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昨日の秋分の日までで5連休だった人は多いと思いますが、もう2日休みをとって9連休という方もあるかも知れません。さて、そんな時期ですが、今回も自転車関連のニュースの中から、いくつか気になったものを取り上げてみたいとみたいと思います。
「川に人が倒れている」74歳男性が水深20センチほどの川で見つかるも死亡確認 近くは自転車が 長野・箕輪町
2m上の道路から川底に転落か、うつぶせで発見された男性が死亡…近くに自転車
「男子高校生が自転車ごと用水路に落ちている」都城市で16歳高校生が死亡
それぞれ、長野、愛媛、宮城と別の事故ですが、なぜか最近、用水路や川へ自転車ごと転落して亡くなるという事故をよく聞く気がします。それぞれ状況も違うと思いますが、単なる自損事故ではない可能性は否めません。例えばクルマに幅寄せされて接触したり、非接触でも避けるために転落するといった可能性です。
高齢の方も高校生も、おそらく近所のよく知る場所での事故と思われるので、そうそう自損事故が起きるとも思えません。憶測で言っても仕方ないのですが、中にはクルマとの事故、道路の不備など構造的要因などが隠れている可能性もあります。死亡事故ですので、そのあたりの検証もしてほしいと思います。
自転車の10代男性の前にクマか 草むらから突然現れる 福島・いわき
いわき市でクマとみられる動物の目撃情報があり、警察が警戒を呼びかけています。クマとみられる動物が目撃されたのは、いわき市小名浜岡小名字山ノ神地内の主要地方道小名浜小野線の歩道です。
18日午後4時2分ごろ、自転車で西に向かって走行していた10代の男性が、草むらから出てきた体長約1メートルのクマとみられる動物1頭を目撃したということです。動物は、その後すぐに草むらへ戻ったということです。
人的・物的被害は確認されていません。
いわき東警察署は、いわき市と情報を共有するとともに、パトカーによる現場周辺の警戒や広報活動を行っています。(2026年9月19日 福島中央テレビ)
また各地でクマの目撃が報じられています。昨年から市街地や住宅地などでも出没しており、自転車に乗っていても、いつどこで遭遇するかわかりません。以前のように郊外や山の中に行かなくても遭遇の可能性はあるわけで、その可能性を念頭に置いておく必要がありそうです。
中高生の自転車通学事故が増加---高校生は3.5%増の7081件
自転車の安全利用促進委員会は、2026年9月21日から始まる「秋の全国交通安全運動」に合わせ、2025年に発生した中学生・高校生の通学時の自転車事故について調査・分析した。
全国の事故件数は中学生が1688件、高校生が7081件となり、いずれも前年から増加した。(中略)
◆全体減少の中、中高生の通学事故は増加
2025年の中学生の通学時自転車事故は1688件で、2024年の1654件から34件、2.1%増えた。高校生は6843件から7081件へ238件、3.5%増加した。
いっぽう、2025年の全国の自転車事故は6万7470件で、前年の6万7531件から61件、0.1%減少した。1975年以降の51年間では最少となった。全体の自転車事故が減少するいっぽう、中高生の通学時事故は増えており、同委員会は通学時の事故に焦点を当てた対策が必要としている。(以下略 2026年9月12日 レスポンス)
中高生の通学時の自転車事故が増加しており、自転車のルール違反が指摘されています。しかし、全国一律に増えているわけではなく、かなり地域差が大きいようです。通学路等の構造的な問題があるなど、地域の個別の原因がある可能性も考えられます。単に法令順守の問題だけと決めつけずに分析が必要ではないでしょうか。
「座り心地が気になって」自転車からサドルだけ盗んだ61歳会社員を逮捕、自宅から34個押収…自身もスポーツ自転車を所有・付け替え乗車していたか
スポーツタイプの自転車のサドルを盗んだとして、奈良県郡山署は18日、奈良県大和郡山市稗田町の会社員の男(61)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。
男は「サドルの座り心地が気になって盗みました」と認めている。また、同署は男の自宅から、容疑の被害品を含むサドル34個を押収しており、「すべて盗んだもの」と供述しているという。
発表によると男は13日午後5時40分頃、同市内の大型商業施設の駐輪場で、県内在住の10歳代の少年が所有する自転車のサドル1個(時価1万円相当)を盗んだ疑い。男はスポーツタイプの自転車を所有しており、盗んだサドルを付け替えて乗車していたという。
大型商業施設では3年ほど前から自転車のサドルだけが盗まれる事案が10件ほど発生しており、同署は関連があるとみて捜査している。(2026/09/19 読売新聞)
サドルだけ盗む窃盗犯が逮捕されました。たしかにサドルのフィッティングに悩む人はいますが、座り心地が気になるのが窃盗の動機になるのでしょうか。自身もスポーツバイクに乗っていたようなので、サイクリストの窃盗への懸念は理解できると思うのですが、あきれた動機・犯行であり、サイクリストの敵と言わざるを得ません。
「恐怖でしかない」。車道走行のルールを遵守する自転車に感じるトラックドライバーの本音
この記事をまとめると
■車道を走る自転車が大型トラックの追い越しを難しくしている
■信号待ちでトラックの前に出る自転車は発進時に見えにくい
■ルール遵守に加えて大型車との距離を意識することが重要
ルールを守っているのになぜ危険?
