転者講習」 富山県内で初
富山県警は11日、自転車で危険な交通違反を繰り返したとして、60代の男性に対し「自転車運転者講習」を実施した。この講習は、信号無視など16種別の違反で3年以内に2回以上、摘発された際に命じられる。2015年の制度開始以降、県内では初という。
3時間の講習は、交通ルールのテスト、事故遺族が語る映像の上映、受講者自身の危険要因の分析といった内容で、6150円の手数料がかかる。「交差点では一時停止し左右を確認」「飲酒運転は禁止」といった基本的なルールの説明に、男性は「ヘルメットは義務ではないのですか」などと質問しながら耳を傾けた。
交通企画課によると、この講習は従来、刑事手続きで処理される「赤切符」の違反が対象だった。4月からは、自転車の違反にも導入された「青切符」が対象に加わり、講習を命じられるケースが増える可能性があるという。
山本慎悟課長補佐は「自転車は便利な乗り物だが、ルールを守らなければ重大な事故の恐れがある。正しい乗り方を習得し、違反や事故防止に努めてほしい」と述べた。(2026年5月12日 朝日新聞)
青キップが導入される前、赤キップが対象だった「自転車運転者講習」ですが、青キップでも講習が適用になることがあるのは、私も知りませんでした。要は危険な違反を繰り返した人ということになると思われますが、青キップであっても、懲りずに繰り返す人には矯正が必要ということなのでしょう。
どうすれば小学生を親の自転車に乗せられる? 中道・泉健太衆院議員のポストに共感の声
中道改革連合の泉健太衆院議員が「自転車送迎が必要なすべての人たちの声を法律に反映してください」と呼びかけるオンライン署名活動について情報提供を募っている。
自転車に小学校入学後の子どもを乗せると「反則金3000円」
発端となったのは、オンライン署名サイト「change.org」でスタートした「<小学生になったら青切符の対象で乗せられない>自転車送迎が必要なすべての人たちの声を法律に反映してください」との訴えだった。
26年4月1日に施行された改正道路交通法で、「自転車の2人乗り」が青切符の対象となった。小学校入学後の子どもを乗せた場合では、3000円の反則金が科される可能性がある。
保育園・幼稚園への送り迎えで自転車を使う人は多いが、子どもを保護者の自転車に乗せるためには専用のチャイルドシートを利用する必要があり、その対象は未就学児のみとなっている。
署名ページでは、こうした現状について、「日本には、小学生以上の子どもを自転車に乗せることを想定した (1)法律(道路交通法上の規定)が、ない (2)自転車・乗車装置の安全規格が、ない (3)チャイルドシートやジュニアシートなどの座席(同乗用装置)が、ない」と説明。
障害のある子どもを持つ保護者や、車を持たない保護者にとって、自転車を使っての送迎が制限されるのは大きな問題だと訴えた。
活動を通し、「自転車での送迎が認められる年齢制限の引き上げ」や、「チャイルドシートやジュニアシートなどの座席(同乗用装置)の安全規格の策定」を求めている。
「道交法の規則を改正できないか動いてみます」
泉氏は26年5月10日、署名活動のページを引用し、「親の自転車に児童を乗せられる? 就学前までは2人乗せられますが、小学校低学年までも、1人で良いので親の後部に乗せたいという声が」と投稿した。「全国の親の皆様、安全性や耐久性を確保した上で、道交法の規則を改正できないか動いてみます」という。
投稿には、「小さな子どもがいる身としては嬉しい。よろしくお願いします。せめて小一までは電動自転車で送り迎えしたい」「年齢じゃなくて身長と体重で見た方がいいと思う チャイルドシートなんかもそうだが、日本人は年齢だけで決めすぎ」など、さまざまな意見が寄せられた。
泉氏は10日、「投稿に、有益な多くのコメントをいただきました。感謝です」と反応。海外などで使われている子どもを乗せることのできる自転車の写真を添え、「3輪、タンデム、いろんな方法があるので、体重や身長を基準に、電動アシストの最高速度や安全性、耐久性を確保しつつ、低学年の児童を後部に乗せられる自転車を考えてみます」とした。(2026.05.11 J-CASTニュース)
