June 29, 2026

世界に夢と希望を届ける活動

世界にはいろいろな国があります。


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今年のように国際的なイベントが行われると、あまり耳なじみのない国名を聞くこともあって世界の広さを改めて感じます。野球のWBCは20か国と限られますが、冬季オリンピックには93か国、そして今年のサッカーワールドカップは拡大され48か国が参加しています。

長年の夢をかなえてW杯初出場を果たした国、初得点を記録した国、初の勝ち点を獲得した国、初の決勝トーナメント進出を果たした国もあります。夢だった初出場をかなえた選手も多いでしょう。数十億人が視聴する世界最大のスポーツイベントですから、お祭り騒ぎになっている国も多いようです。

World Bicycle ReliefWorld Bicycle Relief

ところで、たくさんある世界の国々ですが、その置かれている状況はいろいろです。戦争や内乱状態だったり、感染症が蔓延していたり、災害に見舞われたりしている国もあります。そうでなくても、いわゆるグローバルサウスと呼ばれるような国の中には、W杯観戦どころか、その日を生きるのに精一杯という人たちもいます。

一方、それぞれの状況、さまざまな環境にありながらも自分の夢に向かって努力している人たちがたくさんいます。サッカーの選手を夢見る人だけではありません。いまは困難な境遇にあったとしても、いつかそれを乗り越えて自分の夢や希望をかなえたいと頑張っている人たちです。

World Bicycle ReliefWorld Bicycle Relief

アフリカ南東部の内陸国、マラウイに住む、Pamela さんは、学校まで8キロの道を2時間かけて歩いて通っています。この国で特に女性は教育を受けなければ、人生で様々な問題に直面するため、苦労してでも通学する必要があることはわかっています。彼女は看護師になるという夢があります。

その夢への道のりに手を差し伸べたのが、“World Bicycle Relief”です。マラウイのPamela さんが住むゾンバという地区の生徒1475人に同団体から自転車が贈られましたが、そのうちの1人に選ばれたのです。これでPamela さんは人生の方向性が確実に変わったと感じました。



World Bicycle Relief

今までより、飛躍的に早く学校に着くことができるようになりました。彼女にとっては本当にうれしいことであり、喜びで胸がいっぱいになります。言葉にならないほどです。看護師になるという夢の実現に向けて順調に進んでいることを実感しています。そして自分が気づいていなかった大切なもの、喜びを見つけました。

コロンビアに住む、Belinda さんの夢は心理学者になることです。以前とてもつらい時期を過ごしていた時、学校に派遣されてきたカウンセラーに相談できた経験が大きな影響を与えました。そのカウンセラーがBelinda さんにしてくれたように、他の女の子たちに自信を与える仕事がしたいのです。



World Bicycle ReliefWorld Bicycle Relief

彼女の住むラ・グアヒラ地方の辺鄙な村は、最寄りの舗装道路からは何キロも離れています。非舗装の道路は大雨が降れば悪路になります。彼女が家から5キロ離れた学校に行くのも容易ではありません。長い道のりを歩くしか方法がなかったからです。

Belinda さんも学校の非常に多い生徒数の中で、自転車を受け取った1800人の内の1人となりました。母親はとても喜びました。自転車を手に入れたことで、もっと頻繁に学校に通えるようになることは間違いありません。自転車を得て、自分の新しい面も発見すると共に、彼女の夢を追いかけるための道になると実感しています。



World Bicycle Relief

タンザニアのタンガ地域で働く、Nasma さんは、地域の医療従事者です。医療の最前線で働く彼女は毎日、各家庭を訪問し、人々の健康を支えています。しかし、各家庭にたどり着くためには一回平均5キロの距離を歩かなければなりません。1日に訪問できる家庭はせいぜい3〜4世帯に限られます。

Nasma さんは自転車を受け取ったことで、少なくとも訪問軒数は2倍に増やせると大喜びしました。この貴重な道具を提供してくれた人たちに感謝し、本当にうれしく光栄に感じています。地域の人々に食料を運ぶ手助けができるようになったこと、朝、孫を学校に送ってから患者さんを訪問できることも大きな喜びです。



World Bicycle ReliefWorld Bicycle Relief

ベネズエラの深刻な経済状況を受けてコロンビアに帰国した難民である、Romero 一家は家族8人で1部屋で寝ています。もう一つある部屋は、彼らの数少ない持ち物と、最近受けとった大切な自転車を置くための場所です。一家にとっての希望は、すべて娘の、Mariangel さんにかかっています。

彼女は賢い子なので教育を受けて修了してもらうことが一家にとって最優先事項です。彼女が将来身を立てることができれば家族を支えてもらうことができます。それが家族が食べていくための唯一の方法、希望なのです。その点で、自転車はまさに天の恵みともいうべきものです。



World Bicycle Relief

当の、Mariangel さんは、自身と家族のために大きな夢を抱いています。いつかアメリカに行って音楽を専攻し、ダンスとギターを学んで人前で歌うことです。幼い兄弟の世話に加えて、やはり学校は遠く、いくらあっても時間が足りません。自転車で何時間もの時間の節約になり、父親の仕事探しにも充てられるようになります。

World Bicycle Relief”は何度か取り上げたことがありますが、グローバルサウスの国々で独自仕様の自転車、“Buffalo bike”を現地の人と生産し、一方で貧困から抜け出そうと努力する人たちに、この20年間で配布した自転車は100万台に到達しました。





相対的に困難な女性向けが7割になります。これにより、女子生徒の欠席率が28%減少し、医療従事者が訪問する世帯数は63%増えました。自転車を使って稼業を広げたり、収入を増やした人は数え切れません。自転車の配布や自転車整備士の育成、教育、医療などの支援活動を行う、国際的な非営利団体なのです。

先進国の人と違って、発展途上国の人たちにとっての自転車1台は非常に大きな意味を持ちます。水を汲みに行ったり、市場に作物を運んだり、鉱山労働に通ったり、遠い医療施設まで家族を連れて行ったり、生活の上で死活的な役割を果たしています。まさに命綱となっている人も少なくありません。

World Bicycle ReliefWorld Bicycle Relief

さらに子どもたちが学校へ通うのを助け、家事にとられる時間を短縮し、それぞれの夢や希望を育む一助にもなっているのです。単なる自転車ではなく、まさに夢への道を開く扉です。素晴らしい活動です。支援された子どもたちの中から将来、看護師や心理学者、歌手、そしてサッカー選手も生まれてくるに違いありません。





◇ 日々の雑感 ◇

いよいよ大一番、ブラジル戦です。中継時間が問題ですが、おそらく多くの人がリアルタイム観戦するのでしょう。

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