自転車に対する罰則の強化が行われて久しいが、まだまだ街には無法者の自転車が走りまわっている。車道での逆走はいうに及ばず、ながらスマホや傘さし運転など、本当に規制が強化されたのか疑わしく感じるほどだ。
もちろん、真面目にルールを遵守して走行している自転車も増えた。そのなかのひとつが、歩道ではなく車道を走る自転車である。道路の路側帯にナビレーンと呼ばれる自転車にむけた青色の矢印を記したことが、車道を走りやすくしている要因なのだろう。しかし、これがまた厄介なのだ。もちろん車道を走るのが正解であるのだが、大型トラックのドライバーにとっては危険で迷惑な存在でしかないのである。
「乗用車ですと、ナビレーンを自転車が走行していても車線をまたがずに追い越せることが多いじゃないですか。そのような整備された道路であっても、大型トラックではそうはいかない。自転車との間隔を保ちながら追い越そうとすれば、どうしても車線をはみ出てしまう。それがはみ出し禁止ゾーンであれば、それだけで違反になってしまいますからね。
だからといって、自転車の後ろをずっとついて走るわけにもいかないじゃないですか。後続車にも迷惑がかかるし、そもそも自転車にはブレーキランプもウインカーもついていないから、いつ止まるか、いつ曲がるかわからない。それで後ろについて走るなんて、危険でしかないですからね。そもそも、そんなゆっくり走っても間に合うような仕事なんて、ほとんどないですから(大型ドライバーAさん)」。
なるほど、ごもっともな話である。車線変更をするだけでも苦労する大型トラックにおいては、車道を走行する自転車が危険だし、迷惑な存在だというのだ。だからといって自転車側からすれば、そんな意見は暴論に過ぎない。決められたルールに則って走行しているだけなのに、危険だとか迷惑だとかいわれる筋合いはないからだ。しかし、双方がそのような問題点を抱えながら道路を走行しているのは、揺るぎない事実なのである。
「車道を走行している自転車に不満はないのですが、苦労して追い越しても、信号待ちなどでまた前に出られてしまうんです。それって、どうにかなりませんかね。左側追い越しではなく追い抜きですから、厳密には違反ではないと思うのですが。でもそれをされてしまうと、発進の際に危険なのですよ。
大型トラックのそばに止まっている自転車は、まず目視では確認できないですから。それに前に出られると、またタイミングを計って車線をはみ出し、追い越しをしなくてはならない。それって、結構億劫なんですよね。配慮してくれとまではいいにくいですが、どうせ追い抜かれるのになぜ前に出ようとするのかなとは思います。これは、原付バイクに対しても同じですね。あと、法定速度が時速60kmに設定されている道路では、自転車の車道走行は普通に危険だと思います(大型トラックドライバーBさん)」。
大型トラックのドライバーは、いわゆるプロドライバーである。そんなプロでさえも危険だと感じる、自転車の車道走行。たとえ自転車側に非がないとしても、いざ事故になると命を落とすことにもなりかねないのは自転車側であることは明白だ。ルールを守ることだけに執着するのではなく、それに加えて自分の命を守るために大型トラックの前には出ないなどの意識をもちながら、安全運転を心がけていただきたい。(2026.09.18 carview!)
最近話題になることの多い、自転車の追い越しについての記事が載っていました。メディア的にもドライバー目線の記事であり、そこには道路はクルマ優先が当たり前という固定観念があるのは間違いないでしょう。基本的にはクルマ優先ではなく、人間の命を優先する道路整備をしてほしいと思います。
しかし、現状でその整備が進んでいない以上、事故の原因となったり渋滞を引き起こしたり、ドライバーの神経を逆撫でするのも確かです。トラックドライバーの憂鬱も理解できないわけではありません。個人的に思うのは、トラックなどに抜かれて、次に信号で停止した場合、あえて左側から抜き返さなくてもいいように思います。
信号待ちの先頭に出たほうが安全という考え方もあり、クルマの停止線より前に自転車用の停止線がある国もあります。ただ、それだと気を使いながら何度も追い越さなくてはならないドライバーはイライラを募らせかねません。無用のトラブルを防ぐためにも、抜き返さなくてもいいのではないでしょうか。
シェア自転車、熊本地震の夜にどう動いた バス運休、代わりの足に?
