.
.
.
.
.
一時は台風が逆行したり豪雨の被害が出るなどした気圧配置も、また夏型となって暑さも戻っています。立秋はとうに過ぎましたが、まだ秋とはいかないようです。さて、そんな折ですが、今回も引き続き最近の自転車関連のニュースの中から、目についたものをいくつかピックアップしておきたいと思います。
自転車の青切符で「知らなかった違反」1位は“あの運転”。5人に1人が誤解、TOP5に「妨害」「逆走」も
2026年4月から導入された自転車の「青切符」制度。三井住友海上火災保険の調査で分かった「青切符の違反行為だと知らなかった行為」TOP5とは。
4月1日から普通自転車にも導入された「青切符」(交通反則通告制度)。損害保険大手「三井住友海上火災保険」は7月3?6日、自動車を週1回以上運転する1029人(20?60歳)に調査を実施した。
その結果、青切符の認知は9割に達した一方、違反行為の誤解など「ルールの理解」には、依然として課題がある現状が見えてきたという。この記事では、「青切符の違反行為だと知らなかった行為」TOP5などについて紹介する。
「これって青切符だったの?」1位は
調査結果によると、「青切符の違反行為だと知らなかった行為」のTOP5は次の通り。
5位:傘をさしながらの運転(8.7%)
4位:危険運転・歩行者の妨害(9.0%)
3位:一時停止の無視(11.1%)
2位:車道の右側通行※逆走(15.5%)
1位:禁止された場所での2台並んでの並走(20.1%)
つまり、5人に1人は「禁止された場所での2台並んでの並走」を青切符の違反行為だと知らなかったということだ。(以下略 ハフポスト 2026年08月14日)
趣味で自転車に乗るような人なら常識に類することでも、あまり知られていない交通法規は少なくないようです。この解説記事によれば、並走や逆走が違反だと知らない人がいます。一時停止も含め、事故に直結しかねない危険な違反が認識されていないのは問題であり、今後は指導警告も含め周知徹底が求められます。
自転車で飲酒運転…「青切符」⇒誤り。調査で9割超が誤解、違反行為の勘違い“TOP7”
自転車の「青切符(交通反則通告制度)」。“違反に対する誤解”で最も多かったのは?TOP7を紹介。
4月1日から、普通自転車にも導入された「青切符」(交通反則通告制度)。損害保険大手「三井住友海上火災保険」は7月3〜6日、自動車を週1回以上運転する20?60代の1029人に調査を実施し、その結果を公表した。
調査からは、青切符の認知度が9割を超えた一方、違反行為の誤解やルールの理解への課題が浮き彫りとなったという。この記事では、「青切符の違反行為に対する誤解」で多かった上位7つについて紹介する。
「青切符」の誤解TOP7は?
青切符(交通反則通告制度)とは、普通自転車で交通違反をした場合の手続を簡略化するための仕組み。対象者は16歳以上で、「スマホを持って画像を注視」「信号無視で他の車両に急ブレーキをかけさせる」といった反則行為に青切符が交付される。
一方、青切符の導入後も交通ルールの理解不足が課題となっている。三井住友海上火災保険の調査では、「青切符の違反行為に対する誤解」について、以下のような結果が出た。
7位:車道の右側を走ってもよい(11.7%)
6位:歩道を通行できる場合は、自転車の速度にルールはない(12.7%)
5位:自転車はどんな場合でも歩道を走ってはいけない(15.2%)
4位:交差点では、自転車は常に歩行者用信号に従えばよい(26.3%)
3位:ヘルメットを着用せずに自転車に乗ると交通違反で反則金の対象となる(35.2%)
2位:歩道では、車道と同じ向き(左側通行)で進まないと逆走違反になる(70.2%)
1位:自転車の飲酒運転は青切符(反則金の納付)の対象である(91.0%)
9割超の人が誤解していたのが、「自転車の飲酒運転は青切符(反則金の納付)の対象である」だった。(以下略 ハフポスト 2026年08月14日)
こちらも似た記事ですが、より誤解しやすいルールが間違えて覚えられているようです。歩道で車道と同じ向きでないと違反というのが7割とは驚きます。意識されているとは思えません。自転車の飲酒運転は赤キップであり、前科になるのを知らない人がこれだけ多いのが、違反の多さにつながっているのでしょうか。