今回の青キップを契機にあらためて意識されることになったのが、子供を自転車に乗せての送迎です。小学生以上の子供を乗せての2人乗りは元々違反であり、今回から違反になったわけではありませんが、違反になると困るという人が多い、小学生であっても乗せて送迎したい親が多い、ということでしょう。
今までは違反だと思わずに乗せていた人も多いはずです。警察もいちいち子どもの年齢をチェックしていなかったものと思われます。厳密には違反でも、今後年齢をチェックするかは疑問ですが、反則金になる可能性があるのは確かなので、署名活動が起きたようです。
これに対し反応したのが中道改革連合の泉健太衆院議員で、道交法改正できないか動くと表明し反響が広がったようです。青キップをきっかけに、法律と実際の生活実態の乖離がクローズアップされた形です。小1くらいまでなら年齢を引き上げてもいいのではないでしょうか。
その後、新たな報道があり、拡大が検討されているようです。 ↓
子乗せ自転車、子どもの範囲拡大検討へ 現在は小学校入学前まで
赤間二郎国家公安委員長は14日の定例記者会見で、自転車の交通違反への「青切符」導入に関連し、自転車の幼児用座席に同乗できる子供の範囲の拡大を検討する方針を明らかにした。
道路交通法では、自転車の2人乗りは原則禁止されているが、都道府県公安委員会規則で同乗できる子供の範囲が定められている。従来は「6歳未満」だったが、保育園の送迎でのニーズが高いことなどから2020〜21年に全国で「小学校入学前まで」へと順次拡大された。
ただ、自転車の青切符導入を受けて2人乗りルールへの関心が高まっており、小学校入学後も学童の送迎などで同乗できるようにしてほしいと要望が寄せられているという。
警察庁は、自転車の安全基準を定める団体との意見交換や走行時の安定性などを確認し、年齢や体重などで新たな条件を示せるか検討する。赤間氏は会見で「見直しの可否の検討を進めるよう警察庁を指導してまいりたい」と述べた。(2026/5/14 毎日新聞)
勝手に転んで「車のせい」、避ければ対向車と接触の危険も…予測不能な自転車の動き、青切符導入に不安
自転車の悪質な交通違反に対する反則金制度(いわゆる「青切符」)の導入が注目を集めています。
弁護士ドットコムニュースが読者から体験談を募ったところ、「自転車は車道が原則」とされる中で、ドライバーが日常的に直面する「理不尽なトラブル」や「事故への恐怖」が寄せられました。
●接触してないのに「車のせい」に…
兵庫県在住の50代女性は、車道を走る自転車をめぐり、言いがかりのような要求を受けたといいます。「70代の男性が車道を自転車で走行中に転倒し、その場をたまたま兄が運転する車が通りかかりました。車にはまったく接触していないのに、兄のせいにされたのです。
男性本人は『勝手にこけた』と認めていたのに、奥さんが『車がぶつかってきた!治療費と修理代を払え』と主張し、兄はトラブルを避けるため10万円を払って帰ってきました。今後、車道を走る自転車が勝手に転倒しても、自動車の責任にされるケースが増えそうで怖いです」
また、当て逃げ被害に遭い、解決に至らないまま「泣き寝入り」となったという声もあります。「停車中の車の横を高校生の自転車が通り抜ける時に、15センチくらいのキズを付けられました。制服から学校もわかり通報しましたが無視され、警察にも届けましたが犯人は見つからないまま、20年が過ぎました」(栃木県・50代女性)
●ドライバーを襲う「予測不能な動き」
安全確認を怠る自転車や、道路環境に起因するヒヤリハットは、日常茶飯事のようです。
「雨の日、並走していた自転車が路上駐車の車両を回避するため、まったくこちらを確認せずに車道中央へ寄ってきました。こちらが減速して回避してなければ接触していました。違反は自転車なのに、もし当たっていたらどうなるのかと疑問です」(大阪府・40代男性)