熊本地震の発生後、熊本市でもバスなどが運休し、多くの市民が移動手段を失った。その時の行動を、シェアサイクルのデータから垣間見ることができる。
7月28日午後4時27分ごろ、熊本市は震度6強から5強の揺れに襲われた。その直後から、市内を走る路線バスや市電は止まり、道路は乗用車で渋滞、タクシーもつかまえにくくなった。
熊本市と菊陽町、大津町の一部でシェアサイクルを展開するチャリチャリ(本社・福岡市)は、エリア内に約700カ所のポート(自転車置き場)があり、約1700台の自転車(うち1100台は電動アシスト付き)を置いている。自転車にはGPS端末などを搭載しており、時刻や位置などの情報を記録している。
地震が起きた直後の7月28日17時台の利用は約950回と、ふだんの2倍近くに達した。18時台も約850回、19時台も約750回。社長の家本賢太郎さんは「街の中心部から自転車がなくなってしまった。もっと自転車があれば、さらに使われたのではないか」と話す。(以下略 2026年9月18日 朝日新聞)
今般の熊本地震でも、市街地では多くの帰宅困難者が出たようです。そのため、シェアサイクルが帰宅の足として使われたというデータが出ています。道路に大きな段差ができた場所もあったようですが、自転車ならば抱えて渡るなどすれば通行できます。地震時の自転車の有用性が改めて注目されたと言えそうです。
心を込め自転車修理 蒲郡市の92歳・小田さん、大病乗り越え「体が動くうちは現役で」
蒲郡市元町の小田和司(まさし)さんは、92歳の今も蒲郡駅前の「小田自転車商会」の店頭に立ち、自転車の修理に快く応じている。
脳梗塞やくも膜下出血など3度の大病を患ったが、奇跡的に回復。卒寿を過ぎ、さすがに足は少し不自由になったが、熟練の技術と器用な手先は健在で、「体が動くうちは現役で」と語る。21日は敬老の日。
同市五井町出身。蒲郡駅前で手広く自転車店を営んでいた「トマツ自転車店」の店主が父親と知り合いだった縁から、高校卒業後に修業することに。当時の自転車は貴重品だったが、経済発展に伴い需要が高まると予測してのことだった。(以下略 2026年9月19日 中日新聞)
敬老の日ということもあって、92歳の自転車屋さんが取り上げられていました。日本人の大多数は自分でパンク修理も出来ないので、こうした自転車屋さんが市民の自転車利用を支えているのも確かでしょう。ただ、町の自転車屋さんは減少の一途であり、格安ママチャリを使い捨てにするスタイルに拍車をかけているのが残念です。
自転車でソファ運搬は条例違反 台北市警「パトロールや取り締まり強化する」/台湾
(台北中央社)台北市内の道路で先月、自転車にソファを載せて運搬する男性が目撃された。台北市政府警察局大安分局は15日、道路交通管理処罰条例に違反する行為だとして、今後はパトロールや取り締まりを強化する方針を示した。
交流サイト上に投稿された画像には、男性が自転車にソファを載せて運搬している姿が写っており、ネット上で話題になった。
道路交通管理処罰条例第76条では、積載する貨物は規定の重量や車幅、車長を超過してはならないと定めており、違反者には300〜600台湾元(約1500〜3000円)の過料が科せられるとしている。
ただ、大安分局は今回の事案について、通報の記録がない他、こうした違反行為も市民による通報・告発の対象になっていないため、現段階で直接摘発できないと説明。通行が目撃された地点でパトロールと取り締まりを強化し、通行の安全を守るとした。
また道路の利用者には交通ルールを順守し、物品を積載する場合は、長さ、幅、重量が規定を超えないようにして、事故を防ぐよう呼びかけた。(2026/09/15 フォーカス台湾)
台湾での出来事が載っていました。中国やインドなどでは、ソファ一台どころか、もっと大きな荷物を運ぶ自転車を見ることもあります。台湾では珍しいので話題になったようです。道路での秩序や法規がありますので擁護するわけではありませんが、意外にもソファくらいなら簡単に運べることを示した形です。
◇ 日々の雑感 ◇
注目の米中首脳会談が行われています。米中間には根深い対立が残っており大きな進展は期待薄のようです。
Posted by cycleroad at 13:00│
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