滋賀県警の巡査部長、酒気帯び自転車に同乗し停職処分…大阪府警の職質を受けて発覚「深く反省している」
「アルコール抜けていると思った」“酒酔い運転”で65歳男を逮捕 車内には未開封のチューハイ缶 ふらつき走行をパトカー発見 福岡
「早く帰りたくて乗車」飲酒後に自転車運転し罰金刑 秋田県、職員を懲戒処分
卒業式終えた中3担任、盗んだ自転車で走り出す…「開放感があった」飲酒して蛇行運転 | 大阪
飲酒して自転車2人乗り 男性職員を懲戒処分 第5管区海上保安本部 | 神戸
KBCの40代男性社員 自転車の酒気帯び運転容疑で検挙 プライベートな飲み会に参加した後に自転車で帰宅途中 | 福岡
当初は「自転車に乗っていない」容疑否認も…基準超え0.79mg検出 飲食店経営の男を酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕(愛媛・松山市)
「酒に酔った状態で自転車を運転した」ふらつき走行する男を発見→基準値超のアルコール検出 48歳男を酒酔い運転疑いで現行犯逮捕 | 福岡
相変わらず、自転車の飲酒運転の検挙が相次いでいます。なんと、滋賀県警の巡査部長まで捕まっています。一般人を検挙する立場にある人が違反しているのでは示しがつきませんし、市民も納得がいかないでしょう。厳罰にすべきであり、処分が甘いのではないでしょうか。
暑いから玄関先に「打ち水」、もし自転車やバイクが転倒したら責任は誰に?夏の風物詩に思わぬ法的リスク
厳しい暑さが続く日本の夏。少しでも涼をとろうと、玄関先に水をまく「打ち水」は、古くから親しまれてきた夏の風物詩だ。自宅の敷地だけでなく、家の前の道路まで水をまく光景も珍しくない。
しかし、ここで少し気になることがある。もし、打ち水で濡れた道路を通った人が足を滑らせたり、自転車やバイクが転倒したりしたら、誰が責任を負うのだろうか。
●打ち水そのものが「違法」なわけではない
まず、家の前の道路に打ち水をしたからといって、それだけで直ちに違法になるとは考えにくい。道路交通法は、道路に物を置くなどして交通を妨げる行為を禁止している。また、道路を工事やイベントなど、本来の通行とは異なる目的で使用し、一般交通に著しい影響を及ぼす場合などには、警察署長の道路使用許可が必要になる。
とはいえ、一般家庭が玄関先の道路に少量の水をまくような通常の打ち水まで、一律に禁止する規定があるわけではない。問題になるのは、その「やり方」だ。
たとえば、大量の水をまいて路面に水たまりをつくったり、気温の低い時期に水をまいて凍結させたりするなど、通行する人や車両に危険を生じさせるようなケースでは話が変わってくる。
●バイクが転倒してケガ、治療費を請求されることも
たとえば、自宅前の公道に大量の水をまいたところ、そこを通りかかったバイクがスリップして転倒し、運転していた人が骨折したとする。
この場合、不法行為(民法709条)が成立し、水をまいた人が損害賠償責任を負う可能性がある。ポイントになるのは、「水をまけば、通行人が滑ったり、バイクや自転車が転倒したりする危険を予測できたか」「事故を防ぐために必要な注意をしていたか」といった事情だ。
実際に、冬に自宅前の私道に水をまき、それが凍結して通行人が転倒した事案で、水をまいた側の損害賠償責任を認めた裁判例もある(東京地裁昭和45年10月23日判決)。責任が認められれば、物損だけでなく、治療費や休業損害、慰謝料についても賠償を求められる可能性がある。(以下略 2026年08月15日 弁護士ドットコム)
打ち水で自転車が転倒したらという、あまり普段考えたこともない事例についての法的な解説記事が載っていました。たしかに水がまかれていることがあり、泥除けがついていない自転車に乗っている人は、泥はねが気になることもあるでしょう。判例もあるようで、一応知識として知っていてもいいかも知れません。
自転車の防犯登録に「有効期限」があるって... 7年、10年? 地域で違う登録期間と期限切れ後の手続きを解説! 知らないと盗難時に困る?