「『止まれ』の標識があるにもかかわらず、高校生や外国人がそのまま突っ込んでくるので、急ブレーキをかけて停まることが時々あります。青切符制度を導入するからには、小学生の頃から道交法の勉強をする機会が必要ではないでしょうか。
自転車は手軽な乗り物ですが、被害者にも加害者にもなり得ます。ルールを守れば便利な乗り物ですが、無視したら凶器になりかねません」(福岡県・50代男性)
「歩行者のように横断歩道を優先的に走ってくるので、急ブレーキになることが何度かありました。青切符導入ですが、人間は悲しいかなお金が絡むと認識度合いも違ってくるようで、交通ルールの遵守徹底には効果が大きいと思い、賛成の立場です」(京都府・60代男性)
●車道走行による「渋滞」を懸念する声も
自転車の車道走行が広がることで、交通の流れへの影響を懸念する声も目立ちます。
「車で走っていると、バスが低速になることがありますが、その原因は自転車です。車もセンターライン寄りに走るので、対向車同士ぶつかりそうになります」(大阪府・70代女性)
「車を運転している側からすると、自転車が道路を走っていると、転んだらどうしようと思うとなかなか追い越せないし、自転車の後ろに長い渋滞ができているのを時々見かける」(千葉県・60代女性)
「ロードバイクの1列に長々と連なる集団も何とかしてもらいたい。さすがに5台とかになると抜けるタイミングがなかなか難しい。『何台まで』と制限がほしい。せめて3台が許容範囲です」(栃木県・50代女性)
日々道路を走るタクシードライバーからも、厳しい指摘が届きました。
「信号無視や一方通行の逆走、広い道路でも平然と逆走してきます。脇道からの飛び出しも多く、16年タクシーに乗っていますが、道路に出る時に一時停止して安全確認をしている自転車はほぼ記憶にないです。
仕事で車を使っている人は生活がかかってます。自転車から接触転倒されて怪我でもされたら、罰則で減点、罰金、免停になったら仕事ができなくなります」(神奈川県鎌倉市・70代男性)
新たなルールの導入が、自転車利用者のマナー向上につながることを期待する声は多いようです。(2026/05/09 弁護士ドットコムニュース)
青キップ導入を契機に、クルマのドライバーにも懸念が広がっています。ザックリ言えば、自転車が車道走行になることへの懸念ということでしょう。自転車は歩道を走れという本音が隠れている気がしないでもないですが、本来は原則車道走行なので、そういうわけにはいきません。
ただ、実際に車道走行する自転車が増えたことで、こうした懸念が出てきているのでしょう。根底にあるのは、以前から指摘していますが、車道における自転車走行空間の乏しさです。こうした懸念が持ち上がらないよう、両者が分離されていれぱ問題ないはずです。
この半世紀、自転車を歩道走行にするという非常識な道路行政、道路の整備を続けてきてしまった結果です。この状態のまま青キップ導入を強行したとも言えるわけで、懸念が上がるのは当然でしょう。警察や国交省は、車道部分を減らして自転車レーンを設置するなど、早急に対策を進めていくことが求められます。
逆走するママチャリに爆走おまわりさん、無灯火カップルも…歩道は“凶器”だらけ、青切符でも止まらない?
自転車の悪質な交通違反に対する反則金制度(いわゆる青切符)の導入が始まりました。しかし街中では、いまなおスピードを出した自転車が歩道を走り抜ける光景が後を絶ちません。
弁護士ドットコムニュースに寄せられた情報提供からは、スマートフォンやイヤホンの使用は当たり前、さらには「目を疑うような危険運転」の実態が浮かび上がりました。
●テレビ電話しながら歩道を爆走、バス停の列に突進
本来、歩行者が守られるべき場所での暴走行為に、怒りの声が相次いでいます。
「すり抜け運転、イヤホン、携帯も当たり前。たまにテレビ電話しながらの人もいます。車道と歩道を自分が早く進める方を信号など無視して進む自転車がほとんどです」(大阪府・50代女性)
「昨日、バス停で2列に並んで待っていたら、男子高校生がその列の間を自転車で突っ切っていきました。しかも2人続けて!わざととしか思えない危険走行でした」(愛知県・60代女性)