都道府県ごとに異なる防犯登録の有効期限と更新の重要性
日々の生活で自転車を利用する際、車体に防犯登録の黄色やオレンジ色のシールが貼られているのを目にすることがあります。このような自転車に貼付されている防犯登録には、一体どのような役割があるのでしょうか。
防犯登録は、自転車を新しく購入した際、法律によって加入が義務付けられている制度です。この登録により、所有者の氏名や住所は警察のデータベースで管理されます。
この大切なデータ情報は、自転車が盗難の被害に遭った際の早期発見や、放置自転車の持ち主を速やかに特定するために不可欠なシステムとして運用されています。(以下略 2026.08.18 VAGUE)
こちらも、普段あまり意識していないことに関する解説記事です。自転車の防犯登録は都道府県ごとに違いますが、有効期限があるのだそうです。いちいち更新している人は多くないと思いますが、いざ盗難などに遭った場合に被害回復の可能性を残したい人は知っておくべきでしょう。
自転車競技 ロード 留目夕陽・小林あか里など 日本代表選手一覧【アジア大会 愛知・名古屋 2026】
自転車競技・マウンテンバイク 日本代表選手の一覧【アジア大会 愛知・名古屋 2026】
自転車競技・トラックレース 松田祥位・佐藤水菜など 日本代表選手一覧【アジア大会 愛知・名古屋 2026】
「自転車の格闘技」で世界目指す京都の中学生 夢は「五輪出場」と「地元に競技場を」
秋にアジア大会が名古屋で開かれます。あまりメジャーとは言えず、メディアでの取り上げ方も小さいですが、自転車競技も行われます。京都の中学生は五輪を目指しています。スケボーやスノボーなどと同じように、若い世代が活躍して注目を浴びるようなことになれば、自転車競技ももう少しメジャーになると思います。
悪いのは自転車乗りでもドライバーでもない…「自転車には怖い、大型車には狭すぎる」車道にした48年前の大誤算
自転車の交通違反に対する「青切符制度」が4月から導入された。物流ジャーナリストの坂田良平さんは「車道を走行する自転車が増え、トラックなどの大型車両はなかなか追い抜けないという状況が生まれている。
しかし元をたどれば、自転車利用者も、すべてのドライバーも、政府の場当たり的な交通政策の被害者だ」という――。
みんな困惑している青切符制度
2026年4月1日の道交法改正により、自転車にも「交通反則通告制度(青切符)」が導入された。この制度改正は各所に大きなハレーションを起こしている。特に注目されているのは、自転車の車道走行である。
これまで自転車で歩道を走行していた人たちからは「怖い」という声が、幼児を乗せた電動アシスト付き自転車を利用している人たちからは「子どもがいるのに、車道を走らされるの?」という戸惑いの声が上がる。
ただし、困惑しているのは自転車乗り側だけではない。たとえば、トラックドライバー。ある調査では、ドライバーの6割が車道を走行する自転車が増加することを懸念しているという。(以下略 2026/08/17 PRESIDENT Online)
自転車に歩道走行をさせたという政府の交通政策の大失敗が、今日の青キップ制度導入につながっていることを指摘した記事です。クルマのドライバーにも波紋を広げているのはその通りでしょう。しかし、政府が歩道走行にしたことが問題の根源とする中で、自転車を再び歩道走行にするわけにはいきません。
いかにこの無法状態を是正し、秩序を形成していくかということになります。法令遵守も必要ですが、自転車が車道走行をしても、クルマやトラックと安全に共存できる状態にならなければ、問題は解決しません。そのためには結局、半世紀前に行うべきだった自転車の走行空間の整備をするしかないということになるでしょう。
フジイチ国指定ルートに 富士山麓自転車コース 自然、グルメ満喫誘客期待
海風に触れる自転車旅はいかが 石川の海岸線巡るルート、国指定に
秋の野沢温泉を遊び尽くす 自転車祭参加でスキーシーズンパスも
自転車で糸魚川・上越・妙高を楽しもう!「くびきサイクリングデジタルスタンプラリー」15日から
各地でサイクリングコースの整備が話題になっています。ナショナルサイクルルートへの指定が引き金となっているようです。また、どちらかと言えば、冬の観光地として有名な野沢温泉や上越・妙高などでも、夏の自転車をターゲットととした観光振興も広がっているようで、歓迎すべき傾向です。
◇ 日々の雑感 ◇
今年も水難事故が後を絶ちません。熱中症もそうですが楽しい夏が一瞬で暗転します。気をつけたいものです。
Posted by cycleroad at 13:00│
Comments(2)