「歩道を逆走し、ある程度のスピードで子どもを乗せたママチャリが向かってきます。こちらが気を遣って避けても、すみませんも言わずにそのまま走り去っていきます。何とかしてほしいです」(神奈川県・60代男性)
夜間の危険な運転も珍しくありません。
「夜、歩道を歩いていたら、無灯火で逆走してきた自転車にぶつかりそうになりました。2列で並走するカップルなど、何の意味もないですね」(年代・性別不明)
●警察官自らがルール違反?取り締まりへの不信感
取り締まる側である警察に対する、驚きの目撃談や不満も寄せられています。
「自転車に乗った警察官が猛スピードで歩行者にぶつかりながら歩道を走っていました。当然、私にも接触しましたが、こうした場合、捕まえて赤切符にしていいのでしょうか?」(大阪府・60代男性)
「通勤時間帯、自転車に乗っている人が一時停止もせずに歩道を逆走していて、私がぶつかられそうになったのに、警察官が何も指導していなかった」(東京都・40代男性)
「学生の多い街なので自転車は交通の主役です。しかし、イヤホンや『ながらスマホ』、無灯火だらけなのに、警察は積極的に取り締まろうとせず。警察内での優先度をあげてほしい」(京都市・60代女性)
●子ども相手でも凶器に「吹っ飛ぶかと思った」
罰則の対象外となる年齢であっても、ぶつかれば「凶器」になるという指摘もあります。
「歩道の端を歩いていたら、後ろから小学生女児の自転車にぶつかられました。私はガタイが良く体重も重いので激突されても無事でしたが、体重が軽く、力の弱い人であれば、小学生の自転車でも吹っ飛ぶと思いました。罰則対象年齢未満の子が乗る自転車で重大な怪我をさせられたら、無罪放免なのでしょうか」(年代・性別不明)
「猛スピードで走る学生さんにぶつかられそうになりました。自転車にも強制加入保険があれば、いざという時に良いのではと思います。あとは自転車にも免許制度が必要だと思います」(東京都・50代女性)
読者からは「歩道の自転車を私人逮捕できますか?」といった過激な疑問も寄せられています。それほどまでに、歩行者にとって歩道を走る自転車は危険な存在として映っているようです。(2026/05/10 弁護士ドットコムニュース)
青キップを導入してもルールを無視した傍若無人な自転車利用者が目立つとの声も上がっているようです。これは、このような人を取り締まるために青キップを導入したのですから、取締りを進めていくしかないでしょう。警察官の暴走は論外として、このような不満の声を減らすべく、努力していってほしいものです。
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実際の事故映像を視聴して…高校で自転車の安全講習会 青切符対象の信号無視や「ながらスマホ」の危険性学ぶ 大阪府立汎愛高校
自転車青切符1カ月で2147件 一時不停止が最多、警察庁まとめ
“自転車青切符”制度から1カ月超 専用レーンに駐車で“走れない”問題も 導入後の摘発状況が判明 埼玉で6割“ながらスマホ”
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飲酒検知で自転車停止を求めた警察官を振り切り、転倒させた公務執行妨害の疑い 38歳の男逮捕 葺合署
自転車の飲酒運転で飲食店経営の男(45)を現行犯逮捕 基準値の2倍のアルコール 札幌市
飲酒運転の一斉取り締まり 自転車や車の酒気帯び運転で3人を摘発 山梨
ワインを5杯飲んだあと自転車を運転 教諭を停職3か月の懲戒処分 これまでにも同様の飲酒運転を複数回 山梨
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自転車の「青切符」悪用した詐欺事件が相次いで発生 悪質な手口&対処法とは【警察庁が注意喚起】
【自転車】「手信号なしは違反」 警察官かたる詐欺に注意…もし支払ってしまったら返金請求できる? 弁護士に聞く
自転車の青切符制度を悪用した詐欺に注意!!
福岡・筑紫野市で自転車反則金詐欺 男が「手信号違反。罰金8000円でいいよ」と声かけ、だまし取る男は40?50歳、警察官の制服のような服着用
「警察がその場で罰金を求めること絶対にない」自転車の青切符 交通ルール改正と詐欺への注意呼びかけ
「今、払ったほうがいいよ」は? 多発・巧妙化する自転車「青切符」便乗詐欺の対処法
自転車青切符制度 4月の取り締まり結果公表 青切符による検挙は257件で一時不停止が最多 愛知県警
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自転車追い抜き規制強化 「トラックドライバーは運転しにくい」物流の現場で高まる懸念
そのほかにも、相変わらず青キップ関連のニュースが非常に多くなっています。いわゆる青キップ詐欺やそれを啓発する記事、赤キップですが飲酒運転の記事、同時に導入された自転車追い抜き規制に対する記事も出ています。やはり、それだけ世間の関心も高いようです。
安全基準を満たさない自転車用ヘルメットに注意! 国民生活センターが呼びかける、正しい選び方の5つのポイントとは
5月は「自転車月間」とされており、自転車の安全利用への関心が高まる時期です。2023年4月から自転車利用時のヘルメット着用が努力義務となり、近年はデザイン性に優れた商品も気軽に購入できるようになっています。
一方で、安全面に不安が残る製品の存在も指摘されているようです。独立行政法人国民生活センターの公式X(ツイッター)アカウント(@kokusen_ncac)では、自転車用ヘルメットの正しい選び方を紹介するとともに、「安全基準を満たさない」ものについて、注意を呼びかけています。
「安全基準を満たさない銘柄」への警告
独立行政法人国民生活センターは、投稿で「海外の安全基準への適合を謳っていながら、基準を満たしていない銘柄がありました」と、安全そうに見えても、実は十分な性能を備えていない商品が市場に紛れ込んでいる実態があることを明かしています。
適合マークと外観を確認し、疑問がある場合は販売元に確認を!」と強く呼びかけ、自転車用ヘルメットを選ぶ際のポイントを動画で紹介しています。
まず確認するのは、信頼できる安全基準マークがあるかどうか。国内基準の「JISマーク」や「SGマーク」、海外基準の「CEマーク(EN1078)」「CPSC」などが表示されているか、購入前に必ずチェックしましょう。
さらに、構造上の注意点についても具体的にアドバイスしています。「これらの項目がひとつでも当てはまると、自転車用ヘルメットの安全基準を満たしません」と、5つのチェックポイントを紹介しています。
・内側に衝撃吸収層がない
・アゴひもの幅が15ミリ未満
・アゴ受けが付いている
・アゴひもが着脱できる
・着用時に視野が隠れる
「安全基準マーク付き」の商品にマークがなかったという報告も
また、国民生活センターのウェブサイトによると、「通販で安全基準マーク付きというヘルメットを購入したが、届いた商品にはマークがなかった(60代女性)」という切実な相談も寄せられていたといいます。
たとえお気に入りのデザインであっても、安全基準を満たしていないヘルメットを着用していた場合、大事故につながる可能性もあります。ネットショッピングなどでも手軽に購入できますが、まずは安全基準をクリアしているかを確認することが大切です。正しい知識を身につけて、安全で心地良い自転車ライフを楽しみたいですね。(2026.05.11 Hint-Pot)
今回の青キップ導入とは直接関係ありませんが、安全基準を満たさない自転車用ヘルメットが流通していることに対し国民生活センターが注意を呼び掛けています。せっかくヘルメットを着用しても、イザという時に役に立たないわけですから、購入時には気を付けたいところです。
【実態】“通行禁止”を堂々と走行…観光客でにぎわう京都で相次ぐ危険な自転車 オーバーツーリズムの裏で深刻化する問題
春の観光シーズンでにぎわう京都。京都市によると、市を訪れた外国人観光客は2024年、約1088万人と過去最多を記録しました。今年も国内外から多くの観光客が集まりにぎわいを見せる一方で、自転車の違反行為が深刻化しています。そのワケを取材しました。
■“放置自転車地獄”から脱出も“走行ルール違反”が問題に
かつての京都は「放置自転車問題」に悩まされていました。今から約20年前、古都・京都のまちは放置自転車であふれかえり、飲食店が立ち並ぶ繁華街・木屋町では、柵を乗り越えて自転車を止める人の姿も見られました。
この状況を改善するため、京都市は約10年前、放置自転車をすぐに撤去できる『撤去強化区域』を市街地のほぼ全域に広げ、対策を強化しました。その結果、2020年度には放置自転車の数をピーク時の200分の1以下まで減らすことに成功しました。
“放置自転車地獄”から脱出し、自転車に悩まされることはなくなった…と思いきや、危険な走行をする自転車に頭を悩ませているといいます。
3月末、取材班が向かったのは京都屈指の繁華街・四条河原町です。商業施設が立ち並び、多くの人が行き交う一方、狭い車道には市バスなど1日あたり平均約1万3000台の車が通る交通量の多いエリアです。
阪急烏丸駅から京都河原町駅付近までの四条通の一部区間では、歩道は終日、車道は午前8時から午後9時まで、自転車や電動キックボードの走行が禁止されています。
昼下がりの四条通で取材していると、車道を堂々と走る自転車や、人が行き交う歩道をベルを鳴らしながら我が物顔で走行する自転車、さらには地元の人でさえルールを守らず車道を逆走していました。
Q.四条通は自転車の走行が禁止ですがご存知でしたか?
(地元の人)「ここ(歩道)走ったらあかんのやろ?走ってへんやん」
Q.車道も時間によってはダメなんです
「四条通は全然自転車通られへんわけ?」
Q.バスや電車よりも自転車の方がいいですか?
「そりゃそうやん。バスは何行きとか分かれている。自転車はすごく便利」
(車道を走行していた人)「日本人が自転車に乗っているから大丈夫だと思った。日本人の行動をマネしていただけ」
電動自転車や電動キックボードなど、アプリで簡単に借りられるシェアサイクルも京都では増えていて、この問題に追い打ちをかけているようです。
近くにある貸し出し場所で実際に借りてみると、借りる際に『京都市独自の交通ルール』を自分で確認する必要がありました。しかし、シェアサイクルを利用していた観光客はー
(観光客)「息子が(借りる手続きを)やってくれたので。ここは乗ってもいい、ここは乗ってはダメという説明はなかった」
アプリで簡単に借りることができる一方で、ルールを正確に知る難しさがあるようです。(以下略 2026年5月10日 YTV)
京都での混乱が報じられています。放置自転車の問題はおさまったものの、危険な自転車が多くなっていると言います。これは、インバウンドが非常に多い京都独特のオーバーツーリズムも背景にあるのでしょう。市内の移動手段として路線バスをインバウンドが使うため、混雑して市民が乗れないとの話も聞きます。
バスが混んでいるので、インバウンドや市民もシェアサイクルを含めた自転車を使うことになります。これで街に自転車があふれ、傍若無人な走行をする人も相まって大混乱になっているようです。違反の問題もあるのでしょうが、これは自転車の走行ルール違反だけの問題ではなさそうです。
つまり、バスの混雑や街にあふれる自転車も含め、あまりに移動のニーズが多いため、移動手段や通行空間全般が足りないことが背景にあるのでしょう。キャパシティ不足です。当面は地下鉄などへの誘導くらいしかないと思いますが、総合的なオーバーツーリズム対策が必要だと思われます。
心理特性活用して自転車盗難防ぐ 尼崎で「ナッジ理論」用いた実証実験
多発する自転車の盗難被害を防ごうと、尼崎市の高校で人の心理特性などを活用した実証実験が始まりました。
きょうから行われる新たな実証実験では、自転車の盗難被害防止を呼び掛けようと、兵庫県警が県立尼崎小田高校の駐輪場に10種類のポスターを設置しました。
この実験は、伝え方や見せ方を変えることで人の選択を自然に促す「ナッジ理論」を用いて、啓発ポスターの設置によって自転車の施錠率向上の効果を検証するものです。
尼崎東署によりますと、管内では去年1年間に自転車の盗難被害が400件発生。特に、駅や商店街、一般住宅での盗難や中高生の被害が急増しているということです。
今回の実証実験の後にはアンケート調査を行い、ポスターを設置した高校と設置していない高校で、施錠に対する意識や行動に差が出るかどうかも調査します。効果の検証はおよそ1カ月間定期的に行い、成果によってポスターの設置範囲を市内に広げていくということです。(2026.05.12 サンテレビ)
尼崎市では、以前から「ナッジ理論」をまちづくりや行政課題の解決に活用する活動を展開しています。今回は自転車盗難防止にということのようですが、そもそも自転車に鍵をかけないような人に対して「ナッジ理論」が効くのか、施錠を促すことが出来るのでしょうか。結果が気になるところです。
◇ 日々の雑感 ◇
注目される米中首脳会談の具体的な内容はまだ出てきていませんが、ホルムズ海峡は開放されるのでしょうか。
Posted by cycleroad at 13:00│
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